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12.9 新日本プロレス 愛媛大会 ツイート解析

 遂にWTLも前公式戦を終えましたが早速愛媛大会中に#njpwにツイートされたツイートについて解析していきましょう。

集計結果

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
大会は18:00開始、21時ちょうどに終了しました。
この日のツイート数は1127ツイートでした。
やはり休日と言うこともあって先日の広島大会(884ツイート)からも200近くツイートが増加、前回の後楽園(1097ツイート)とほぼほぼ同じぐらいの値ですね。
また実況に参加したユーザーは383人で後楽園大会(350人)と比較しても微増していますね。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。

 変な永田さん

  時刻:19:01
ツイート数:12.0tweet

残念ながら公式ツイッターに関連ツイートはなかったのですが、試合後にノリノリだった永田さんの変なナガダンスがこの日のトップツイートを記録すると言う珍事が。
代わりに同試合のツイートをはっつけてはいますが、試合も試合後も本隊はノリノリでしたね。
元々ジュースが本隊のムードメーカーとして一役買っていた部分はありますがそれに加えてキャラハンのハチャメチャなキャラが面白くて今シリーズは当たっても組んでも楽しそうにしていた印象がありますね。
そう思うとただでさえ高齢化・弱体化が叫ばれる本隊においてヤングライオンやデスジュースみたいな元気印な若者は重要だよなぁと思ったりも。

KES対ベストフレンズ!

  時刻:19:17
ツイート数:10.0tweet

 Bブロックの公式戦は6チームが8点で並ぶ大混戦で最後の3試合はその星の潰し合いが始まります。
その始まりは現IWGPタッグ王者であるKES対新鋭のベストフレンズ。
KESが体格パワースピードテクニックのすべてに秀でたチームなだけに見ていても「マジで強ぇー」という小学生並みの感想が沸いてくるばかりです。
それに対するベストフレンズはやはり受けに受ける戦法で隙を狙って一気に攻めかかるもののやはりKESの壁は厚く高く、KESが最初の勝ち点10点を手に入れます。
まさに磐石の勝利ではありましたが、少なからずそれに肉薄しあわや!と言う場面も見せたベストフレンズも素晴らしかったと思います。
ぜひともまた参戦して欲しい。

ウォーマシン対エルコブ!

時刻:19:50
ツイート数:9.0tweet

続くのは今WTLエントリーチームの中でも屈指の重量級タッグの対決。
重量級であっても双方ともにリングを縦横無尽に駆け抜けとびはね、そしてそう易々とは投げられることのない巨体をバンバンと投げ散らかします。
流石に終盤はお互いにつかれきったような様子もありましたが。
しかし最後の最後で勝負を分けたのはお互いのタッグチームとしてのキャリアとチームワークでしょうか、必殺のフォールアウトによってウォーマシンがKESに続きます。
しかしウォーマシンは参戦暦こそそう長くないもののあっという間に観客の支持を集めていますね。
一方で久々の新日本参戦となったエルガンと、ある種待望の初来日となったジェフコブはちょっと本領発揮とは行かなかったですね、これもタッグの妙であり難しさでしょうか。

GOD対矢野石井!

 時刻:20:14
ツイート数:10.0tweet

そして最終公式戦は昨年はIWGP王者として決勝に進出するものの惜しくも優勝を逃したGoDとドームにおいて突如乱入しベルトを掻っ攫っていった極悪非道の石井矢野。
そういう意味でいうと因縁の2チームではありますがタマと矢野はG1でも対戦経験がありお互いの手の内は良くわかっているために試合は読み合いに。
お互いの隙を狙い合う試合は矢野の金的からの丸め込みをかわしたタマのガンスタンで試合の流れが変わり、最後は必殺のゲリラウォーフェアでGoDが雪辱を果たします。

 そして2017年のWTLの決勝は久々の若手日本人タッグとして注目を浴びるEVIL SANADAのCold EVIL 対 2年連続の決勝進出となる元IWGPタッグ王者のGoDとなりました。
ちなみにEVILは一昨年内藤とのタッグで決勝に進出しているので2回目のチャレンジになりますね。
決戦は2日後の福岡国際センター、待ったなしの大一番。

続々前哨戦

 時刻:20:46
ツイート数:9.0tweet

というわけでメインイベントはここまでの地方巡業と同じようにCHAOS対LIJの6人タッグマッチ。
(それはそうとめっちゃ疲れた顔してんなサムネの内藤さん)
このことについてコメントで内藤さんが噛み付いているものの、これは公式戦で完全に同点で優劣が決まらなかった場合に代表者決定戦を行うためのインターバルとして用意された、なんていうことがミラノさんから語られています。
また、WWEなどではTV放送が終わった後に会場に来た観客用にダークメインイベントと呼ばれる試合が組まれることがあり、ある種この試合はそういう意味合いがあるかもしれませんね。
前哨戦としては一進一退の攻防と双方からのミラノさんいじりを交えつつ、最後は内藤さんのアシストを受けてBUSHIが見事に勝利。
しかし割と困惑させるのは試合後のヒロムのコメント、これまではオスプレイをからかうようなコメントが続いていたのが突然自分の人生について語りだし、最後は光GENJIのPLEASEの歌詞を口ずさみながらの退場。
これには流石の清野アナも「悩める若者」という苦しいコメント。
ちなみに口ずさんだのは「もしも僕達がやさしさ失くせば 今度ばかりは 神様 あなたのミステイク」と言う風に続きます。
この辺は詳しい人にちょっと調べてもらいたいところ。

所感雑感

というわけでWTLの決勝のカードが決まりましたが、開幕戦で大恥をかかされたCold EVILが見事にリカバリーして決勝に進んだということを考えると、日本人の有力タッグと言うこともありますが、この二人に期待してしまいますねぇ。
その一方で他のチームにとっては長いリーグ戦が終わった開放感と、一時の別れによる寂しさが沸いてきちゃいますね、まぁ最終戦には出場するんでしょうけど。
今シリーズは所謂シングルでのトップ選手が、身体の休養等も兼ねてエントリーしないことによる人員不足を初参戦となる外国人やベテラン・若手によって支えたシリーズでもあるので、なれないリング・巡業スタイル・タッグチームで参戦してくれた外国人選手には感謝したいところですね。

しかしシリーズはまだ最終戦を残していますので、すでに棚橋が膝の負傷で欠場し、出場選手もテーピングが多数見えますが、なんとか無事に完走して欲しいと思うばかりです。
それでは明日のWTL決勝もツイート解析する予定です。
それでは