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【40万人突破記念】新日本公式Twitterフォロワー数推移調査

もうそろそろ来るんじゃないかなぁと予感していたことがついにやってきました。
それが悲しいお知らせであれば気分も落ち込むところですが今回は(多分)良い知らせなので喜びが増すわけです。

というわけで新日本プロレスの公式Twitterアカウント(njpw1972)のフォロワー数が40万人を突破しました。
何やら突破記念キャンペーンも待ち受けているとのことですが、今回はそれを待ちつつこれまでのフォロワー数の推移について振り返っていこうと思います。

 

フォロワー数”キリ番”振り返り

Twitterのフォロワー数に関しては自身のアカウントであればAnalyticsでこれまでの推移などを振り返ることもできますが、他社のアカウントであれば現状の数値もしくは数日前までの数値までしか振り返ることができません。
しかし幸運なことに新日本の公式アカウントはフォロワー数が大台に乗ったキリ番*1の際には逐一報告をしていたので今でもうかがい知ることができますのでまずはそれを振り返ってみます。

2009年11月18日にアカウント作成*2
2015年3月20日にフォロワー10万人達成*3
2015年12月29日にフォロワー20万人達成*4
2017年5月6日にフォロワー30万人達成*5
そして、2020年4月26日にフォロワー40万人達成*6というような推移になっているようです。

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これらの推移を大まかにまとめてみたのがこちらのグラフ。
各キリ番到達日時は赤で、その間の平均フォロワー増加数を青で示しています。
まず目を引くのは2009年末のアカウント作成から2015年に至るまで5年半近くにわたっての低成長期間(+51人/日)
2010年当時と言えばTwitterのユーザー数も現在の1/8程度とまだまだ少なかったのもありますが、その後2015年までにかけて7倍近くまで増加していたはずです*7
そういう意味でいうと世への浸透と日本プロレス界での浸透には時間差があったのかもしれません*8

ともかく2015年3月に10万人を突破したかと思えば同年末(12.29)に20万人を突破、この期間の増加速度は+352人/日とこれまでの期間で最速になっています。
2015年というとリング上の充実もですが新日本プロレスワールドというサブスクリプションサービスが本格稼働した年でもあり、ネット戦略が加速していた時期とも言えます。
その後はその増加は鈍化し、30万人突破までの平均速度は+202人/日、40万人突破までは+92人/日となっています。
所謂企業アカウントのフォロワー数の推移についての典型を知らないので*9何とも言えませんが、それでもある段階で急上昇し、次第にその伸びが鈍化していく、というのはよくある流れな気もします。

直近フォロワー数推移

これまでも何度か記事を書いている通り、国内の主要団体については2019年12月8日以降のTwitterアカウントのフォロワー数を集計している*10のでそちらのデータも見ていきましょう。
ちなみに先ほどのグラフ中の緑で示した領域が以下で示すデータの期間になっています、本当に直近の推移ですね。

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こちらでは実際のフォロワー数推移をで示しており、参考としてこの期間中に起きた主なビッグイベントを赤・緑・紫の領域で示しています。
御覧の通り、フォロワー数の推移はステップ上に変化しており、WRESTLE KINGDOM14(WK14)東京ドーム大会やNEW BEGINNING Osaka(NBG Osaka)大阪城ホール大会などのビッグイベントやRT&フォローキャンペーンの時期に大きく増加しているのはわかると思います。
それ以外の期間ではほぼ一定のフォロワー数の変化を示しており、上記グラフではその期間の平均増加速度も示しています。

2019年12月中の平均速度は+42人/日に対して1・2月は+72人/日または+78人/日と大きく差があることが分かります。
これに関しては多くの興行が打たれ、所謂”ストーリー”が進む時期ほどフォロワーが増加する傾向にあると言えるでしょう。
その証拠に興行自粛が始まり、一切の興行と”ストーリー”展開がストップした3・4月は+21人/日と集計期間中で最も遅い速度になっています。
これを鑑みるに、COVID-19による自粛がなければ3月中にも40万人に到達していたんではないでしょうか。

 

所感雑感

というわけでTwitterフォロワー数の推移でした。
40万人突破はなんともめでたい話ではあるんですが、改めてデータを見るに「興行は何よりの宣伝になる」という側面も伺い知れる結果でもありました。
40万人突破記念キャンペーンの実態も気になりますが、興行再開が何よりのプレゼントになるんではなかろうかと思う日々です。

きょうはこれまで、それでは