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G1直前謎特訓を振り返る

この7月の初めというと皆様はいったい何の季節だと思いますか?
世間的には初夏、1年が半分終わったタイミング、新日本プロレスのファン的にはG1 CLIMAX、先日の弊ブログの記事でいうとG1各種予想の季節であります。
しかし我々は忘れていた・・・G1直前の季節はつまり謎の公開特訓が行われる季節でもあったのだ!
というわけで今年突如として謎特訓を行ったのはなんとSANADA選手、しかもこれまでに類を見ない茶の湯特訓を敢行。

www.tokyo-sports.co.jp

お、おう・・・
普段の行動からでもなかなか謎の多い男でしたけどさらに謎が深まった感じがする・・・
と言いつつこれも良い機会なので新日本で行われてきた謎のG1直前特訓について振り返っていきたいと思います。
順番としては最新?のものから各選手順番に、ちなみに2018年はありませんでした。

 

2017年 YOSHI-HASHI キックボクシング特訓

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近年の特訓ものでいうと結構覚えているのがこのキックボクシング特訓。
上述の飯伏と同年に公開されたんですが、それまでキックのイメージの無かった吉橋のキック特訓、そして結果的にキックボクシングの蹴りを使ったのもこの年の公式戦の中で1度か2度ぐらいだったという意味で「いったいどういう意図があったんだ…?」という意味で一番の謎特訓だったような気もする。

2016年 棚橋弘至 リハビリ?特訓

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2016年は棚橋弘至。
この年の棚橋はG1の直前となるBOSJシリーズで右腕の負傷が悪化し大阪城ホールも欠場する羽目になるのですが、なんとか?G1までにリハビリを間に合わせたのかG1にはエントリーをすることに。
まぁ当然の考えとして「コンディションは大丈夫なのか?」という考えはファンの脳裏にもあったんですけど、それへの返答として復調具合を見せるべくして行ったのがこの特訓。
まぁ動画詳細にもある通りリハビリトレーニングなのでむしろ逆に「本当に大丈夫なの・・・?」という感じにもなった覚えがあったりします。

ちなみに棚橋は2014年にはバーチャルF1特訓、2011年にはヒーローアクション特訓などの特訓も行っています。

2015年 本間朋晃 バンジージャンプ特訓

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2015年に特訓を行ったのはみんなのこけしこと本間さん。
当時からすでにかなり低い成功率を誇っていたこけしの成功率を上げるべく、「より高いところから練習したら通常のこけしがあたりやすくなる!」という謎の自信を元に特訓を敢行、普通に楽しそうなんだよなぁ・・・
ちなみに成功率はさておき、この年本間さんは3年目の出場にして初の勝利を石井から飾りました(なお他は全敗だった模様)

2014年 内藤哲也 300本ノック特訓

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2014年に特訓を敢行したのは内藤さん、思えばこの時期ぐらいまでは前年度優勝者の特権(?)的な感じでやってた部分もあったんですよね。
で、チョイスしたのが野球好きの内藤さんらしく300本ノック特訓。
実際根性とかは付きそうな一方でただでさえ膝が悪いのに直前にさらに苛め抜かなくても…という感じもしたり。

2012年 中邑真輔 ドラム特訓

(新日本プロレス公式サイトより引用)

2012年に特訓を行ったのは前年度覇者の中邑。
その特訓内容はまさかのドラム特訓、元々アーティストな一面もあったのもあってかえらい似合っている気もします。
しかしリズムだったり身体のコントロールだったりが試合に活かせる、と言いつつ「まえからやってみたかったんですよね」と明らかに特訓を良いように利用している感があったりするのだ。

ちなみに中邑は2011年には雀鬼と呼ばれる麻雀の達人・桜井章一との対談を特訓として行っていたりします、いやほんと自由な人だなこの人。

2008-2017年 永田裕志

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謎特訓といえば永田さん、永田さんといえば謎特訓、と言っても過言ではないのが永田さん。
一番最初かどうかはさておきですが2008年から最後のG1参戦になった2017年にかけて10個もの特訓を敢行しています。

2017年:ビーチでレスリング
2016年:護摩行特訓
2015年:リンボーダンス特訓
2014年:灼熱道場特訓
2013年:公開練習リターンズ  (フラフープ、ダンス、アナウンサー)
2012年:アナウンサー特訓
2011年:ダンス特訓
2010年:ラーメン特訓
2009年:フラフープ特訓
2008年:エアロビ特訓

この他の追随を許さない圧倒的ラインナップよ。
ちなみに結構な特訓が新日本プロレス公式YouTubeチャンネルに上がっているもののいくつかは見つからず、一番見たかったアナウンサー特訓もなかったです、悲しい・・・悲しい・・・

 

所感雑感

というわけで謎特訓について振り返りでした。
まぁもちろん謎じゃない特訓、公開練習(2017年の飯伏とか2014年のオカダさんとか)もあるんですけどまぁ今回はパスということで。
まぁいずれにしても昨年一旦は途切れた謎特訓の系譜をまさかSANADAが継ぐとは・・・しかも謎度でいえば永田さんに勝るとも劣らない謎度、これは謎特訓の将来は安泰ですわ。

きょうはこれまで、それでは