プロレス統計

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各種数字で振り返るウィル・オスプレイ対マーティ・スカル

さていよいよ迫った4.1両国SAKURA Genesis、全カードの発表されましたね。

 メインは勿論IWGPヘビー級選手権オカダ対ザックでこれについては以前の記事で各種数値比較をしたんですが、今回はもう一つの選手権、IWGPジュニアヘビー級戦主権試合オスプレイ対マーティについて各種数値比較をしたいと思います。
一応1.4の時にジュニア4WAYの各選手の対戦成績はまとめはしたんですが今回は他の数値も見て見たいと思います。

 

 

生年月日とデビュー日

オスプレイ 1993年5月7日、2012年4月1日

マーティ 1988年7月26日 、2005年2月

 オスプレイが現在25歳・キャリア5年目で4.1にはちょうどデビュー6周年のデビュー記念日なんですね。
一方マーティは現在29歳でキャリアは13年目に突入、実はザックやオカダさんの1歳年下、キャリアも1年後輩なんですね。
オカダ対ザックの時に「中卒でデビューとか珍しい二人だなぁ」なんて思いましたけどここにももう一人いたとは・・・それを考えるとオスプレイは19歳デビューと割と常識?的で新日本だと川人なんかがそうでしたね(それでも最近の傾向的に「若いなぁ!」と思った気がするけど)
いずれにしても年齢にして4年、キャリアにしてはなんと7年も差がある二人、経験値という意味だとマーティが有利ですかね、実際”老獪”な試合しますし。

身長体重

オスプレイ 185cm、79kg

マーティ 175cm、83kg

一方体格面では身長はオスプレイが10cm近く上、体重はマーティが4kgほど上。
同じRPWのザックと比較すると身長はオスプレイと一緒(185cm)で体重はマーティと一緒(85kg)なんですね。
そう考えるとザックは身長の割りにえらい細く見えるのにそれより体重の軽いオスプレイはそうでもない(細いには細いけど)ように見えるのは不思議だな・・・とか言い出すとちょっと苦しくなってくるからやめておこう、プロレスにおけるこういう数値は実際当てにならんですしね。
とはいえ、ジュニアにおいては比較的でかいオスプレイだからこそ飛び技も映えるし威力があるのは確かかなぁ。

獲得タイトル数

オスプレイ FPWタッグ王座、Lucha Britannia世界王座(2回)、MCWインターコモンウェルス王座、IWGPジュニア王座(2回)、BOSJ2016優勝、Progress王座、PWAヘビー級、RCWAエリート1王座、RPWブリティッシュクルーザー級(2回)、ブリティッシュタッグ王座、ROHTV王座、SWEスピードキング王座(2回)、WCPWタッグ王座、ブリティッシュトライアングル王座
計14タイトル、18回

マーティ DPWライトヘビー級、FNWブリティッシュ王座、IPW:UKブリティッシュクルーザー級、統一ブリティッシュタッグ(2回)、ブリティッシュクルーザートーナメント、Selseyカップ、エクストリームメジャートーナメント、MCWInvitationalトーナメント、IWGPジュニアヘビー級、NWAブリティッシュ王座&FNWブリティッシュ王座、NWAブリティッシュ王座トーナメント、BOLA2016、Progress世界王座(2回)、RPWブリティッシュクルーザー級、ブリティッシュヘビー級、統一ブリティッシュタッグ王座(2回)、エクストリームメジャートーナメント、三冠王座、ROHTV王座、SWEスピードキング王座、スピードキングトーナメント、SWEタッグ、UPWヘビー級、ヘビー級トーナメント、WCPW王座、WXW統一世界王座
計26タイトル、29回

これまた多いわ!となるやつ、ザックが21タイトル26回だったのでマーティはそれを更に上回ってきてるし、それと比較して少ないとは言いつつオスプレイも十分多いしブリティッシュ三銃士恐るべし・・・
まぁオスプレイはキャリア5年でこれですからねぇ・・・それこそ末恐ろしいですよ。
いずれにしても両者共にワールドワイドに活躍する選手なのはこれで明らかですかね。
ちなみにマーティは26タイトル中9タイトルがトーナメント優勝というトーナメントタイトルコレクターでもあるので、それこそ負けたら終わりの一発勝負に強い部分はあるのかもしれません。

参戦団体(2017年)

オスプレイ 新日本、Defiant,ROH、RPW、LuchaForever、FightClub、PROGRESS、MCW、OverTheTop、Riptide、Discovery、HOPE、FutureShock、XWA、CCW、PWA、SPW、ATTACK!、TNT
19団体

マーティ ROH、新日本、Defiant、RPW、PWG、OverTheTop、LuchaForever,UPW,PROGRESS、IPW、Discovery、BCW、Fight Club、WXW、Riptide、CostaRica、ProWrestlingChaos、LuchaLibreyPasion、CRASH、
19団体

そして2017年の出場団体数は全く同じ、細かい内訳も載せていますが上位4団体は新日本、Defiant、ROH、RPWと共通しているのも主戦場が似ているってことですかね。
当て比較するとマーティはどちらかというとROHやPWGなどアメリカに重きを置いていて、これはBULLET CLUB所属なのも関係しているでしょうか。
一方オスプレイはCHAOS所属で新日本の巡業に参加する関係で必然的に参戦回数も多いって感じですかね。

試合数

オスプレイ 157試合

マーティ 127試合

試合数については30試合程度の差、これは上記の通り普段の試合数が多い巡業スタイルをとっている新日本への参戦が多いためですかね。
マーティの場合は新日本に参戦するときは巡業には出ずビッグマッチなどを中心に出るスタイルなのでより一層すくないかも、ROHも試合数自体はそんなに多くないですし。
とはいえ年間100試合オーバーなのは変わりない、というかオスプレイは働きすぎでは・・・?というレベルで一時は「ちょっと試合数を絞りたい」なんて言ってた気もするんですけどどうなんですかね。

過去対戦

 さて過去対戦は下記事に一応まとめてあります。

prowrestlinganalysis.hatenablog.com

14戦 オスプレイ3勝 マーティ11勝

と言うようにマーティの圧倒的優勢なんですが、このうちタイトルマッチだけを抜き出すと・・・

NWAブリティッシュ王座 (2015.7.3) マーティ勝利
RPWブリティッシュヘビー挑戦者決定戦(2016.1.16) マーティ勝利
PROGRESS世界王座 (2016.1.24) マーティ勝利
PROGRESS世界王座(2016.4.2) マーティ勝利
ROHTV王座(2016.11.20) マーティ勝利
IWGPJrヘビー(2017.11.5) マーティ勝利

 なんとマーティの6戦全勝!つまりオスプレイはマーティにタイトルマッチで勝利したことがないんですよね。
ちなみにこれ以外にもBOSJで対戦したときも負けてますからねぇ・・・本当に「ここぞのところで勝てない相手」なんですね。
ということを考えると今度の防衛戦はオスプレイにとっての正念場になりそうですね・・・

所感雑感

というわけでオスプレイ対マーティの各種数字でした。
あらためて調べて見るとこんなに相性が悪い相手なのか・・・と愕然としますけど果たして両国ではどうなるか、楽しみですね
今日はこれまで、それでは