さて2018年最後の長期シリーズとなったWORLD TAG LEAGUEも最終戦、自分としては数大会ぶりの復帰戦になりますがツイート解析をしていきましょう。
集計結果
大会は15:00に開始され、試合自体は18:30ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆GBH復活?
12.9岩手大会!第5試合終了後、@rainmakerXokada 、@YTR_CHAOS 、@KUSHIDA_0904 に攻撃を加える #BulletClub!そのピンチを救うべく一人の男が救出に入る!
— njpwworld (@njpwworld) December 9, 2018
登録&視聴▶︎https://t.co/jMc6ORfuu9 #njpwworld #njwtl #njpw pic.twitter.com/cEUDujDdVX
時刻:16:33
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さて最初のピークは、今シリーズオカダが棚橋やKUSHIDAと組んで挑むも7連敗を喫せられたBULLET CLUBとの一戦、今回はWTLを終えた矢野さんが棚橋の変わりにINしての対戦。
いやまぁなんとなく予感してたとはいえ字面というか数字としては中々にショッキング、とはいえ人数にかかわらずタッグマッチにおいては1+1をいかに2以上にするのかというのが大事、そういう意味で超のつくシングルプレイヤー気質の二人が組んだ場合1.5+1.5=3にこそなれ1+1=100の二人には勝てないんですよねぇ。
奇しくもBULLET CLUBは鉄壁の連携を誇るユニット、だけに一周回って普段組んでいない棚橋オカダとのタッグ相手のほうが手玉に取りやすかったとかそういうことなんですかね。
そういうことを考えると今回の敗戦もある意味道理、しかしある意味見慣れていた光景を覆したのは試合後、矢野に追い討ちをかけるファレを制裁しにやってきた真壁。
奇しくも、かつて真壁が率いていたGBHにおいて生え抜きドヒールタッグを結成していた矢野、そして試合中に真壁を裏切りGBHの崩壊・CHAOS結成のきっかけになった矢野、解説中も言ってましたけど因縁がありすぎるほどありすぎる相手を助けに入ったんですよね。
真壁のこうした救援も本隊の主たる棚橋のユニット越境外交を踏まえてのもの、ではあるんですけどそれとはまた違った意味合い・未来があるような気がしたりしなかったり。
1.4には間に合わないだろうけど2月ぐらいにはGBH再結成じゃあ!とか
◆聖帝対空王
12.9岩手大会!第7試合NEVER無差別級王座ナンバーワン・コンテンダーマッチ!@taichi0319 VS @WillOspreay !勝った方がNEVER無差別級選手権試合に挑戦できるこの試合!この激しい攻防を制するのはどちらだ⁉︎
登録&視聴▶︎https://t.co/jMc6ORfuu9 #njpwworld #njwtl #njpw pic.twitter.com/4Yn9GA17vf— njpwworld (@njpwworld) December 9, 2018
時刻:17:22
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さて続いてはこの後で行われるNEVER無差別級戦の次期挑戦者を決める一戦、大体こういうのって「次期挑戦者決定戦」て銘打たれてた気がしますけど今回は片方がイギリス人のオスプレイだからか「ナンバーワンコンテンダーマッチ」なんて英語表記に、うーんしっくりこない。
それはさておき元々はいつぞやの両国大会での6人タッグマッチで当時NEVER王者だったタイチからピンフォールを取ったオスプレイが次期挑戦者決定か?と思いきやオスプレイがイギリスで負傷し、挑戦が流れた一戦でもありますね。
その再戦でもあるんですが、両者共に挑戦権があるってことで二人によって次期挑戦権を争うって感じ。
とはいえオスプレイは復帰明けとあって苦しい展開、脇腹の負傷もタイチの体重とキックが効くこと効くこと。
しかしそれで怯むことなく、こだわり続けたストームブレイカーで再びの勝利。
これでようやく先に進むことが出来る、んですかね。
◆3年10ヶ月ぶりの”無差別級”戴冠
飯伏幸太が後藤洋央紀を撃破し、NEVER無差別級王座を初戴冠!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 9, 2018
“次期挑戦者”ウィル・オスプレイとの“ドリームマッチ”が実現か!?
☆12.9岩手大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/UOmfOVggCz #njpw #njwtl pic.twitter.com/14axaO1kcW
時刻:17:48
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続いてはそのオスプレイの挑戦先であるNEVER無差別級戦、SNSでのすったもんだを経て決定した後藤対飯伏。
後藤さんはもう何度も戴冠・防衛していますけど飯伏にとってのNEVERといえばいつぞやの横アリでの石井戦、熊本での真壁戦と挑戦こそスレ跳ね返されてきていたベルトですね。
そして後藤と飯伏というとこれまで3度対戦し、タイプこそ違えどなぜだかやけにかみ合う二人でもあります(下記記事参照)
試合の中で言うと、これまでありそうでなかったカミゴエ式、相手の両手を掴んだ状態での頭突きにカウンターの膝に、という攻防が生まれたのは新しいなぁと思ったり。
しかし最後は”正調の”カミゴエで勝利、飯伏としてはIWGPジュニアヘビーに続く新日本でのタイトルですが、それまでのキャリアで言うとDDTのトップベルトもKO-D”無差別級”だったので最後の戴冠となった49代王者、2015年2月以来の3年10ヶ月ぶりの戴冠になりました。
しかもその最初の相手がオスプレイとは・・・いやぁ間に合って良かった、色々。
◆岩手の夜空を書ける月面水爆
#njwtl 2018優勝決定戦(12/9)を公開!@151012EVIL & @seiyasanada VS @Tama_Tonga & @TangaloaNJPW !IWGPタッグ王者 VS 前年度WTL覇者の決勝戦!一進一退の激しい攻防!
— njpwworld (@njpwworld) December 9, 2018
平成最後のWTLを制するのはどちらのチームだ⁉︎
視聴&登録▷https://t.co/wXZFUGRjfk#njpwworld #njpw pic.twitter.com/pDT8QUx5XE
時刻:18:27
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で、今回のメインはWTLの優勝決定戦。
今年は全チーム総当りの末の得点上位2チームによる決定戦なので既に公式戦で対戦がある2チームなんですが、その試合は11.30後楽園である意味奥の手、味方につけた邪道外道から継承したとも言えるスーパーパワーボムを解禁してGoDが勝利してますね。
ちなみに去年も同じ構図での決勝戦でそこでGoDを破っていたのがEVISANAなんですけどその時との違いは、邪道を携えて勝敗度外視の反則殺法も繰り返す辺りか(とはいえ流石に決勝は勝ちを狙いに着てるんでしょうけど)
そういう意味で邪道をマジックキラーでノックアウトしてからが本当の闘いで、そこからタンガをEVILでしとめてからのタマへのマジックキラーとラウンディングボディプレスでの勝利。
奇しくも両チーム共に、過去に新日本で名タッグと呼ばれたチームの合体技を使っているわけですけど、それをあえて繋ぎに使ってそれぞれのフィニッシャーでノックアウトし勝利する、って言うのはこの二人なりの拘りが合ったのかなぁと思ったり(出来れば新合体技を作って欲しいけど。)
◆また3WAYかぁ・・・壊れるなぁ
EVIL&SANADAが有言実行の『WORLD TAG LEAGUE』“2連覇”達成!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 9, 2018
タマ&タンガ、ヤングバックスとのIWGPタッグ3WAY戦が実現か!?
☆12.9岩手大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/UOmfOVggCz #njpw #njwtl pic.twitter.com/4TnBFRmHRD
時刻:18:35
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で、WTL優勝をひっさげてIWGPタッグ挑戦を表明してたわけですけどそこに割り込んできたのはヤングバックス。
まぁ色々と言いつつ要点は「俺達は前王者だからリマッチ権で俺たちも挑戦する」てことなんですけど、そういえばそうだったわ・・・と今更思い出すヤツ。
まぁこういう展開は最近のヘビータッグだと層でもないですけどそれこそヤングバックすら外国人タッグが牛耳っていたジュニアタッグだと毎年のように「俺は公式戦で王者に勝った」「俺は前王者だ」と色々言い出してnWAYに・・・なんてことがあったなぁと思い出しましたね。
まぁ理屈は通ってるなぁと思いつつ、折角優勝したところなのにーという人らも多かったんですかね。
まぁとはいえWTLは「次期挑戦者決定リーグ戦」にあらず、14チームの総当りという過酷なマラソンマッチに勝ち抜く持久力と安定感のあるタッグチームの決定戦なわけです。
それを踏まえて一種の「最強タッグ」と認定した上でタッグへの挑戦が決まるわけですが、それに並び立つものとして前王者がまた別枠で並ぶというのもまぁよし、さらに各チームが一応同意しているようなので良いんじゃないかな?とも思いますけどね。
まぁぶっちゃけ一昨年のようなそういう理屈もなく「俺も参加させろー!」で参加して3WAYに!っていうのの5万倍はマシでは?と思ったりする感じです。
まぁ単純に短期間で3度目のカードより新鮮味がでるし、単純に試合としても面白くならない?という気もするところです。
所感雑感
というわけでWTLも決定戦でした。
まぁ色々な解析なりまとめはまた後日やる予定ではありますが、開催前はかなり気になってた後半の公式戦スケジュールにもかかわらず大きな負傷もなく全チーム完走したっていうのは喜ばしい驚きというかなんというか。
惜しむべくはちゃんと全戦を追い書けることが出来なかった点ですけども、ちゃんと全部追いかけた人は充実感会ったでしょうねぇ、全91公式戦だったわけで・・・
きょうはこれまで、それでは