さてGWも終わってしまった昨今皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分はこの1週間ほぼほぼ出歩かない生活してたら1週間ぶりの通勤電車でぶっ倒れそうになったりしてました、満員(というほどでもなかったけど)電車は悪い文明。
それはさておき、日中そわそわと落ち着かない様子でスマホをちらちら見ていたら、予想に反してぬるっと次期シリーズ、Best of the Super Jr.25(以下BOSJ25)の出場メンバーが発表されましたね。
今年も“ジュニアの季節”がやって来た!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年5月7日
『BEST OF THE SUPER Jr.25』特設サイトがオープンしました!https://t.co/cwqSV3mHP2#njbosj #njpw pic.twitter.com/b6nLrbbH79
参加メンバーの細かい説明は公式HPに譲るとして、昨年BOSJ卒業を表明したライガー、ヘビー級転向したタイチとつられて卒業したTAKA、”アッチ”に言ったリコシェ、今年は流石に着てくれなかったボラドールの5人の穴を埋めたのは
アレックス・シェリーとの名タッグ、モーターシティマシンガンズが有名なクリス・セイビン
いつになったらALL INにINできるのか、ROHの新星フリップ・ゴードン
”二代目BONE SOLDIER”石森太二
界隈で割りと待望のシングル解禁でなにをみせるか、六本木3K のSHO&YOH
フリップはポスターでネタバレになってましたけど、3Kに石森はまぁそうなるな、となっていたところにまさかのクリス・セイビンとは。
といっても自分もあんまり知らないんで試合を見るのが楽しみです。
というわけで今回はBOSJ25のメンバーについて各種数字を見て行きたいと思います。
調べた数値
今回は各選手の年齢、キャリア、BOSJ出場回数、BOSJ25でのメイン登場数、セミ登場数、それ以外の試合数を調べて見ました。
今回のBOSJで一つ重要なのは、去年は都内の大会などではジュニアの試合がメインになっていたものの地方ではヘビーのタッグマッチがメインを勤めており、それに対してジュニアのファンや選手から不満の声もあったりしたんですよね。
その声が拾われたのか今年は全大会で公式戦が後半4試合を占める様に、前半戦は別ブロックのタッグマッチという所謂G1方式ですね。
ちなみにメイン/セミ登場数については最後の公式戦が行われる後楽園の試合順がまだ決まっていないのでそれ以外の大会での回数になります。
Aブロック各数値
A | 年齢 | キャリア | 出場回数 | メイン | セミ | その他 |
タイガー | 47.7 | 22.9 | 17 | 1 | 5 | |
ACH | 30.5 | 11.3 | 2 | 1 | 5 | |
フリップ | 26.5 | 3.1 | 初 | 2 | 4 | |
オスプレイ | 25.1 | 6.4 | 3 | 5 | 1 | 0 |
YOH | 30.0 | 5.5 | 2 | 2 | 2 | 2 |
石森 | 35.3 | 16.1 | 2 | 1 | 3 | 2 |
金丸 | 41.7 | 21.9 | 2 | 2 | 1 | 3 |
BUSHI | 35.2 | 11.2 | 6 | 1 | 2 | 3 |
で、Aブロックについて調べた結果が上の表。
Aブロックの平均年齢は34歳、平均キャリアは12.3年となりました。
といってもタイガーマスクがこの数値をかなり引き上げている部分があって、タイガーを除くとそれぞれの数値は32歳、10.8年と2年近く減少します。
まぁそれが悪いこととは言いませんし、若者の中でベテランの妙が生きることもあるし・・・と思いつつもえらい浮いてんなぁ・・・
最年少はオスプレイの25歳、つい先日誕生日だったみたいですね、これで押しも押されぬIWGPJr.王者ってんだからたまらないですね
そして最短キャリアはフリップ・ゴードンの3.1年、まさに新星って感じですが今回のBOSJ的にはハイフライヤー枠に加えてチャレンジ枠って部分もあるんですかね。
で、メイン/セミ登場数ですがメイン登場数はオスプレイが圧巻の5回、これはAB全体でも最多ですね。
更に残りの公式戦もセミに登場で、公式戦はメインかセミのどちらかに登場するって感じですね、こういう結果を見てもオスプレイが今のジュニアの中心人物、逆に言えば「全員から首を狙われている」ということですかね、
その次にメイン/セミ登場数が多いのはYOH(2/2)と石森(1/3)、ここはYOHへの生え抜きとしての期待度、そしてBONE SOLDIERとして鳴り物入りでやってきた石森への期待値の現れですかね。
逆に登場数が少ないのはタイガーとACH次いでフリップ、3人はこの下馬評を覆せるか。
(出場回数については特にありません)
Bブロック各数値
B | 年齢 | キャリア | 出場回数 | メイン | セミ | その他 |
KUSHIDA | 35.1 | 12.7 | 9 | 2 | 3 | 1 |
田口 | 39.2 | 15.5 | 15 | 1 | 5 | |
セイビン | 36.4 | 18.4 | 初 | 2 | 4 | |
ドラゴンリー | 23.1 | 4.4 | 2 | 2 | 4 | |
SHO | 28.8 | 5.6 | 初 | 3 | 3 | |
マーティ | 29.9 | 13.3 | 2 | 1 | 1 | 4 |
デスペ | 34.5 | 8.2 | 3 | 2 | 1 | 3 |
ヒロム | 28.5 | 7.8 | 4 | 4 | 2 | 0 |
続いてBブロック。
Bブロックの平均年齢は31.9歳、平均キャリアは10.8年となりました。
奇しくもタイガー以外のAブロックの各平均値と一緒なんですよねこれ。
いずれにしてもブロックごとの数値的にはBブロックの方が若い感じですね。
最年少はドラゴンリーの23歳でこれは全体でも最年少、さらにキャリアも4.4年でBブロックでは最短ですね。
そしてメイン・セミ登場数ですが、Bブロックでもヒロムがメインに4回、セミに2回登場でこちらも常にメインかセミに登場する予定になります。
ヒロムと言えば新日本での人気投票企画では内藤棚橋オカダケニーといったヘビーのトップ4に次いで名前が挙がるほどの人気を獲得している選手でもありますね。
その一方で、凱旋直後にIWGPJrを獲得して、それをKUSHIDAに奪い返されて以降中々ベルト再戴冠の機会が巡ってこないという状態なので、今回のBOSJで優勝して・・・!という意気込みも強いんじゃないですかね。
それに次ぐのは先日もIWGPJrに挑戦したKUSHIDA(2/3)、昨年優勝者でもあるのでAのオスプレイと同じく狙われる立場でもありますかね。
ちなみにKUSHIDA唯一のメイン/セミ意外登場は大阪で田口監督戦です。
前年度との比較
年齢 | キャリア | |
BOSJ25 | 33.0 | 11.5 |
BOSJ24 | 35.0 | 14.2 |
簡単に平均年齢とキャリアだけを前年度と比較すると平均年齢は約ー2歳、平均キャリアは-2.7年といずれも大きく減少しました。
5人もメンバーが入れ替わっているということで大きな変化があったのは確かですけど、それが若返り方向に働くのは以前調べたヘビーでのリーグ戦と同じですね。
平均年齢/世代推移
上の図は1988年に開催されたTop of the Super Jr.から今回のBOSJ25までの平均年齢をまとめたものになっています。
緑の線が平均、赤い点線が最年長選手、青い点線が最年少選手の年齢になっています。
パッと見でわかるように2001年以降はずーっとライガー選手が最年長だったので年を経るにつれて赤点線は単調増加してました、逆に考えると1回も欠場してないのすげぇな・・・
そうしてライガーの年齢が+されていっても平均年齢はそれに追随することなく35歳以下をキープしていることからわかるようにちゃんと選手の入れ替わりが行われてきたんですよね。
今年は特に重鎮ライガーが卒業したことでガクッと平均年齢が下がっているのが見て取れますね。
ちなみに上の図はデータこそ同じですけど誕生日の平均値の推移を示したもの。
平均年齢が大体維持されていたことからわかるように、平均世代(?)も年とともに後の世代に移り変わって言っているのがわかりますね。
実は定期的に大きな変化が起きて一気に世代交代が起きてるんでは、と思って調べてみたのがこの図なんですが、
実際に1996~2010年は3年ごとにステップが見えるようにも見えますかね、このステップの時に大きくメンバーが変わった、のかなぁ。
そえと比較すると2010~2015年はかなりスムーズに推移をしていて、世代交代がスムーズとも言えますが参戦メンバーが定着していない時期だったのではないかとも思えますね。
これについてはまたこんどしっかり調べたいと思います。
見やすいように平均だけを拡大したもの、段々が見える・・・段々に見えない?
所感雑感
ということでBOSJ25の各種数字でした。
こうして見るとライガー卒業による変化って結構大きいような感じがしてきますね。
BOSJ、というかジュニアについては色々問題があるなぁと今日BOSJのメンバー発表?に沸き立つTLを見ながら思ったんですが、それらについては自分なりに色々検証してみたいとは思います。
きょうはこれまで、それでは