というわけで今月4度目の後楽園大会について解析をしていきましょう
集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆シリーズ通じてのい つ も の
【10.27後楽園大会・第4試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 27, 2018
CHAOS vs BULLET CLUBの10人タッグマッチ!
オカダとジェイが互いのフィニッシャーを仕掛け合う!
2人の抗争は日を追うごとに激化!
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時刻:19:29
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今回もまた公式戦前の最後の試合となったCHAOS対BULLET CLUBの一戦。
今回実況についてたタイチが色々言ってましたけど先シリーズ及び両国大会で一気に陣容が変わったために久々に見た人は困惑するかもしれないなぁと今更ながら思った奴。
まぁそういう変化を認知させていく意味でもこうして同様の面子での対抗戦が幾度も組まれるわけですけど。
そういう立ち位置が認知されるということは試合の楽しみ方も認知されるということで、日に日に?ブーイングが強烈になっている感じもあったり。
試合の最後も外道とロメロの場面にジェイが介入してのブレードランナーでのアシスト、うーんまさに外道。
◆時は来た
10.27後楽園大会!第4試合終了後、後楽園ホールが激震⁉︎
— njpwworld (@njpwworld) October 27, 2018
視聴&登録▷https://t.co/NxJKtVK94f #njpwworld #njpst #njpw pic.twitter.com/zQa7WdCxTA
時刻:19:47
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で、事件はその後にやってきた。
ジェイらの無法に対して棚橋が救出に入ってきて、そしてまさかの握手。
2012年から続くブシロード新日本の黄金カード、Great Rivaryなんて表現される間柄だったわけですけどそれがここにきて、とはいえここ数大会での伏線もあった訳ですけど、それがついに結託?という。
いやぁまぁオカダファン的には、いずれにしろ避けられなかったであろうこのイベントに関して棚橋に主導権を握られたのが悔しいなぁってとこですね。
まぁその心境はその握手シーン前後の顔からも見えて、棚橋はまさに「してやったり」な顔、に対してオカダさんはいささか渋い顔。
まぁこの”歴史的”なシーンの後、意気揚々と棚橋は帰って行ってこの日二度目のバックステージコメントもしたわけですけど、その一方で帰ってきたオカダさんは、敢えて「あれは”友達”の握手」という様なコメント。
個人的にはつい先日、「この業界に”友達”はいらない」と発言した棚橋への意趣返しって感じもしますがはたして。
◆監督勝つ
【10.27後楽園大会・第5試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 27, 2018
『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018』公式戦!
ライガー&タイガーvs田口&ACH!
田口&ACHがマスク姿で登場……!?
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時刻:20:09
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さて続いてはSJTL公式戦、昨日の大団円な勝利の勢いそのままスーパー69が帰ってきた。
まぁ後楽園も昨日の余韻が残っているのか、それとも入場時の上記のまさかの丸パクマスク入場もあったのか終始スーパー69のペースって感じでしたね。
しかも決め技はなにやら体勢が異様なまでに密着したエビ固め、これ完全にアレだろ・・・と思いはするもののブログの利用規約的にまずい可能性があるので書きませんけど。
しかしまぁ基本的には圧倒的に有利になりがちなレジェンドチームに対してここまで人気というか感性面で有利に立てるのは流石、なんですかね。
◆勝ち点2、以上の1勝
10.27後楽園大会!SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018公式戦!@KUSHIDA_0904 & @SuperChrisSabin VS @taiji_ishimori & @RobbieEagles_ !
— njpwworld (@njpwworld) October 27, 2018
石森&イーグルスの素早い連携攻撃がJr.王者KUSHIDAを襲う!Jr.王者大ピンチ!
視聴&登録▷https://t.co/NxJKtVK94f #njpwworld #njpst #njpw pic.twitter.com/vMmt6aEcsH
時刻:20:45
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で、つづいては今シリーズからの本格結成の急造タッグながら中々の完成度を誇る2チームの対戦。
ではありますけど石森にとっちゃそれ以上の意味がある試合だったかもしれませんね。
というのも今年から参戦した実力派、BOSJも初出場で準優勝の成績を記録するもその後は中々チャンスに恵まれず、というのもBULLET CLUBの内紛だったりの余波もあるんですが。
そして下半期に開催されたIWGPジュニア王座決定トーナメントにも参加できず。
しかし今となってはここに参加しなかったことで、次期挑戦者候補の有力として名前が挙がる好機、あとはきっかけさえあれば…
そして掴んだ好機、KUSHIDA組が分断したかと思わせてそこで石森が畳みかける形でKUSHIDAからの直接ピンフォール。
石森の地力の強さも大いにありますが、その石森に対してこうアシストをしたロビーの好判断も評価したい1勝でしたね。
◆気付けば頼りになる男、デスペ
最後はマスク剥ぎ!デスペラードがBUSHIから無法勝利!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 27, 2018
金丸&デスペラードも“首位タイ”に浮上!
☆10.27後楽園を新日本プロレス・スマホサイトで独占詳報中!https://t.co/6LRJ7SiYna #njpw #njpst pic.twitter.com/ysZnWBZ96Y
時刻:21:09
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そしてメインはIWGPジュニアタッグ王者樽金丸デスペに対して今シリーズ優勝最有力候補と目される鷹木BUSHI組。
まぁ両者にはLIJ対鈴木軍的な因縁もあったりもしますけど、なんだかそれを別にしても金丸デスペ、特にデスペの気合が凄かったような感じありますね。
まぁ10.17ぶりのメインというのもありますけど、その実この4度の後楽園のメインて必ず生え抜き選手を含んだカードなんですよね、ここまで3大会は3Kがいたから言わずもがな、そして今大会では4人の内唯一の生え抜きがデスペ、相手は先シリーズから参戦し始めた大物と称しても良い選手、あるのかはわからないですけどプライドが刺激された部分はあったかもしれないなぁとか。
それは金丸も同じかもしれなくて、どちらも生え抜きではない他団体出身のフリー選手同士、ある意味で居場所の奪い合いな部分もありますしね。
だからこそ負けるわけにはいかない、BUSHIの毒霧からの丸め込みもレフリー引き抜きで妨害、そこからウイスキーミストが防衛されてもデスペの金的からのマスク剥ぎ、そしてそれを覆い隠す丸め込みでの鮮やかな勝利。
その悪どい勝ちっぷり、試合後マイク・コメントの憎々しげ、でもどこか頼りがいのある言葉、いやぁ気付けばなんとなく頼りになる選手になったなぁデスペ、金丸も伊達にキャリアを積んでないを地で行く男だけども。
所感雑感
というわけで今月4度目の後楽園、であるものの大盛り上がりでした、いやなんだかんだ言いつつちゃんと目玉として成立してるなぁSJTL。
前からの感覚として、メインに出れるかどうかはその選手にとってどれだけ観客の記憶に残って思い出になるのかという面でも非常に重要で、経験値としてもセミ以下の数段上だと思っているんですが、
そういう意味だと今回のタッグリーグ、結果として試合数も増え、中継数も増え、メインで経験値を積む選手が大いに増えたことが後々にとっていい影響を及ぼすんじゃないかなぁと思うばかりです。
きょうはこれまで、それでは