プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

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9.1 ALL IN ツイート解析

さて今回はアメリカのイリノイ州で行われた、ヤングバックスそしてCodyら主催の興行、ALL INについて解析です。

ちなみに自分はFITEでPPVを購入して見たんですけど新日本プロレスワールドでのアーカイブ配信が決定したのが購入した直後という・・・いやまぁ後悔してるわけじゃないんですけど、久しぶりのリアルタイム観戦だったし

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#ALLINに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸がアメリカの東部標準時、ESTになっています、開催されたイリノイ州は中部標準時なんですけどそこはシステムの都合ということで。
大会は18:00に開始され、試合自体は22:00ちょうどにPPVは終了しました、なんかかなり時間ギリギリでメイン後のマイクは収まってませんでしたね。

今シリーズの専用ハッシュタグ#ALLINにおけるツイート総数は76,947ツイート、RT総数は80,853RT、呟いたユーザー20,029人となりました。

同じくアメリカで開催された大会ということで新日本のアメリカでの大会での数値を紹介すると
3.26 STRONG STYLE EVOLVEDではは18,415ツイート/21,153RT/3,338人、
7.7 G1 スペシャルでは19,798ツイート/21,015RT/3,549人とこれらの数値よりかなり大きな数字になっていますね。
ということで最近あったWWEのPPVの数値を引っ張ってくると
8.19 SummerSlamが230,973ツイート/257,234RT/44,838人、
7.15 ExtremeRulesが113,645ツイート/107,766RT/23,143人という数字になっています。
こうしてみるとWWEの通常のPPVに近い規模の視聴者・盛り上がりを見せたって感じですかね、これについてはまた後々比較したい。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については各種サイトやWikipediaの試合結果を参照してください。

 

Ladies are ALL IN

時刻:18:55
ツイート数:382tweet

最初のピークは第3試合に行われた女子レスラー4名による4WAYマッチ。
参加したのはテッサ・ブランチャードマディソン・レイン、ブリット・ベイカー、チェルシー・グリーンの4名。
ちょっと不勉強でこれまで聞いたことがない人ばっかりだったんですがテッサは日本の助詞プロレス団体STARDOMにも参戦経験がある選手、マディソンは今TNA所属でかつてW-1に参戦したこともあるとか、ブリットについては現NXT北米王座で新日本にも参戦したことのあるアダム・コールの彼女だとか、チェルシー産についてはちょっとわからなかったです。
いずれにしても(当たり前のことながら)非WWE系、2人は日本への参戦経験もあるってことで普段見るWWEの女子選手の試合ともまた違う印象がありましたねぇ。

Rest In Penis

時刻:20:12
ツイート数:508tweet

で、次のピークについては・・・ここでの出来事を理解するのにどれだけ説明が必要なのか・・・
簡単にまとめると第5試合に出場したハングマン・ペイジはBeing the ELITE内でジョーイ・ライアンを殺害した、と思っていたら実は生きており、ハングマンの試合後に突如子宝祈願のお守りのような見た目のブツの扮装をした仲間を連れて現れ、得意のチ〇コ殺法でハングマンを蹴散らすのだった。
もうそのノリと勢いに笑うしかない光景でしたね、そしてイチモツコスプレの男たちに連れ去られるハングマンを見てRest In Penisってさらっとツイートできるファンの頭よ。

ROH王座戦

時刻:20:34
ツイート数:669tweet

 続いてのピークは真面目に・・・と100%言えるわけではないですけど日本にも来日経験のあるジェイ・リーサルの持つROH世界王座に、この日のダークマッチで勝利し挑戦権を獲得したフリップ・ゴードンが挑む一戦。
思えばフリップはこのALL INの企画が公になった時から「俺をALL INに出してくれ!」とアピールしまくっていたもののついに当日まで認められることなく、謎のマスクマンとしてダークマッチに出場してチャンスをつかみ取るとかいう凄い長い物語があったんですねぇ。
そういう物語もあってか、そしてなぜかランディ・サベージが憑依した感じのジェイ・リーサルのはっちゃけっぷりもあって凄く白熱しましたね、最後は観客もリーサルもそのサベージのこと忘れちゃって凄いことになってましたが。
惜しくも負けてしまいましたけどフリップも良かったですねぇ、もちろんそれを引き出して受け止めて勝ったリーサルの凄さがある意味初めて見れたのかもしれないです。

ALL IN is Jericho

時刻:21:09
ツイート数:744tweet

そして第7試合、単純に試合として大注目の一戦だったケニー・オメガ対ペンタ・エル・ゼロの一戦。
ペンタについては「なんかすごい人がいるらしい」とは聞いていたんですけどそのおどろおどろしい風貌と破天荒な試合が凄かったですねぇ、同じタイプっていう意味でケニーと噛み合うしその対戦が心待ちにされてた理由もわかるなぁ、という。
しかししかし本当のサプライズは試合後に待っていた。
ケニーの勝利で幕を閉じや第7試合、しかし突然会場の明かりが消え、数十秒経った頃に復旧。
ケニーが勝利の喜びに浸りなおしているかと思ったらいきなりペンタがケニーを襲撃、よく見るとタトゥーの模様が違う、そしてどこかで見たフォームのコードブレイカー、
そう、クリス・ジェリコがまさかの乱入だ!
マスク被っての乱入っていうと今年5月のどんたくシリーズにおいてBUSHIマスクをかぶって客席から内藤を襲撃、なんてことがありましたけどまさか対戦相手の中身が変わってるとか考えつかないって・・・
ちなみにこの介入、ジェリコ企画のクルーズに今度ケニーらが参戦するということでその宣戦布告ってことみたいですね。
いやぁこれは生で見れてよかった。

ALL IN is ALL OVER...?

時刻:22:06
ツイート数:748tweet

そしてメインイベントはヤングバックス+飯伏幸太のGOLDEN ELITE対バンディード、レイ・フェニックスそしてレイ・ミステリオのメキシカンスタートリオの豪華なトリオ戦。
この試合に関しては、この前の試合だったオカダ対マーティがかなりじっくりしてた反動もあるんでしょうけどド派手なムーブが矢次早って感じでしたね。
それはヤングバックスの連携に難なくついていく飯伏もすげぇなっていうところでもありますけど、フェニックスとバンディードも本当に予想だにしないムーブが次から次に出てきて今からでももう1回見直したくなってきますね。
 最後はヤングバックス必殺のメルツァードライバーで勝利、そしてそれからマイクをする間もなく中継も終了、いやぁ試合終了まで間に合ってくれてよかったというべきかなんというか。

 

所感雑感

というわけでALL INでした。
一応Twitter上なんかでは中継後の出来事としてケニーが出てきてマイクをしたっていうのも見かけたんですけどどこかでちゃんと全文を読みたいなぁ。
しかし、ALL INは中継で見ていた感触としてはWWEのPPVとも、もちろん新日本のPPVとも違うモノを感じましたね。
それがなんというのかわからないですけどそこはこの大会を企画したCodyやヤングバックスらのセンスに依っているとも、彼らを応援するファンが求めるものがそれらとも違うってことかもしれませんけど。
いずれにしても彼らが一つの、大きなことを成し遂げたことには間違いなく、それをこうして目にできたのは一プロレスファンとしてもうれしい限りですね。
何やら噂では「ALL IN2」の話も・・・てあるんですけど流石に気が早いですかね、やっぱり続編を期待したいのがファン心理なんでしょうけど。

きょうはこれまで、それでは

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