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3.8 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 1日目 後楽園大会 ツイート解析

ついに始まる史上最大のNEW JAPAN CUP、さっそく見ていきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njcupに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njcupにおけるツイート総数は4,490ツイート、RT総数は3,827RT、呟いたユーザー1,098人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは2,694ツイート、8,047RT、915人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

新日マットに新たなる男

時刻:19:50
ツイート数:58tweet

今回のNJCは盛りだくさんも盛りだくさん、今日も後半戦の4試合が公式戦だったわけですがその後半戦に入る前に謎のVTRが。
謎のVTRというとかつては髙橋ヒロム、そしてジェイ・ホワイトに石森太二と謎が謎を深めるようなVTRが続いていたわけで今回も謎が深まるようなVTRに最後だけBULLET CLUBのマークと後楽園の観客も困惑気味。
かと思いきやネットの海は広大で、わずかに映された試合映像と一瞬映った光るサングラスの映像から海外のファンを中心に既に特定された模様。
その正体(と目されるの)はエル・ファンタズマ
ぶっちゃけ自分もどこかで名前を聞いた覚えが・・・程度だったんですけど、最近だと英国RPWで活躍中のレスラーで2018年に開催されたブリティッシュJカップの優勝者でもあります。
(ちなみに引用したMrLARIATO氏はイギリス在住の人で英国プロレス事情に詳しいのだ)
こうして海外のオタク、ファンが声を上げるあたり実力者なのは間違いないですが、一体その正体はどんなものなのか、気になりますね。

中西対吉橋

時刻:20:06
ツイート数:45tweet

そして開幕するNJC2019の初戦は中西対吉橋。
ご存知の通り数年前からNJCにもG1にも常連になった吉橋に対し、すっかりご無沙汰になってしまった中西、というシチュエーションだけに判官びいきもあって後楽園は中西推し、それを受けて中西さんもいつも以上に元気いっぱい。
さすがにフットワークは重いんですしプランチャも飛びきるだけのバネはなかったですけど攻撃を受けてもびくともせず、足をグラウンドで極められても腕の力で這ってロープへ逃げ、軽々と吉橋を雪崩式ブレーンバスターへ。
その一挙手一投足に会場がどよめくあたり、やっぱりプロレスにおいて体格って正義だわ・・・と思わざるを得ない。
まぁそれだけでは勝てないのはプロレスの難解なところなんですが、最後は古傷の首をバタフライロックで絞られての敗北。
今現在の中西さんが全盛期のソレなのかはわからないですけど、それでもそこにある魅力は十分に見えた、そんな試合だと思いますわ。

全日本の先輩への餞

時刻:20:30
ツイート数:39tweet

続いてはタイチ対本間、確か近々タイチの自主興行で対戦が決まっていたような気もしますが、この二人は”元全日本プロレス”という共通項がある二人ではあります。
いやしかし、順調も順調にウェイトアップを果たして正式にヘビー級転向を果たしたタイチとつい先日まで大けがで欠場しており、先日ようやく復帰したもののまだまだ動きがぎこちない本間、行っちゃ悪いですが心配になる試合ですわ。
そういう本間に対して祭儀の最後まで激励のような馬頭をし続け、鼓舞し続けるのもまた胸が痛い。
最後はその首をねじり切るよなストレッチプラム、もとい聖帝十字陵での勝利。
タイチとしては叩き潰す役割を請け負って叩き潰し切ったような試合、はたして今後の本間は何を感じるか。

Chase the Chance!!

時刻:21:00
ツイート数:127tweet

続いては今日の公式戦では唯一の外国人同士の対決、陽気なオーラのジュースと確かなテクニックでミラノ先生を始め数多くのマニアを虜にしている罪深い男ことチェーズ・オーエンズ。
方やIWGP US王者、片やBULLETCLUBの一バイプレイヤーとあって正直言って自分も見ている観客もジュースが勝つだろうなぁと思って見始めたとは思います。
勿論、チェーズの匠な技術のことだから序盤完全にペースを握り、ジュースを翻弄するだろうし、ジュースが反撃を始めてもなかなかペースを握らせない小気味よさを見せる。
場外でも、リング上でも、そして丸め込み合戦でもけしてジュースに主導権を握らせない・・・もしや・・・と思っていたその時、観客ももしやという予感を感じ始めたとき余りにも見事なパッケージパイルドライバーがさく裂。
一体だれが予測しただろうか、しかし我々は知っていたのでチェーズはやるときはやる男だと!
おめでとう!チェーズオーエンズ!Chace the Chance!!優勝!

鉄板中の鉄板

時刻:21:28
ツイート数:78tweet

そしてメインでは、いつぞやのG1卒業でのファレ戦のごとく永田ボードで囲まれた後楽園で永田対石井、鉄板中の鉄板が組まれました。
それこそ石井ちゃんがタイトルホルダーとして活躍し始めるのは2013年以降のことですけどそれ以前の前座でもこの二人はベストバウトを繰り広げてきてたんですよね。
この二人の勝負はそれこそ「舐めるな」そして「舐められてたまるか」の真っ向勝負、試合スタイル同行はさておきそういう気質ががっちり組み合うんでしょうね。
しかしもう永田さんの打撃一発一発が強いうえにえぐいことえぐいこと、それを耐えてぶん殴るような一発一発でやり返す石井ちゃんもすごいんですが。
そうした削り合いの末、削り切ったのは石井、いやまたすげぇ試合だった。

 

所感雑感

というわけで、NJC2019も開幕です。
決勝かと見まごう試合に大サプライズに、となんとも開幕戦らしい開幕戦だった感じがしますね。
とはいえ1回戦だけでもあと3回もあるわけで、忙しい2週間が始まりそうです。

きょうはこれまで、それでは