プロレス統計

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各種数値で比較する石井智宏とKENTA

今月末に迫っている新日本プロレス初のイギリスビッグマッチ、Royal Quest。
既に全カードが発表され(IWGPタッグの対戦相手はその前のロードで挑戦者が決定されるらしいですが)、あとは大会を待つのみになっているわけです。
メインは海外でも人気のある鈴木みのるが久々にIWGPヘビー級に挑む一戦、セミはザックの持つRPWブリティッシュヘビー級に棚橋が挑む一戦、となんだかんだとこれまで対戦経験があったり、イギリスとゆかりの深い人々が名を連ねている感じですね。

その中でなんとも浮いた感じもするのがセミ前にラインナップされたNEVER無差別級戦、石井智宏対KENTA
まぎれもなく初対戦の両者ではありますけど果たしてなぜイギリスで…と思いきや実はイギリスと結構関係があったようなので他の数値も併せてまとめです。

KENTA個人に関するまとめは以下の記事を参照してください

www.pwanalysis.com

 

体格

KENTA 174㎝ 82.5㎏
石井      170㎝ 100㎏

まず両者の体格はこんな感じ、ともに170㎝前半台で小柄な部類ではありますが、石井ちゃんはそこに豆タンクのように肉を詰め込んで一応ぎりぎりヘビー級リミットへ。
KENTAはキックや飛び技を使う関係もあってか80㎏台に抑えているという感じですかね。

年齢

KENTA 1981年3月12日 38歳
石井  1975年12月10日 43歳

続いて年齢ですが5歳も違うともう完全に別世代という印象ですらありますね。
既にKENTAのまとめで書いてはいますけどKENTA自身は新日本でいうと内藤さんと同世代、石井ちゃんはノアでいうと谷口周平(マイバッハ谷口)と同世代という感じですね(というか谷口ってKENTAよりも年上やったんか…)。

キャリア

KENTA 2000年5月24日 19年目
石井   1996年11月2日 22年目

続いてキャリアは両者ともにデビュー20年前後のベテランの域ですね。
ちなみに石井ちゃんの同年デビューはKENTAのかつてのライバルであり「ブサイクへの膝蹴り」誕生の相手(ブサイク)になった金丸義信選手がいますね。
またKENTAの同年デビューには我らがミラノ先生ことミラノコレクションA.T.元選手がいます。

おまけ:イギリス参戦歴

で、この両者とイギリスの関係性ですが意外にも結構イギリスへの参戦経験があるようです。

KENTA選手が所属していたノアはヨーロッパ巡業を行っていた時期もあり、その際にKENTA選手も帯同してイギリスへも上陸済み。
2008年のイギリス大会では当時保持していたGHCジュニアタッグの防衛戦も行っています、ちなみにそのタッグパートナーが今回のBULLET CLUB加入で再び同僚になった石森太二選手で、対戦相手は今もノアに参戦することがあるエディ・エドワーズと、WWEで活躍中のブライアン・ダニエルソン(現ダニエル・ブライアン)でした、すげぇメンツだ。
その後も2011年にも参戦し、ボビー・フィッシュやザック・セイバーJrという日本にもなじみ深い選手とシングルで対戦していたようです。

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”Two times champ”だった石井

(新日本プロレス公式サイトより引用)

一方の石井は2015年以降、新日本とRPWの協力関係が始まって以降定期的に参戦するようになっています。
その中でも特筆すべきは勿論トップタイトルであるブリティッシュヘビー級の獲得、既に2018年に2度の戴冠を果たしています。
ちなみに1度目の戴冠がザックから奪い、鈴木みのるに奪われたもの
2度目の戴冠は鈴木から奪い返し、ザックに奪い返されたもの、というわけで鈴木軍とは因縁深いわけです。

 

所感雑感

というわけで完全に初対決の石井とKENTAについてまとめでした。
まとめるまで全然記憶になかったんですけどそういえばノアは結構海外進出してたなぁと思いだしたやつ、ROHで小橋に挑戦したなんてこともありましたしね。
まぁ他の関係性いうとやっぱり柴田経由でのつながりとか?というのは思い浮かびますけど果たしてそこを推してくるのかはわからんですが。
いずれにしてもKENTA”新章”の一発目として重要な試合でもあるし注目であります。

きょうはこれまで、それでは