プロレス統計

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3.20 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 9日目 ツイート解析

準々決勝の始まりからシステムトラブルに見舞われた静岡大会その1、実際画質も何も問題なさそうで安心しましたがさっそく見ていきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njcupに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は19:00に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njcupにおけるツイート総数は2,141ツイート、RT総数は1,682RT、呟いたユーザー598人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,264ツイート、2,499RT、476人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

パラダイスロック、ワカラナイ

時刻:20:12
ツイート数:16tweet

初の本格参戦となった今シリーズですっかり人気者になったコルト・カバナ、その人気にあやかったかどうかはさておき、かつて参戦したこともあるDDTがカバナの過去の試合を連日YouTubeでアップするなんて言う副作用も起きております。
印象としては陽気な、おちゃめなキャラクターですけど、そういったコミカルな動きからシームレスにしっかりとしたテクニックを見せてくるところが、新日本にこれまでいなかったオリジナルを感じる選手でもあります。
ここでもSANADAにパラダイスロックをかけられかけて「なめるな!」とばかりに憤ったかと思うと即座に掟破りのパラダイスロック!
・・・ワカラナイのも仕方ないね。

解説矢野

時刻:20:25
ツイート数:13tweet

今大会のNJC公式戦は奇しくもCHAOS同士の対決、というか現在勝ち残っているCHAOS全員の試合なんですよね。
そういうこともあってか試合を終えた矢野がリングサイドに。
しかし藪蛇で矢野が過去にパンクラスに上がってた、なんていう情報が出てくるあたり、清野アナは博識だ。

ジ・アンダードッグ、吉橋

時刻:20:41
ツイート数:18tweet

プロレスには、明確に数値化こそされていないものの、歴然とした”格”っていうものがあるといわれます。
その定義は個々人であるとは思うんですが、個人的にはその二人が向かい合った時に「こっちが勝ちそう/負けそうだな」という”印象”が”格”だと思います。
もちろんその”格”が判別しづらい場面もありますけど、ことこの石井対吉橋においては、多数が石井を”格上”、吉橋を”格下”に感じると思います。
しかし、こうした”格付け”がはっきりした試合でも、というよりこういう試合だからこそ、格下(アンダードッグ)の奮戦に期待するのがプロレスファンの一つの性でもあります。
そういう意味で吉橋にとっては追い風の開戦。

名勝負製造機

時刻:21:04
ツイート数:51tweet

今日は珍しくLive中継で見ていたんですけど、吉橋ファンも大盛り上がりの大満足といった感じでしたね。
前回の対戦では見られなかった、そしておそらくは多くのファンが”アンダードッグ”である吉橋に求めていた、我武者羅さ・必死さが試合の初めから最後まで見えたのがよかった。
とはいえ、試合後にミラノ先生も言っていたように「こういう試合を続けていけば・・・」というところではあるんですよね。
言ってみればこの我武者羅さが今回のみであればそれは「さすが石井!吉橋をうまく引き出した!」で終わって吉橋はいつまでたっても”格下”のままなわけで。
勿論、毎試合毎試合アンダードッグな試合を続けろ!ということでなく、形は違えど何かを感じさせる試合、技、一瞬を毎回心がけていってほしい、という意味だと思います。
正直言えばそれができないからこそのいまだ戴冠歴なしだとは思うんですけど。
「”この日は”よかった」ではなく、「”今日も”よかった」を見せてほしいですね。
とりあえずこの日は吉橋を叩き潰し、引き出し、そのうえで圧し潰した石井ちゃん、さすがの名勝負製造機っぷりでした。

オカダvsオスプレイ

時刻:21:30
ツイート数:56tweet

まさかド平日の静岡でこんなカードが組まれることになるとは・・・と思った人は何人かいるでしょう。
かつてはイギリス・RPWのリング上で国際的なチャレンジマッチとして、2度目は新日本の旗揚げ記念日のメインイベントでIWGP王者対決として、そして3度目は同じヘビー級としてNJCの公式戦で、という3度目の対決。
いずれの試合でも敗退しているオスプレイにとっての戦法は並み居るヘビー級を打ち取ってきた、オカダは未体験のニューフィニッシャー、ストームブレイカーを決めるか、だったでしょう。
勿論ノーダメージの状態では容易に着地、もしくわ切り替えされるのもわかっているだけにオスプレイの攻めも多様で各種キックがズバリと決まり、雪崩式のファンタスティックフリップもオカダの動きを止めるのに十分なもの。
一つの誤算といえば、これまで試合の流れを変えてきたヒドゥンブレイドが回避されたこと、会場モニターを見てたんではっていう話もありましたけどほんまかいな。
その計算違いが最後のストームブレイカーの着地、からのいつも以上に回転する(ちょっと四虎さんのっぽい)ツームストンからのレインメーカーがついに決まる。
オスプレイとしては賭けるものも大きかったのか試合後には顔を覆うシーンもありましたけど、その実力は以前はヘビー級転向を反対していたオカダも「ようこそ」といったようなコメントを残すほどのものと実感できたようで。
これは決して終わりではなくToBeContinuedのはずで、その時こそは、と期待せざるを得ません。

 

所感雑感

というわけで静岡大会でした。
いやぁ会場がえらいフラットだったり通信会社の不都合で・・・なんてのが中継直前にあったりでハラハラしましたけど何事もなく全試合中継されてよかったですね。
何はともあれ今日の結果で準決勝がオカダ対石井という、CHAOSのトップ対決といっても過言ではないカードになったのは、それこそCHAOSの代表者決定戦の名に違わないものになった感じですね。
この試合が見られるんだから長岡民は幸せもんだ…いやオカダオスプレイがみれた静岡民も十分幸せもんですけども。

きょうはこれまで、それでは