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過去タッグ歴で機運を高めるSUPER Jr. Tag LEAGUE

 

さて次期シリーズPowerStruggleの目玉の一つと言えば紛れもなく見どころの一つであるSUPER Jr. Tag LEAGUEですがそのメンバーも上記ツイートのように出場メンバーも発表されたので各チームについてちょっと振り返ってみようと思います、順序は適当です。

 

KUSHIDAセイビン

過去タッグ歴:初タッグ

まずは本隊から参戦のKUSHIDA&クリス・セイビン組。
KUSHIDAは先日n度目のIWGPジュニアヘビーを戴冠し、セイビンは5月に開催されたBOSJにて久しぶりの新日本参戦を果たしています。
一見するとあまり接点のない二人でありますが、何を隠そうKUSHIDAはTIME SPLITTERSで、セイビンはMOTOR CITY MACHINE GUNSでアレックス・シェリーとタッグを組み、いずれもIWGPジュニアタッグ王座を獲得しているんですよね。
特にMCMGは「新日本ジュニアに革命を起こした」とも称される名タッグでもあります。
そういう意味ではアレックス・シェリーを取り合う二人ではあるんですが、肝心のシェリーが学業やらなんやらでプロレスから離れていること、そしてBOSJで直接闘いお互いを理解しあったことでタッグ結成に至った、んですかね。

ちなみに二人でのタッグはないものの2016年のROHとの合同興行でKUSHIDAとセイビンにシェリーとマット・サイダルを加えた形でBULLET CLUBと対戦していますね、これが唯一のタッグっていうのも意外だ。

鷹木BUSHI組

過去タッグ歴:初タッグ

おそらく今年のジュニアタッグリーグ最注目なのはこのチーム、というよりも鷹木の存在でしょう。
LIJは例年通り(とはいえ去年からの参戦だけど)であれば高橋ヒロム&BUSHI組で参戦の予定だったのがヒロムの負傷欠場により断念。
期を同じくしてLIJの6人目のメンバーとして加入した鷹木は奇しくも新日本ではジュニアヘビー級の体重、とあってのタッグ結成ですかね。
まぁ意気揚々と参戦宣言したもののその後1シリーズ出番なし、なんてことを考えるとこうしてシリーズの目玉であるリーグ戦への出場は鷹木信悟を知らしめるのにはうってつけですかね。
この二人に関しては一応同時期にアニマル浜口ジムに所属したという共通項自体はあるもののタッグ歴はなし。
とはいえ鷹木の実力は折り紙付き、BUSHIもヒロムとのタッグではなかなかの好アシストを見せていたので結構優勝候補なのでは

Roppongi3K

過去タッグ歴:2013年3月3日~、全100試合

CHAOSからの出場は前年度覇者でもあるROPPONGI3K。
昨年は凱旋帰国の勢いそのままのIWGPジュニアタッグ戴冠、そしてトーナメント制覇だったわけですが、1年たつとベルトも奪われ中々争いに絡む機会を見つけられず雌伏の時って感じですね。
とはいえ前年と違うのは両者ともにBOSJを経験し、個々の色というものを出し始め、また観客にも伝わっているということ。
それを踏まえて去年以上の活躍を期待したいとこですかね、それに今回は(今回も?)新規のタッグチームが多いため、彼らにはない経験値を生かしたいところ、ですかね。

石森イーグル

過去タッグ歴:初タッグ

BCOG、Firing Squadからの参戦は石森太二&ロビー・イーグル組。
数々のサプライズに揺れた両国大会の裏でこっそり発表されたパートナー、ロビー・イーグルスなんですがちょっと不勉強であんまり詳しくないんですよね、名前を聞いた覚えがあるぐらいで。
で、Wikipediaによると、ロビー・イーグルスは2008年デビューの28歳、オーストラリア出身で新日本勢も最近時々参戦しているメルボルンのプロレス団体MCWにも参戦していますね。
MCW、というかオーストラリアというとファレなんかもMCWと関係が深かったりもするので石森とのつながりというよりはBCOGのルートでの参戦って感じですかね、調べてみましたけど石森とロビーはリング上では初対面のようですし。
ちなみに新日勢がMCWに参戦したときの映像がワールドにいくつかあって、その中に件のロビーとオスプレイ、Codyによる3WAYなんてのがあるけどこれは流石に役者が違いすぎるなぁ。
石森としては旧BULLET CLUBにおける裕二郎とのタッグが良い感じだっただけに、BCOG加入でそれが立ち消え、ファンもがっくり来ていたところですが新パートナーを見つけて再びあの笑顔を取り戻すことができるか。

金丸義信&エル・デスペラード

過去タッグ歴:2016年3月16日~、全35試合

問答無用のIWGPジュニアタッグチーム。
新日本の中でもどちらかというと真っ向勝負の傾向が強いジュニアヘビー級においてここまで堂々と、息をするように反則・ラフを繰り出すチームも珍しいような気もしますね。
ここ最近だと、G1のシリーズがあったりしたのも原因でしょうけど、中々防衛戦も組まれない不満があった訳ですけど、はたしてこのリーグ戦にかける意気込みは如何に。
去年の場合は3Kはタッグ王者のまま優勝し、それを土産にドームでヤングバックスとの防衛戦を要求したわけですけどこの二人の場合はどうするんですかね。
上記のツイートではデスペ自体はどうやら後述のCMLL王子様タッグが気になる模様。
ボラドールは師匠格でもあるために以前のBOSJで対戦した時も気合が入ってましたが、ソベラーノもまた面識があるんですね、この辺のメキシコでのガチ人脈は侮れないんだよなぁ、メキシコ遠征したヤングライオンは数いれど現地人に完全に溶け込んでたなんてのはこの人ぐらいだそうですし。

田口隆祐&ACH

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新日本プロレス公式より引用)

過去タッグ歴:2017年10月29日~、全3試合

数少ない昨年に引き続いての出場になった田口JAPAN・ACH、とはいえ実際昨年のタッグトーナメントぐらいしか純タッグはないと言う奴。
ACHというと内藤さんの入場テーマにノリノリで踊って見せたシーンなんですけどあれも去年のタッグトーナメントでしたっけか、今年も見れるタイミングがある・・・といいなぁ。
まぁそういうわけでどうしても賑やかなだけ、という印象が持たれがちではあるものの実は技巧派実力者な田口と米国AAWでは絶対的ベビーフェイス王者であるACHなだけに決して油断できない相手でもあります。
個人的にはやっぱり石森組との元パートナー対決を期待しちゃうなぁ、BOSJでもあったんだけどさ

獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク

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新日本プロレス公式より引用)

過去タッグ歴:2002年12月15日~、全115試合

怒りの獣神と怒りの獣神よりもブチ切れてるタイガーマスクのタッグ。
タッグ歴もここのキャリアも今となっては新日本ジュニアヘビーの中でも断トツで最初のタッグはまだTEAM2000が残っている2002年だというから驚き。
他のチームと比べればタッグ歴の経験値は圧倒的、のはずではあるんですが今一タッグチーム感はないのはお互いにシングルプレイヤー気質なんですかね。
まぁそれはさておき近年ではベテラン枠に入ってしまったことで中々チャンスも得られない状況、ここで一発結果を残して、再度IWGPへ手を伸ばすことはできるのか、という感じですかね。

ボラドールJr.&ソベラーノJr.

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(新日本プロレス公式より引用、真ん中がソベラーノ、右がボラドール、左はニエブラ・ロハ) 

過去タッグ歴:2014年1月31日~、全4試合

CMLLからやってきた”王子様”タッグ、いやまさかこういうタッグで来るとは思わなかった。
CMLLについてもそんなに詳しくないんですけどボラドールはもちろんトップ中のトップベビーフェイスでありますが、ソベラーノ近年スターの階段を上りつつある間違いないスペルエストレージャ、それが1シリーズ参戦してくれるってのは実はすごいことなのでは…?
思い出せば2016年もボラドールはBOSJに参戦してくれたりもしたので案外ホイホイ日本に来てくれる印象もありますけど、日本好きなのかな?
一方のソベラーノはファンタスティカマニア以外での参戦は多分初でその活躍が今から楽しみです。
ちなみにこの二人は2014年のTorneo Gran Alternativa 2014という大会でタッグを組んでいるんですがソベラーノの初来日は2017年なのでそのはるか前って感じですね。
そのトーナメント以降は同じテクニコなので組むことはあっても純タッグというのはないんですが果たしてどうなるのか。

 

所感雑感

というわけで簡単にですが、SUPER Jr. Tag LEAGUEの参戦チームについてまとめでした。
事前にどんな形になるんだろうかーと色々考えてはいたんですが1ブロックのリーグ戦とはちょっと予想外でしたね、四天王時代以前の全日本プロレスとかだとそこそこあったような記憶がありますけど新日本だとあんまり覚えがないんですよね、まぁ2012年以降のファンなので少なくともそれいこうにはないってことですかね。
2ブロック制との大きな違いは「決勝のカードがリーグ戦で一度行われている」ということなのでそれがどういう印象になるのかはちょっと気になっていたりします。

ついでに、例のごとくリーグ戦1位の予想が新日本プロレスの公式LINEアカウントで行われていますね。
まぁこちらの場合は単純に最終的な順位の予想なわけですが、takamosu&macomosuさんが独自で全リーグ戦勝敗予想できるサイトを作ったらしいです、いや良いサイトやこれは・・・
自分もすでに予想を投稿しましたけど、公式でやらないなら俺たちでやる!ということで皆さんもやってみませんか?(投票サイト

きょうはこれまで、それでは


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