さてどんたくしりーず後楽園4大会も最終日、ツイート解析をしていきましょう。
集計結果
横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は18:30開始、21:00に終了しました。
今回の専用ハッシュタグは#njdontakuにおけるツイート数は2,107ツイート(#njpw:2,065)、RT数は4,424RT(#njpw:4,216)、ユーザー数は346人(#njpw:523)となりました。
#njdontakuのツイート数値的には大会を経るごとに数値が増加して言っている感じですね、なんとなくあんまり定着していなかったハッシュタグがシリーズが進むにつれ徐々に定着してきたって感じですかね。
↑今月の後楽園4大会のツイート数値推移、RTは多少増減があるもののいずれも増加傾向。
それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
試合結果については公式の試合結果を参照してください。
●帰ってきた獣神ライガー
.@Liger_NJPW vs @TENZAN323 #NJPWWorld Watch now▶︎https://t.co/Tj7UBJ4PjP #njDONTAKU pic.twitter.com/62RO6cYbfP
— njpwworld (@njpwworld) 2018年4月24日
時刻:18:53
ツイート数:15tweet
今回の最初のピークは帰ってきた獣神サンダーライガー。
本来は広島大会から参戦だったんですが八木君の右尺骨(前腕の骨)骨折の影響で参戦を前倒しして後楽園大会から巡業帯同とのこと。
言わずと知れた世界の獣神、現新日本所属レスラーの中でもダントツのレジェンドですけどこういうところでフットワークが軽いのは流石ですよねぇ。
時期的に言えば去年にBOSJ卒業を宣言してしまったのもあって最近は出場機会も減りつつありますけど、未だに「ライガー最終章」は継続中なだけに今後も元気な姿を見せて欲しいですね。
とはいえこういう若手とベテランみたいなタッグマッチも久々な感じがするのも不思議だ、一昔前はこういう試合ばっかだった気がするのに
八木君はしっかり治して戻ってきて
●石井対ヘナーレ!
壮絶三昧! 石井智宏vsトーア・ヘナーレのシングル戦は、後楽園を揺るがす好勝負を展開!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年4月24日
はたして勝敗の行方は?
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時刻:19:40
ツイート数:38tweet
思えばここ最近ずっと石井に絡み続けていたことの結果として、残念ながらRPWの管理下のためベルトこそかけられなかったものの、対に実現した対石井戦、「これを見にきたんや!」って言う人も結構いたみたいですね。
思えば石井も、今や押しも押されぬトップ選手の一人ではありますけど、その切欠となったのはしつこいぐらいに永田さんに絡んでいって、ボッコボコにされたりしてことだったりもしますもんね。
そういう意味でも、華麗なプロレスを目指す選手も多い中で珍しい、石井のフォロワーが現れたって感じが、ヘナーレを見るたびにするんですよね。
結果としては石井を追い込むものの、倒すには程遠いという惨敗、でも明らかに濃いファンの集う後楽園を沸かせ、第4試合にもかかわらずついーッたー上でも鋭いピークを作った辺り、確実な"爪あと"、もしくは”作品”になった試合だと思います、G1とは言わないまでもNJCには出て欲しいなぁ。
●裸の大様
もう止まらない…! 鈴木みのるvs内藤哲也の前哨タッグ戦は、本日も危険度マックス!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年4月24日
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時刻:20:07
ツイート数:23tweet
続いては今シリーズの柱の一つである鈴木軍対LIJ、前日のIWGPジュニアタッグに引き続いて今日もまた鈴木軍がLIJを圧倒する形で試合を制しました。
多分どちらにしてもユニットとしての連携自体は高レベルなんでしょうけど、よりダーティなテクニックがあるって意味で優勢に立てるんですかね。
で、まぁ結果としては前日に引き続いてフォールを奪われたヒロムに引き続いて古傷の膝を攻められた内藤、とまさにコテンパンにやられたって感じ、でしたけど鈴木が引き上げかけたあとに自信満々でマイクをするのは内藤、っていうのは中々不思議な光景ですね。
見ようによっては負け惜しみって感じもしますけどこれこそ「勝敗を重要視しない」レスラーの振る舞いってことなんですかねぇ。
会場の歓声的に負けて静まり返ったあとにマイクで盛り上がっている辺り、どんな形であれ「優勢だぞ!」という状況・印象をつけることは重要だったりするんですかね。
●挑戦者とは・・・
「どんたく」決戦へ向け、抗争エスカレート!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年4月24日
棚橋に禁断の“場外ツームストン”を炸裂!
その直後、なんとオカダは高笑い…!!
4.24後楽園ホール大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/eCMUx6RhYP #njdontaku #njpw pic.twitter.com/i368cS2K4F
時刻:20:34
ツイート数:26tweet
セミはIWGPヘビー及びNEVERの前哨戦。
セミ前がある意味で真っ当な形で「前哨戦」をして、盛り上げていたのを踏まえると今回の試合はそのセオリーというかやり方からは大分外れていましたね。
6人の内各人がやる気があるし動きも良い、んですけどオカダ対棚橋のマッチアップになったとたんに岡田の表情が消えて棚橋に付き合わないって言う。
「挑戦者を如何に巨大に見せるのか」というのが通常の前哨戦とするなら今回のは「挑戦者を如何に脆弱に見せるのか」に腐心しているようにも見えましたね。
つまるところ「普通じゃない」試合だったわけですけど、オカダモンペ的には何らかの意味はある気はしました。
色んな言い方があるんでしょうけど、いずれにしても「IWGPヘビーのV12戦」も「オカダ対棚橋」もどちらも特別だからこそ前哨戦も普通にはならないってことなんですかね。
いずれにしてもこの違和感は博多どんたくへ・・・
●IWGPUS選手権、ジェイ対フィンレー!
フィンレーが一世一代の“大奮戦”も、最後はジェイのブレードランナーが炸裂!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年4月24日
USヘビー級王座を2度目の防衛!!
4.24後楽園ホール大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/eCMUx6RhYP #njdontaku #njpw pic.twitter.com/rE1JkXxIqq
時刻:21:05
ツイート数:43tweet
そしてメインは、同期対決でもあるジェイ対フィンレー。
この両者ってジェイが凱旋してケニーからベルトを奪ってすぐに対戦したこともあったんですけど、その時と違うのはメインであるということだけでなくジェイというレスラー、そして”若手ではない”フィンレーというレスラーが多少なりとも観客に浸透しつつあったことも良い方向に働いた感はありましたね。
凱旋時から「雰囲気”は”ある」なんて言い方をされてたジェイですけど、逆水平を基調にした攻め、いきなり出てくるバックドロップでのチェンジオブペース、相手の勢いを削ぐようなムーブ、っていう「ジェイはどんな選手か」が大分知れ渡ってきているだけでも違いますかね。
そういうのらりくらりなジェイに対して感情むき出しのフィンレーの攻めがちょうど合うというか、特に奥の手のラストショットはカッコよかったなぁ。
それでもやっぱり、ジェイがコントロールした試合という感じでした。
それでも、”ジェイの試合”という意味でも、ジェイにとっては一つの作品になった試合なんじゃないかなぁと思ったり。
所感雑感
というわけでUS王座戦も開かれた後楽園大会でした。
今大会を振り返るなら「”元”外国人ヤングライオンが主役だった」ってことに尽きますかね、ヘナーレに始まりジェイにフィンレー、外様ではなく「新日本産のレスラー」として観客に受け止められているのは新日本の今後にとっては絶対良い事ですよね。
試合後は「次の挑戦者は誰だ?」なんてジェイが言ってましたけど、いずれは後楽園でなくもっと大きいビッグマッチのメインで見たいもんですね。
今日はこれまで、それでは