プロレス統計

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7.18 新日本プロレス G1 CLIMAX 29 5日目 東京・後楽園 ツイート解析

G1 CLIMAX 29もようやく聖地に到達、いくらキャパが(今シリーズでいうと)小さかろうとやはり後楽園は特別なのだ。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#g129に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は5,132ツイート、RT総数は3,899RT、呟いたユーザー1,609人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは2,889ツイート、4,146RT、1,158人でした。)

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G1 CLIMAX 29公式サイトで行われている勝敗予想の集計結果はこちら。
947票の投票を確認していますが、結構均衡した予想が多い印象ですかね。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

ランスとKENTAの違い

時刻:19:49
ツイート数:73 tweet/min

ことプロレスにおいて「観客の支持をつかむ」ということは非常に重要な一方で難しいことであり、それは時として思わぬところにきっかけがあるもの。
それこそアーチャーは、元々巨漢のわりに巧いところがあって見せ方がうまい選手ではありましたが、かつてのG1をみてもそこまで熱烈な支持を得る選手ではなかった。
それが今G1では、その事前の献身的行動に加えて開幕戦の好パフォーマンスもあって一気に支持率が上がったような心地があります。
無論そこには「それまで不遇だった選手が大舞台で活躍している」という状況があり、そこがファンの判官びいきな心をくすぐっている結果でもあります。
そういう意味ではそういった支持をKENTAがつかんでいてもおかしくはない条件はいくつかそろってはいます。
NXTでの不遇という過去、そしてことこの試合に関して場圧倒的体格の不利というのも判官びいきをそそる要素でもある。
しかし現実として歓声はアーチャーに偏っていたか、まぁ単純に経歴的にはまごうことなき「新日本の外敵」である以上、応援されがたいというだけかもしれませんが。

ダークネス†パラダイスロック

時刻:19:58
ツイート数:53 tweet/min

いやほんと新日本ファンてパラダイスロック好きね、そりゃまとめブログにも単独でまとめられるほどに。

iyaaaao.doorblog.jp

EVI SANA対決

時刻:20:15
ツイート数:61 tweet/min

この両者、2年ぶりとなる対決になったわけですが、前回の対戦は2017年のこと。
この前年からWTLにタッグとして出場こそしていますが大きな成果は残せず、どちらかというとEVILはNEVER戦線や対オカダ(IWGP)などでシングルプレイヤーとしての比重が大きくなっていた時期であり、そこまでパートナー対決感はなかったんではないだろうか。
そういう意味で今回は、その後の2度のWTL制覇、2度のIWGPタッグ戴冠を経ることでよりタッグチーム感をファンの中に刻み込んだうえでの対戦だったわけです。
タッグとしては共に向上した仲ではありますが、逆にシングル面では一気にSANADAにアドバンテージができた印象もあります。
それはもちろん直近のNJCやどんたくでのタイトル戦の印象が強く残っているのもあるんでしょうけど、当然とまではいかないもののいささかSANADAの方が有利なのでは、というのは個人的印象でもあり冒頭に記した勝敗予想の結果でもあります。
そういう意味で今回のEVILの勝利は単純な勝利・勝ち点+2というだけでなく、ある種の予想外の驚きがあった試合かもしれません。
EVILとしてはこの1年で大きく評価を上げたSANADAを喰うことで自分のシングルプレイヤーとしての評価を上げたとも、「タッグでも俺の方が上位だ」という意思表示とも見えます。

3カウントをとる競技

時刻:20:47
ツイート数:85 tweet/min

プロレスにおいては大まかにスタンディングの攻防とグラウンドの攻防があるわけですが、今回のザックと棚橋はグラウンドの攻防に重点を置いた試合。
であっても両者の戦法が大きく違っていたのは面白いところでもあります。
ザックはやはり相手をギブアップさせる関節技に注力し、棚橋はどちらかといえば意表を突く丸め込みで3カウントを狙う形。
思えば若手時代の棚橋はランニングのスモールパッケージホールド(電光石火)や高角度回転エビ固め(フォール・イン・ラブ)など丸め込みをよく使っていた、というかオリジナル名までつけるほど注力していたりもして、ある意味でその戦法が棚橋の原点でもあるんですよね。
今回も丸め込みといってもスモールパッケージに、ジャパニーズレッグロール(しかもSANADAが出したものと同タイミングで)に、逆さ抑え込みはお互いに打ち合う攻防にもなりましたがまさに多種多様。
最後は三角締めを切り返す形でジャックナイフの形で勝利。
「プロレスは相手の肩をつけて3カウントをとる競技」とは鈴木秀樹なんかがよく言う言葉ですけどまさにそれ、という試合ですね。

負傷は両者の創造性まで奪わず

時刻:21:21
ツイート数:95 tweet/min

過酷な連戦が繰り広げられるG1 CLIMAX、昔は今のようなA・Bブロック交互の公式戦開催ではなく連日全員公式戦の形式だったので今よりも過酷で、普通に2,3人途中欠場していたのを覚えていたりします。
日程面などの工夫によっていささか過酷さは緩和したとはいえ、やはりシングル連戦は過酷であり、表立ったケガだけでも飯伏は足首、オスプレイは首の負傷が明らかになっています(他の選手も多かれ少なかれ、今後ケガはしそうだけど)
こうしたケガは、多くの場合において、選手の動きを制限し、試合の内容も大きく制限するようなことが多いわけですが、今回の飯伏対オスプレイにおいてはそうでもないような印象。
それはすなわちこの両者の創造性はケガの一つや二つで損なわれるものではない、ということでもあり、逆にそういった”縛り”が試合を見るうえでアクセントにすらなっているような心地もあります。
この両者が向かい合うとなれば、誰しもが序盤からフルスロットルな試合を期待するでしょうし、それはすなわちその期待を背負う身もそうしないことを考えないでしょう。
そうした試合は時として凄惨すぎるものになることもある、というのはここ数年嫌というほど見てきた光景ですが、
そういう意味で今回の両者の負傷は、序盤の驚くほど古典的な一点集中攻撃から始まり、徐々に痛みも忘れてヒートアップしていく展開に両者を導いたわけで。
もちろん両者のフルスロットルの試合がおあずけになったということでもありますが、それとは違う新たな一面・新たな作品が見えたような、少し得をした気分です。

 

所感雑感

というわけで後楽園も1日目でした。
新日本ファン、パラダイスロック好きすぎ問題によってオカダさんの試合がぴくアップされなかったりしていますがまぁ仕方あるまい、おもしろかったんですけどね。

きょうはこれまで、それでは