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3.9 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 2日目 ツイート解析

さて二日目はカタカナしかいねぇ!なブロックですがさっそく見ていきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njcupに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:00に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njcupにおけるツイート総数は3,604ツイート、RT総数は3,763RT、呟いたユーザー946人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは2,236ツイート、5,917RT、791人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

ヘナーレG1への道

時刻:19:30
ツイート数:23tweet

上のタイトルはヘナーレ入場時にあったつぶやきの一つですが、今年のNJCは参戦選手が倍増したことで、これまではあまり参戦機会のなかった若手選手も何人か出場することになりました。
そういった抜擢枠の中でいうとヘナーレは一番の長キャリアの部類に入っていて、昨今でも勝ち星こそ恵まれないながらも石井などヘビー級との対戦で気合を見せています。
そういう意味でいうとヘナーレにとってはたとえ16人トーナメントでも出場してやる!という意気込みでやってきたと思うんですが、そういう意味で今回のNJCは一度の大抜擢、ではなく着実なステップとしてG1へつなげたいんじゃないかなぁ、と思いました。
奇しくもNJC優勝のその先に待つジェイはほぼ同時期に新日本にやってきた同期ともいえる相手、焦らないわけはないでしょうし。

高い高すぎます(物理)

時刻:19:43
ツイート数:28tweet

とはいえその対戦相手は今回のNJCでも一二を争う巨漢のランス、確かに最近は参戦も減ってはいましたし怪我もあったし年齢も結構、しかしただで若手に負けるようなキャリアは積んでいないわけで。
ヘナーレもランスの隙を見つけてのラリアットやサモアンドロップなどと見せ場を作るもののペースを握れず、逆にランスは自分の高さを生かすようなスラムでダメージを重ね、最後は久しぶりの炸裂となったブラックアウトでの勝利。
ヘナーレにとってはまさに玉砕したという感じ、ランスにとっては健在ぶりをみせつけたような感じですかね。
逆にいえばヘナーレはがむしゃらさをよく見せた、ランスはそれを引き出し受け止めた上で叩き潰した、そんな試合だったですかね。

”マックス”マイキー・ニコルス再上陸

時刻:20:00
ツイート数:31tweet

厳密には先日の後楽園が新日本再上陸だったわけですけど本格始動は今日からのマイキー、なにやらコスチュームはマッドマックスのマックスモチーフとの噂が、あれもオーストラリアの映画だからねえ。
相手のヒクレオも再始動のシリーズですけど、その体躯に苦戦しつつも振り切るラリアット各種と前からフィニッシャーにしていたブルーサンダー、もといマイキーボムで勝利。
持ち味が出たかはさておきですがなんとかNEXTへつなげたって感じですかね。

ジャイアントキリング

時刻:20:13
ツイート数:66tweet

おそらく今大会で一番体格面でのミスマッチが大きい組み合わせがこの試合、いやもうファレはオスプレイ何人分だよっていう体積してますわ。
こういう試合となればファレはじっくりと体重を生かした一点攻め、オスプレイは奇襲が失敗すればあとは可能な限り耐えて相手の隙を待つのみ。
その隙もレフリーを使ったりセコンドの邪道を使ったりとあの手この手も使ってくるあたりなかなか見つからなかったわけですが、逆に邪道の竹刀を奪うやブラインドを利用しての滅多打ち、実際新日本でこういう展開ってあんまり受けなかったりすることも多いんですけどそこまでの苦しみがあったおかげか大盛り上がり。
一時はバッドラックフォールの体制に入られたものの、フランケンシュタイナーでの丸め込みで3カウント!
ファレの体系的にこういった丸め込みも巧く決まらなかったりし、今回も実際カメラ側は完全にファレの方が浮いていたんですけど、レフリーの海野は反対側、さらにファレがオスプレイと激突させた”おかげ”で満足に位置を変えることもできずそのまま3カウントを取った形。
そういった”偶然”までもが味方したオスプレイのジャイアントキリング、いやぁ見事。

ここにも一つ、名勝負数え歌

時刻:20:43
ツイート数:75tweet

オカダとエルガンはこれまでG1などで幾度も対決、というかエルガンの初来日となったG1で初戦の相手になったのがオカダさんだったりする、そんな間柄。
つまりは勝手知ったる仲ではあるんですけど如何せんエルガンがオカダさんに勝てない、だからこそ今日こそは、という意気込みもあってか普段見せてなかったような技、しかも新技ではなく奥の手、解禁技を切り出してきていましたね。
しかしさすがに手術明けでニーブレスも取れていない状況もあってか、一時期のような機動力の高さがなくなっている感はあって、それもあってか汗も多いように見えました。
そういったロープワークを多用する展開に不利を感じたのか後半からはパワーボムやらスープレックスのその場の投げ技に切り替えましたけど、あれだけヘロヘロになっても軽々投げるんだからやっぱ恐ろしいわエルガン。
かと思いきやコーナーに上ったエルガンを利用してのエルガンボム!止めとばかりにレインメーカーの体勢に入ればエルガンの掟破りの逆レインメーカー!まさかここで掟破りの攻防が出てくるとは。
しかもその後もレインメーカーをパワーボムで切り返したかと思ったらクリップラークロスフェイス!
まさに勝手知ったるからこその攻防、得意技を知り尽くしていたからこその切り替え試合に掟破り、まさに名勝負数え歌のソレがそこにありましたね。
最終的にはスクリューツームストンからのレインメーカーでオカダの勝利とはなりましたが、試合後の様子を見ても、そして試合後に差し出した握手を見てもギリギリの勝負で、そこには確かにリスペクトがあった、と思います。

 

所感雑感

というわけでNJC二日目、愛知大会でした。
実際毎度大会を見るのは全大会と集計が終わったど深夜なんで、今日は特に眠気と戦いながら見ることになったんですが、さすがにセミとメインで眠気が飛びましたわ、いや強烈で。
とはいえシリーズはまだまだ序盤、明日明後日で1回戦は一そろい終了するわけですけど、今から楽しみです。

きょうはこれまで、それでは