さてBest of the Super Jr.*1(以下BOSJ)が地方巡業に突入した昨今皆様いかがお過ごしでしょうか。
試合中のツイート解析とかをやることを考えるとやっぱ生中継の方がわかりやすくて良いんですがやっぱり生中継となると後日配信とは段違いのお金がかかるのか、
BOSJやWorld Tag League*2の全戦生中継の要望はあるものの中々実現はしませんね。
いつか「1大会中継にいくらかかるのか」とか調べてみたいんですけど週刊プロレス*3とかで新日本の中の人がポロっと教えてくれないものか(面倒くさい)。
とはいえ、今回の中継は入場時のアップカメラが別に用意されるなど、これまでの正面からの固定カメラでの配信よりも進化はしてますね。
こういう工夫は大事
それはさておき、先日”勝利指数”を使ってBOSJの優勝者予想は行いました。
しかしリーグ戦の各試合の勝敗予想はしてなかったなぁと思い立ち、今回は各選手の過去の対戦成績から全試合の勝敗を予想したいと思います。
集計結果
今回はプロレスデータベースとして重宝しているCagematchにあるデータからBOSJの各ブロックの選手のこれまでの対戦成績を集計しました、結果が上の2つの表。
見方は公式HPなどで用いられている星取表と同じですが、上の表は左右二つに分かれていて左が勝ち数、右が負け数になっています。
たとえば「KUSHIDA対田口」ならKUSHIDAの2勝、田口の4勝でした。
各ブロックに8人ずつなので対戦の組み合わせは28通り。
こうしてみてみると比較的Aは初の顔合わせ・対戦経験の少ない組み合わせが多く、Bは対戦経験の多い組み合わせが多いんですよね。
Aブロックの過去対戦数は合計で32試合、一方でBは合計で82試合なので倍近い差がついてるという。
特にヒロムは51試合の過去対戦があるので、Bブロックは「高橋ヒロムに縁のある選手を集めたブロック」といっても過言ではないかも。
その中でもとりわけ多いのは対ドラゴンリー戦(16試合)、そして対デスペラード*4の18戦、これだけでAブロックの過去試合数超えますからねぇ。
予想結果
で、今回はこの結果を踏まえて「過去の試合成績で優位な方が勝つ」という予想の元星取表を埋めていきます、「なんて夢のない予想だ・・・」とか言わない。
とりあえず初対戦となる組み合わせ、及び対戦成績が五分の組み合わせについては引き分けと仮定しています。
各勝ち点は勝ち(○)が2点、引き分け(△)が1点、負け(×)が0点として計算します。
Aブロック予想結果
まずはAブロック、果たして新鮮な顔ぶれの多い中で突破するのは・・・
3勝4引き分け、勝ち点10で金丸選手!
Aブロックでは唯一の負けなし、初対戦の選手以外には全て勝ち越しているという勝負強さ(?)で見事にAブロック突破です。
そういえば2016年のSUPER J-CUP*5の準優勝者でもあるので実力は折り紙つきですしねぇ。
Bブロック予想結果
さて次は因縁渦巻く(主に高橋ヒロムの周りで)Bブロック、結果は・・・
こちらは4勝2引き分け1敗でKUSHIDA選手と、3勝4引き分けで田口選手が並ぶものの直接対決の結果から田口選手の決勝進出!
今でこそおちゃらけた印象の強い田口ですけど、新弟子時代には同期で一番運動神経が良かったとの証言もあり、第9回ヤングライオン杯優勝、BOSJ19制覇、IWGPJr*6は2度、IWGPJrタッグ*7はなんと6度戴冠の実力派、こちらも折り紙つき。
ということでBOSJ25の星取り予想の結果、Aブロック代表は金丸、Bブロック代表は田口で優勝決定戦は金丸対田口に決定しました!
所感雑感
というわけでBOSJ25の出場選手の過去対戦歴でした。
いつかの記事で「BOSJは選手の入れ代わりが激しい」と書きましたけど、Aブロックはまさにその様相を呈していて過去対戦が少なく、一方Bブロックは若手時代の対戦も含めて結構対戦歴のある、言い換えれば「歴史・因縁のある」対戦が多かったのは意外な発見でしたね。
そんなことを考えているとBOSJの各リーグ戦も面白くなる・・・はず?
というわけで今回は完全におまけとして勝敗予想をしましたけど、前回やった勝利指数とはてんで異なる結果になってしまった・・・
今回の方式で行けばベテランが強くなるのは当たり間えっちゃ当たり前なんですけど我ながら田口対金丸の優勝決定戦は流石に渋い、でも10年前なら普通にありえそうなカードな辺りリアル、It's Reeeal。
ちなみにこれまでの実際の星取りとの比較をすると
Aブロック:2/8(的中率25%)
Bブロック:2/4(的中率50%)
・・・思ったよりも悪くなかった。
きょうはこれまで、それでは