控えめに言って「完全に後楽園向き」なカードがメインに据えられた二日目です。
【チケット完売御礼!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 19, 2019
本日の後楽園ホール大会も新日本プロレスワールドで!
18時30分から生中継!
メインは石井vsモクスリー!セミは後藤vs内藤!
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集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
どちらかというと?予想が偏っている感じがしますね。
※以下、大会のタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆生存競争
【7.19後楽園大会・第5試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 19, 2019
『G1 CLIMAX 29』Bブロック公式戦!
鷹木信悟vsタイチ!
挑発三昧に怒り心頭の鷹木がゴング前からタイチに向かって猛進!
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時刻:19:53
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概要:鷹木がタイチをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで仕留める。
初物となる試合はそれこそどうなるのかわからない、からこそ事前にはあまり注目を集めなかったりするんですがこのタイチ鷹木戦も個人的にはそんな一戦。
どちらかといえば両者ともに内藤と関係性が深いあまりにそちらとの対戦が注目されがちだからこそ、この両者の関係性が今一想像できてなかったというのもあります。
改めて考えれば数年前から参戦している、新日本ファンにとっては既に常連ともいえるタイチ、そして昨年末の参戦から怒涛の快進撃を続けてきた鷹木。
それだけを見ると、ともに非・新日本生え抜きという点ぐらいしか共通項もないか、と思っていたのですが、それよりも大事なものは両者がともにここ数年の間にジュニアからヘビーへ転向し、このG1が初エントリーという点。
こういうのもキャラ被りというのかはわかりませんが、そういう点において競合相手であるのは紛れもない事実、自分がより上へ行くためにもここで序列をつけねばならなかったのはある。
そういった事情もあり、また共に「お前本当にジュニアか?!」という体格・パワーの持ち主もあって、思った以上にバチバチとぶつかり合う、噛み合う試合でしたね。
◆波乱を呼ぶ観光大使
【7.19後楽園大会・第7試合】
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『G1 CLIMAX 29』Bブロック公式戦!
矢野通vsジェイ・ホワイト!
矢野の急所攻撃を防御したジェイがお返しのローブロー……!
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時刻:20:20
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概要:矢野またも優勝候補を丸め込む、これでジェイは3連敗
金的打ちwithメリケンサックとかジェイくんのホワイトが心配やで・・・
◆h後藤内藤
【7.19後楽園大会・第8試合】
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『G1 CLIMAX 29』Bブロック公式戦!
後藤洋央紀vs内藤哲也!
試合前、内藤は『LADOJO』Tシャツに目をやり後藤を挑発……!
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時刻:20:41
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概要:内藤が今G1初白星
今年のG1に波乱万丈なイメージにした一因には少なからず内藤の開幕2連敗の影響というものはあるでしょう、しかもその相手が矢野にタイチというんだからなおのこと一層、ってやつですよ。
文句なくBブロックの優勝候補の筆頭である内藤であるからこそこれ以上の敗退は厳しい、だからこその準備があった。
実況によれば今回は後藤の着ているTシャツに対して難癖をつけてきていたとのこと、まぁその妥当性はともかくとしてLA DOJOでの特訓を経てより一層愚直なほうへ特化した後藤さんに対してそういった揺さぶりは、ダメージこそ深いものの有効な戦法ともいえ、結果として初白星を挙げることになりました。
ある意味内藤選手の戦略というのはどんな試合であれ「俺には目標・目的がある」と”アピール”することを忘れないことにあるようにも見えます。
そう宣言しているからこそ、(彼の)ファンはその目標・目的をどう達成するのかしないのかに注視する、つまりは試合に集中する。
こういったG1では特に何度も対戦経験のある選手との試合もあるためにどうしたって注意力も散漫になりがちなので、そういう細かい試合外のテクニックも重要なのかなぁと。
◆SUPER FLY!!
Tomohiro Ishii 'DIVE!!!'
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時刻:21:00
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概要:石井の場外ボディープレス!
場外の机に設置した相手へのボディープレス、というのが正規の表記なんでしょうけど、いまだかつて(多分)使ったことないこの技を石井ちゃんが使ったのはなぜなのか。
といえばやはりモクスリーのハードコア殺法に対応するため、そしてその為の対策として自分の中にあるハードコアの引き出しとして、かつて激闘・熱闘を繰り広げた田中将斗の得意技、スーパーフライを持ち出してくるとは!
こういうところのチョイスがまた心憎いところなのです、石井ちゃんの。
◆解き放たれた男・解き放った男
G1 CLIMAX 29 後楽園大会!
— njpwworld (@njpwworld) July 19, 2019
第9試合Bブロック公式戦@JonMoxley VS 石井智宏!狂犬 VS ピットブル!大激闘間違いなし!ド頭から真っ向勝負!
登録&視聴▷https://t.co/UGPMzmcsgw#njpw #njpwworld #G1Climax #G129 pic.twitter.com/yCrCo3gi9g
時刻:21:08
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概要:モクスリー、石井に勝利し三連勝
少し前にモクスリーのことを「不定形な男」というように表現したことがあります、それは「好きなことをやっている」ということでもあり「やりたいこと、表現したいものが定まっていない」という意味でもあります。
そういう意味でどうしても見ているとフワフワした感触のある選手だったんですが、ことこの石井戦については心なしか「ジョン・モクスリーってこういう選手だったのか」という感覚がありました。
それこそ「ジョン・モクスリー」という名前を用いていたインディ時代から得意としていたハードコアマッチに石井が真っ向から迎え撃ってきたこと、そしてハードコアマッチとしてお互いの凶暴性を見せつけあうような攻防、そしてそれにヒートアップする観客。
モクスリーにとっては全く新しい自分というよりはかつての自分の姿であり、ある意味原点回帰ともいえる姿がそこにあったんじゃないですかね。
その姿を改めて解き放ったのは間違いなく石井ちゃん、この試合はモクスリーにとっても特別なものになるかもしれません。
所感雑感
というわけで後楽園の中日でした。
メインの一戦は心なしかかつてのAJスタイルズ対鈴木みのるを思い出しましたね、「この二人噛み合うのか?」というカードからまさかの化学反応を起こすというところがまさしく。
きょうはこれまで、それでは