春の最強決定戦、では無く今年は王座挑戦権争奪トーナメントという部分が押し出されたNEW JAPAN CUP開幕戦、早速解析して行きましょう。
集計結果
横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は18:30開始、21:00前に終了しました。
今回の専用ハッシュタグは#njcup、大会ハッシュタグとしては結構馴染み深い印象が。
#njcupにおけるツイート数は2,888ツイート(#njpw:2,299)、RT数は5,701RT(#njpw:5,475)、ユーザー数は637人(#njpw:626人)となりました。
毎回後楽園大会のデータを探し出して比較するのも面倒だったので後楽園大会の観客動員などをプロットしてみるとこんな感じ。
1.5が如何せん規格外なんですが、とりあえず今回は通常ツイート・ユーザー数はいつもどおり、RT数は少し多めって感じですかね。
こうしてみるとなんだかんだ言いつつ後楽園大会のツイート数は平日休日を問わず結構安定してますね、今回平日にかかわらずちょっと多めなのはNJC開幕戦という注目度もあったんですかね。
それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
試合結果については公式の試合結果を参照してください
●鈴木軍のマイクロフォンNo.1
過去に某団体で外国人のアシストでマイクをしベルト総取りし団体の頂点に上り詰めたことがある
— TAKAみちのく (@takam777) 2018年3月9日
今回ザックセイバーJr.の潜在能力に大きな可能性を感じた
今の時代上に行くには言葉が必要な時もある
俺自身言葉の壁で海外でモガキ苦しんだ経験があるからよくわかる
これから彼は化けることでしょう pic.twitter.com/nxi5PcUtVN
時刻:19:05
ツイート数:30tweet
最近ちょっと不穏な呟きをしていたTAKAみちのく、新日本離脱か?なんて憶測もありましたけど試合のなかった旗揚げ記念日にも姿を見せ、今日のこの日も試合はないもののザックに代わって試合の前後にマイクで相手を挑発してましたね。
自分はあんまり詳しくないんですけど、TAKAが武藤全日本にいたときはまさに今みたいに日本語のマイクができない外国人選手を纏め上げ、アシストしていたことがあったみたいなんですが、思えば鈴木軍も日本人メンバーが過半数とはいえ、ザックにスミス、アーチャーという有望な外国人選手を抱えている一方で中々ブレイクしきれていない状態でもあったんですよね。
そういう意味だと広報として外国人選手をサポートするのは良さそうにも見えますね。
今はザックのサポートみたいですけどどっちかって言うとスミスにこそ必要な気も。
●棚橋対タイチ前哨戦
【3.9後楽園大会・第4試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年3月9日
棚橋弘至復帰戦!
棚橋弘至が『NJC』1回戦で対戦するタイチと6人タッグマッチで激突!
タイチが棚橋に場外で容赦ないパイプ椅子攻撃を敢行!
新日本プロレス・スマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njpw #njcup pic.twitter.com/kbdWp5iupa
時刻:19:25
ツイート数:33tweet
今大会はNJCの開幕戦でもありましたけど同時に棚橋の復帰戦とも銘打たれていました、というわけで公式戦ではないものの注目の一戦。
正直に言えば今回の復帰は見切り発車な印象もあって、序盤の顔見世とその後みのるタイチとのマッチアップがありましたけど、攻めにしても受けにしてもちょっと動きがぎこちなく見えましたね。
ミラノ先生の話曰く、膝への負担を減らすために減量してきているとのことでしたけど、逆に減量しすぎるとスタミナとか動きが・・・なんて可能性もありますしねぇ。
一方タイチは、ちょっと肉付けすぎでは?感はあるものの、そういう体系的には縛りも無くなって絶好調って感じですね。
そういう怪我以外のコンディション面でもちょっと不安・・・
●STTT
時刻:20:02
ツイート数:30tweet
下乳!下乳です!
こういう場合なんとなく誤魔化して「前の試合の結果が・・・」とか書くこともあるけどツイートを見る限り「裕二郎ガールの下乳に盛り上がるTL」でしかなかったので正直に告白します。
所謂ミスターR指定のころからディーバをつれてくるようになったんですけど、初めはセクシー女優中心ではべらすだけだったのが本格的なダンサーに来てもらってちょっと踊ってもらって、というのになって以降結構評判が良くなってるのも事実。
●裕二郎対ジュース
【3.9後楽園大会・第6試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年3月9日
『NEW JAPAN CUP』1回戦!
ジュース・ロビンソンと高橋裕二郎が激突!
裕二郎が場外でパイプ椅子へ、さらにコーナー最上段から雪崩式フィッシャーマン・バスターを敢行!
新日本プロレス・スマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njpw #njcup pic.twitter.com/4P38iS2Nxm
時刻:20:20
ツイート数:38tweet
そして2018年のNJCの第一戦は裕二郎対ジュースで開幕、去年も対戦している二人ではありますけどジュースはG1出場やタイトル挑戦で経験を積んで自信をつけ、一方裕二郎はシングルと言えばNJCとバレッタ戦ぐらいでバイプレーヤーの立場に甘んじてきたのもあって「今日はキメたる!」という意気込みが見えましたね。
それが場外の客席へのブレーンバスターや雪崩式フィッシャーマンなどインパクトのある技だったんですけど、ムーンサルトを除く自分の歴代フィニッシャーを出していくのも意気込みが見えましたね。
しかし如何せん感じたのは体格差、ジュースが体格もあって身体もパンプアップしてでかいのも合って投げ技などにしても裕二郎がジュースの身体をコントロールし切れていない感じもしましたね。
逆に言えば、ワールド解説のGKもたびたび強調していたように、ジュースはここまで自分の体格を活かすような闘い方を磨いてきただけに一撃一撃のインパクトがすごい印象。
そういう意味で言うと最近のシングル戦経験値の差が出てたかなぁ。
●石井対エルガン
2年ぶりの直接対決!石井 VS @MichaelElgin25 !
— njpwworld (@njpwworld) 2018年3月9日
意地と意地のぶつかり合い!
リング上では激しいどつきあいが繰り広げられています!
視聴&登録▷https://t.co/NxJKtVK94f #NJPW #NJPWWorld #NJCUP pic.twitter.com/VUNYdjKjQD
時刻:20:56
ツイート数:71tweet
上記の裕二郎と同じく、いやそれ以上にNJCに決意を持って挑んでたのはエルガンかもしれません。
というのも、本拠地の北米では諸事情あって自分が主催していた団体を手放し、フリーとしての活動にしてもどこへ行ってもブーイングを受ける状態。
一方で新日本では一昨年に負傷欠場をしてタイトル戦線を離れて以来、タイトルへの挑戦やG1、WTLへの参戦などしてポイントポイントでインパクトは残すものの点が線にならない状況が続いています。
だからこそNJCで再び特大のインパクトを残し、ビッグカムバックをするためにもこの石井戦への意気込みは大きかったでしょうね。
そして石井はそういう選手の全てを引き出して全て耐え切るのが心情、エルガンのほぼ全ての技、奥の手や新日本初公開の技も含めて耐え切りましたね。
そのなかでも雪崩式BTボムはえらい角度で落ちましたけど良く石井ちゃんもアレを耐えたな・・・一応その後の攻防でばっちり受身を取ってはいたので致命的、では無いもののダメージは大きそうですね。
結果としてここで石井ちゃんがトーナメント脱落したのはその後のダメージ的にも良かったのかもしれません。
いずれにしたってビッグマイクのビッグインパクト、まず一つは残ったんではないでしょうか
所感雑感
というわけでNJC1回戦2試合含む後楽園大会でした。
こうしてみると去年までの「春の最強決定トーナメント」から今年の「王座挑戦権争奪トーナメント」に文句が変わった事でより選手がチャンスを得ようと意気込む姿に目がいく気がしますね、特にこの日の2試合については。
そんな中で果たして誰が挑戦権を掴むのか、2週間弱のトーナメントを見守りましょう(しかしえらい高密度な日程だ・・・両国が4.1と早めなのも関係してるんだろうけど)
それでは