オフを挟んで東京へ戻ってきたNJC早くも波乱が起きてますがさっそく見ていきましょう。
【本日も生中継!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 16, 2019
「NEW JAPAN CUP 2019」の模様を2試合目までYoutubeで無料生中継!https://t.co/e0zJRiqipV
「新日本プロレスワールド」でも同時配信!https://t.co/Ds0lbuXfkF #njpw #njcup #njpwworld pic.twitter.com/64mfvBQ08p
集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆ランス”なまはげ”アーチャー
NEW JAPAN CUP 2019後楽園大会!第3試合は@HenareNZ @GBH_makabe vs @DBSmithjr @LanceHoyt のタッグマッチ!
— njpwworld (@njpwworld) March 16, 2019
序盤からKESの2人がパワーとラフ殺法で圧倒!
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時刻:19:16
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結果として3回戦への進出はならなかったKES、ではるんですけどNJCで残した印象でいうとスミスが矢野と当たったことで不完全燃焼に終わって不満を募らせたのに対すると、ランスはオスプレイとの一戦がネット上の各所で結構評判が良く、本人としてもなんとなく満足いってNJCを終了したような印象があったりします。
そういう感じでヘナーレをキラーボムで倒した後もランスはノリノリでコーナーでアピールしたり、少年ファンに凄んで見せる”なまはげ”アピールを久しぶりにしたりと絶好調ですね。
武藤さんの言葉で、自分の代名詞になるような試合のことを「作品」と呼んだりしますけど、ランスはまさに今年「作品」を残した形に。
そう考えるとスミスも・・・となるんですが果たしてチャンスはあるんだろうか・・・つい先日はリアルジャパンにも上がってたみたいですけどそういう他団体でのチャンスも積極的に狙っていってほしいなぁ。
◆【悲報】ダークネス鎌、また壊れる
.@taichi0319 'Destroy 2!!'
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時刻:19:40
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タイチが弁償!👏 👏 👏👏👏
税別4000円! 👏 👏 👏👏👏
◆カバナ勝ち
NEW JAPAN CUP 2019後楽園大会第6試合!
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明日NJC2回戦で対戦する@YTR_CHAOS と@ColtCabana 、2人の世界観満載の前哨戦!
登録&視聴▷https://t.co/KIlkvJLoAG#njpw #njcup #njpwworld pic.twitter.com/gkMiUvaCZ5
時刻:20:08
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結果として完全にCHAOS代表者決定戦と化した左側の山ですが、一応右側の山にもCHAOS所属である矢野さんが残っているので可能性としちゃ決勝でもCHAOS対決となる可能性はあったりしますね。
そういうわけで組まれた前哨戦のタッグはカバナを除けばほぼほぼCHAOSの同門対決になってるっちゅうのが以外に今まで見た感じがなくて不可思議な感じで、これもまた今回のNJCの特異な点ですかね。
こういう時は前哨戦になる相手同士の組み合わせが注目なんですけど、それ以外でも個人的に目が行ってしまったのがカバナ。
自分としてもあまり試合を見たことがある選手じゃないので動きの一つ一つが目新しい、というのもあるんですけど不意にオスプレイとマッチアップになっても腕の取り合い、そしてロープワークからの見たこともない丸め込みと少ない時間の中で「あっこの人すげぇ」と思わせて、伊達にフリーランスとして生き抜いてないな、と感心してました。
まぁ最後は石井矢野タッグの連携で丸め込まれてたんですけど、割と期待しちゃう、NJCだけでなく今後も頻繁に来てくれないものか。
◆同部屋対決
田口監督が怒涛の大攻勢!棚橋の牙城に迫る!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 16, 2019
だが最後は、逸材がドラゴンスープレックスで逆転勝利!
「NEW JAPAN CUP」準々決勝へ進出!
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時刻:20:34
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すっかりNJCも外国人が増え、すなわちいわゆる生え抜き選手もかなり減っている昨今ですけどその中でも比較的珍しい生え抜き同士、さらに言えば同ユニット同士の対戦になった棚橋対田口。
そういうノスタルジック?な関係性もある両者ですけど、思えば田口監督の持ち技である走らせる奴も近年のフィニッシャーであるアンクルホールドも膝が古傷だらけの棚橋にとっては効きすぎるほどに効く、致命傷な技なので実は田口監督棚橋に対して結構有利なんでは疑惑が。
しかし序盤にその攻めを見せたもののそれで攻め切るのを良しとしなかった、というか一応はジュニアヘビー級であるにもかかわらず思った以上の真っ向勝負で挑むどころか一進一退以上の攻防を見せるという。
ブレーンバスターとツイスト&シャウトの攻防でも棚橋のツイストを耐えきってのスリーアミーゴスを完了、どどんがだめかと思うや完全なブリッジのタイガースープレックスホールドを見せる、これが身体能力は同期一といわれた男の進化か・・・、というか膝の負荷軽減もかねて体重を減らしつつある棚橋に対してわがままバディに進化しつつある監督だと体型は結構いい勝負・・・
そうして棚橋を苦しめるだけ苦しめるも、その場飛びのスリングブレイドなど相手への隙を減らした攻めが噛み合って、最後は田口のタイガーに触発された(かもしれない)ドラゴンスープレックスで勝利。
いやしかしその後足早に退場する棚橋の足取りがひょこひょことしたものですし、さらにはいつもはメインでなくても行うファンとの触れ合いも最小限、監督の爪痕は思ってるよりも深いか?(口述しますけど次の公式戦がかなり心配)
◆JUST TAP OUT!
場内騒然! “優勝候補”飯伏がザックの関節地獄の前に陥落…!!
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「NEW JAPAN CUP」準々決勝でザックは棚橋と激突!
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時刻:20:56
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ザック対飯伏に関しては何度も何度もその由縁について語っている気はしますが、いまや新日本でも幾度も対戦してきた間柄、すでにその両者の実力と攻防については新日本のファンにとってもおなじみでしょう。
さらに言えば両者がNJCやG1といった特殊な舞台でのみ対戦しているあたりに、新日本としてもこの二人としてもこのカードを特別に扱っているのが見て取れたりもします。
とはいえこの勝負においては、序盤の攻防でもあるように打撃や飛び技が得意な飯伏と、そういう技へ合わせた技をいくつも持つザックなだけにじっくり探り合いをしていてはザックが圧倒的に有利、そのザックのペースを破るには以前勝利した時のようにザックも思いもよらないような強烈な一発(三角締めを持ち上げてのパワーボムとか)を狙わないといけないわけで。
そういう意味だとでかい一発が決まれば飯伏の勝ち、その前にザックが飯伏を極め切ればザックの勝ち、なんですが飯伏に体力が残っていれば無理やりにでも逃げられるからこそ徐々に徐々にその体力を削っていくことがザックの戦法になる。
ということを考えると飯伏の勝機は体力が残っているうちの短期決戦、ザックはそれをさせない長期戦という感じになるんですかね。
だからこそ15分経過の時点で飯伏は以前の決め手になったラストライドからカミゴエへのトライを連発したわけですが、その技に関しては何種類も対策を用意してきたザックが上手だったか、カミゴエを交わして下半身に絡みつくやオリエンテーリングウィズナパームデス、かつて内藤さんをタップアウトさせたその技で今度こそ飯伏をJUST TAP OUT、まさに作戦勝ち、まさに執念勝ち、いや凄いわザック。
所感雑感
というわけで7日目でしたが、いやマジでまさか飯伏が負けるとは・・・とこの結果を見たときは思ったんですけど映像を見るとまさにザックの勝つべくして、というよりは勝ちへの道筋をしっかりたどっての勝利、いや文句はつけようがねぇっすわ。
で、試合後に言われていた通りこの次は去年の決勝の対戦となるザック対棚橋が3回戦で実現なんですが、これはザックを応援せざるを得ない、というか田口監督戦でもかなりヘロヘロだたのにこのザック相手にどう勝つんや・・・いやまぁどっかで勝ってるはずだから勝ち方はあるんだけど。
とはいえ、納得とはいえ、すっかりNJC開幕前の予想はすっかり外れてしまったことが確定したのでそこはしょんぼりしてたりします。
きょうはこれまで、それでは