先日の大阪大会の結果を経て、IWGPヘビーに続いておそらくIWGP ICのタイトルマッチもジェイ対内藤で決まるんではなかろうかという予感がしてきた昨今です。
で、ご存じのとおりICを争うジェイと内藤、IWGPに挑戦予定の飯伏は1.5でIWGPヘビーに挑戦し、二冠を達成することを目論んでいます。
その目論見を確約にするべくジェイはオカダ飯伏を呼びつけ、それに待ったをかける形で内藤も登場し、リング上に新日本の現BIG4ともいえる4人が集結する形に。
オカダ、飯伏、内藤、ジェイ 新日本の現BIG4ともいえる4人 (2019.11.03)
思えば今年の旗揚げ記念日の時も似たようなそろい踏みがあったんですけど、あの時はオカダ飯伏棚橋後藤というメンツでしたねぇ・・・。
ここで少し、自分の脳内整理のためにも各人の意図を整理。
まず前提としてIWGPヘビー王者オカダのオカダは1.4での防衛戦は確定、翌日1.5でも防衛戦を行う宣言はしていますけどその相手は未指定の状態。
対する飯伏は1.5ではその時のIC王者を指名するはらつもりのよう。
つまり、ICを争う二名にとって、飯伏が勝てはそのまま二冠を狙える一方、オカダが勝った場合挑戦できるかどうかが問題なんですよね。
基本来るもの拒まずなオカダですけど、今回の二冠騒動に関しては否定的な態度を崩さない感じなので、1.4になって「明日の防衛戦相手はライガーだ!」とか言ってもおかしくない。
そういう意味で、ジェイ（と内藤も）は了承を得たかったんでしょうけどスカされた形ですかね。
で、ここに加わった内藤さんの場合はそもそも「1.4でジェイが挑戦を受諾するのか」という問題もあるのでややこしい。
しかもこちらはジェイがバックステージコメントで否定をしてる感じなのではたしてどうなるのか。
まぁそこにさらにファン投票とかが絡んできてなおの事ややこしくなっている感じはしますが、今回はせっかくそろい踏みしたこの4人について過去の対戦成績をおさらいしたいと思います。
直近対戦
そもそもこの4人、久々の対戦という気がしないなぁと思っていたんですけど直近の対戦を調べてみるとこの4名の間では、2018年の1.4で行われたオカダ対内藤の1試合を除いていずれも2019年中に対戦があります。
オカダvs内藤 2018.1.4 731日ぶり (試合結果、映像)
オカダvsジェイ 2019.4.6 274日ぶり (試合結果、映像)
飯伏vs内藤 2019.6.9 210日ぶり (試合結果、映像)
オカダvs飯伏 2019.8.10 147日ぶり (試合結果、映像)
飯伏vsジェイ 2019.8.12 146日ぶり (試合結果、映像)
ジェイvs内藤 2019.9.22 104日ぶり (試合結果、映像)
ついでにもし対戦がドーム二連戦で実現した場合の前回対戦からの日数も示してみましたけど、オカダvs内藤に関しては丸2年ぶりになるんですねぇ。
でほかの6通りについては今年中にいずれも対戦があり、1.4で対戦が確定しているオカダ飯伏、現在挑戦表明しているジェイ内藤は半年以内なんですよね。
そういうことを考えると、単純に温存してきたカードっていう意味ではオカダ対内藤が二日目に・・・という気はしないでもない。
過去対戦成績
今回取り上げた4名の過去の対戦成績は上の図のようになっていますが、ジェイを除いたオカダ飯伏内藤は結構な回数の対戦があります。
とはいえ全員に過去の対戦があり、最も多いのはオカダと内藤で過去9度の対戦、最も少ないのがジェイ飯伏で今年のG1優勝決定戦での1戦が唯一の対戦ですね。
で、上記のデータを勝ち越し(O)と負け越し(X)にわけて表記したのがこちら。
図で分かるようになんと内藤さんは他3名全員に負け越している状態。
逆転の～というのは自称ですけど、逆転するにはまず初めに劣勢に立たねばならない、そういう意味だとこの4名の中でも一番の劣勢に立っているんですよね内藤さん。
しかも今回挑戦表明をしたジェイに関しては全敗という状況でもありますし。
で、この負け越し勝ち越しを簡単に図で示したものがこちら、→の向いている方向が勝ち越している相手を示しています。
内藤さんは全員に負け越しなので全員から矢印を向けられているわけです。
一方で残った3人を見てみるとオカダは飯伏に、飯伏はジェイに、ジェイはオカダにという三竦み的構造が出来上がっているわけでこれはちょっと興味深かったりします。
そういう意味でいうとオカダが勝った場合ジェイに二冠チャンス、飯伏が勝った場合飯伏に二冠チャンスという感じですかね。
所感雑感
というわけで簡単にですが過去対戦で見るBIG4でした。
これを書く前に大阪で行動を振り返ってみると一層のこと飯伏の行動が謎に過ぎるという結論になってきてこの人やべぇな・・・と思った次第です、あなたがオカダさんを呼ぶ理由は特になかったんでは。
まぁこの記事が出るころには既にファンアンケートの結果も出てるとは思うんですけど、それを踏まえて果たしてどういうカードが組まれるのかは楽しみですね。
きょうはこれまで、それでは
