プロレス統計

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チャンピオンカーニバル2019優勝予想Twitter調査

4月の4日から29日にかけて日本全国で開催されているチャンピオンカーニバル、風の噂ではド迫力の一戦が繰り広がられているそうで。
まぁ私は時間と予算の関係で全日本プロレスTVをおっかけられてはいないんですが、TLで楽しんでいる人を見るとうらやましい限りです。

で、そうして指をくわえて見ていたわけですが、今回のチャンピオンカーニバルはローソンチケットとのコラボで優勝予想を行っているようで、しかもそれがTwitterへの投稿の形なので「これは集計できる!」となったので今回はそのチャンピオンカーニバル優勝者予想の初動調査とその結果についてご報告です。

「集計したもの」は集計手法についての話なので集計結果が見たい方は下記目次の「集計結果」をクリックしてください。

 

集計したもの

今回のチャンピオンカーニバルの優勝者予想ツイートの例を上に表示していますが、たしか似たような投票を去年のチャンカーか王道トーナメントでやっていたような気がしますね?
投票の形式はツイートのリンク先にある特設サイトにて4つずつに分けられたエントリー選手を選択、そうするとローソンチケットのTwitterアカウントのツイートに飛び、そこで4つの選択肢から選択することでツイートができるという形、ちょっと周りくどい感じはしますけどTwitter公式のアンケート機能を応用してるんですかね。

いずれにしろ投稿されるツイートは上記の形になっています。
ツイートを見てわかるように「#チャンピオンカーニバル優勝予想キャンペーン」という特徴的ハッシュタグが付いているので、普段使っているツイート集計プログラムでこのハッシュタグを検索、集計しました。
集計プログラムは以前公開したものにすこし改良を加え、ツイートに含まれるハッシュタグ情報も集計できるようにしています。

取得したツイートはそれぞれ辞書オブジェクトとして取得されるわけですがその辞書のうちentities情報内のhashtagsを参照するとそのツイートに含まれるハッシュタグがリスト形式で取得できます。
上記ツイートでいえば「チャンピオンカーニバル優勝予想キャンペーン」「優勝は」「ジェイク・リー」「ajpw」「2019cc」の5つが取得されます。

この集計結果を改めて優勝予想として集計するにあたってはこのハッシュタグ情報のうち選手名を除く4つのタグ(それと何らかのイレギュラーで入ったと思われるハッシュタグ)を人力で取り除き、数えなおす必要があります。
そんなに大した改造でもない上に、おそらくG1などでの勝敗予想にも応用できるので皆さんもレッツチャレンジ。

集計結果

というわけで集計したのは投票が開始された4月4日からキャンペーン終了の4月14日までの11日間。
もしかするとすぐに結果が公開されるんじゃ…という気もしますが結果は以下の通り。

総投票数:231票
Aブロック:128票
Bブロック:103票

rank name point
1 宮原健斗 53
2 石川修司 23
3 ゼウス 20
4 岡林裕二 10
5 青柳優馬 10
6 青木篤志 4
7 崔領ニ 3
8 ギアニー・ヴァレッタ 3
9 ディラン・ジェイムス 2

 

rank name point
1 吉田隆司 22
2 諏訪魔 17
3 ジョー・ドーリング 16
4 ジェイク・リー 14
5 ジョエル・レッドマン 10
6 野村直矢 9
7 ヨシタツ 8
8 橋本大地 5
9 サム・アドニス 2

というわけで全体の票数でみても現三冠ヘビー級王者の宮原が53票でダントツの一位。
こういったリーグ戦でいうと、その後の王座への挑戦なんかも考えると王座への得票が少な目になりがち(参考:『G1 CLIMAX 28』Twitter予想の初動について集計しました)なのを考えると、プロレス界で最も最高な男こと宮原健斗の支持率の高さが窺い知れますね。
で、そういう意味でいうとAブロックは宮原がダントツの一位なんですが、それに対するBブロックの1位は22票で初出場となるDragonGateの吉田隆司が1位という結果に。

この結果は個人的には驚きだったんですけど、よく考えればチャンピオンカーニバルは2016年が2012年以来の参戦となった大日本の関本、2017年が当時フリーで初参戦だった石川、そして2018年はこれまた初出場となったノアの丸藤が優勝と「外敵選手の優勝」が3年続き、しかもそれが「初出場の選手」なのが2年連続となっており、吉田選手はまさにそれに当てはまる選手というわけです。

というわけで、もうすでにチャンピオンカーニバルも後半戦突入してるとは思いますがプロレス統計の調査によると決勝カードは宮原健斗vs吉田隆司となりましたのをご報告させていただきます。

 

所感雑感

というわけで久しぶりの集計ネタでした。
冒頭にハッシュタグの集計手法について改めて説明してますけど、実は少し前にハッシュタグも集計するように改造してあったのであとは解析するだけのお気軽解析でしたわ。
とはいえこういう集計は普段は見えないファンの意思、民意が見えたりして面白いところです、他の団体ももっとこういうのやってほしい。

きょうはこれまで、それでは