Destructionシリーズも決着です。
本日9月22日(日) 16:00〜 生配信!
— njpwworld (@njpwworld) September 21, 2019
DESTRUCTION in KOBE
本日のメインは、IWGPインターコンチネンタル選手権試合:内藤 哲也 vs. ジェイ・ホワイト!!
セミファイナルは、後藤 洋央紀 vs. 鷹木 信悟!!
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集計結果
大会は16:00に開始され、試合自体は19:10ごろに終了しました。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆ヤングライオン杯2019決勝
外国人初の快挙!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 22, 2019
『ヤングライオン杯』は、海野翔太を下した“LA道場”カール・フレドリックスが優勝!
バックステージでは、柴田コーチとガッチリ握手!
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時刻:16:41
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概要:ヤングライオン杯2019優勝はカール・フレドリックス
間違いなく今シリーズの目玉であったヤングライオン杯、道場同士の対抗戦という要素もあってか、地方巡業という”本戦”に付随しての開催だったためか、一昨年に比べても注目度が高いなぁという気がしました。
結果的に私も全戦見れているわけではないですけど、こういった試合だからこそ見える選手の思わぬ面、そして成長なんかが見えて面白かったですね、特に日本人ヤングライオンの中では一番地味だった上村君がここまで素晴らしい動きを見せるとは。
とはいえ最終公式戦、そして優勝を争うことになったのはフレドリックスと海野、それぞれ外国人・日本人ヤングライオンの優勝予想のトップ同士。
とはいえこの両者、垢ぬけているというかなんというか試合自体にはあんまり”ヤングライオンらしさ”みたいなのはなくて、良くも悪くも現在のトップ選手に近い試合をしている気はしますね。
海野はかなり早熟な感じなんでしょうけど、フレドリックスは数年感米インディでのキャリアもあったし、妥当というかなんというか。
そして、そのキャリアを活かせたのか、優勝はフレドリックス、一昨年優勝の北村さんは七番勝負(未完)が待っていましたけど果たしてフレドリックスには何が待っているのか・・・
◆鬼神現る
もう止まらない!“鬼神ライガー”が衝撃の大暴走!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2019年9月22日
バックステージでも鈴木みのるを襲撃…!!
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時刻:17:05
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概要:みのるに対し怒り心頭のライガー、”鬼神ライガー”と化して制裁
一体だれが、ライガーが試合開始前というか鈴木の入場時に奇襲をかけて、そのままリング上で自らマスクを脱いで鬼神ライガーと化し、反則裁定も構わず鈴木を襲いに行くと思おうか・・・
鬼神ライガーとしての登場は2012年の大阪大会以来の出来事らしく丸7年ぶりの登場、そりゃ会場も「おぉーっ!」ってよりも困惑の方が強くなりますわね。
というか自分も鬼神ライガーっていうものは知ってはいても今回はその出で立ちが・・・前回は顔の部分だけ出してたからあれですけど今回は完全にマスクを剥がしていて、そのため文字通りの白頭のバケモンという出で立ちが怖いという。
話によるとライガーは勢いそのままバックステージでもみのるを襲ったそうな、そりゃみのるも凄い狼狽して逃げるわ・・・
◆連日連夜の良い風
今度は、YOHがタンガ・ロアから丸め込みで激勝!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 22, 2019
怒り狂うG.o.D! ロアはアメリカでの決着戦を逆要求!!
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時刻:17:25
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概要:YOH再びGoDからピンフォールを奪う
正直に言えば、今現在丸め込みという勝ち方は相手をノックアウトしての3カウントよりも1段・2段立場の低い決め技という印象がある。
まぁわかりやすく「相手を倒した!」という感じがないのもあって「うまいこと勝利を頂いた」という感じにも見受けられる節もあるんですが、そういう意味でYOHのスタイルはこれまでなんともノリづらいものだったわけです。
それが今回のように、体格面では見るからに一周り大きいGoDを相手に果敢に攻めかかり、隙を見て勝利を奪う姿は「体格面での不利を埋める正当な手段」という印象を見る側に与え、だからこそこれまでのジュニアタッグ戦で見ないような歓声が沸いている感もあったり。
SHOはSHOでパワー面を鍛えることで無差別級を狙っている節もあったりで、3Kが無差別級タッグという宣言はあながち嘘ではないのかも。
◆遅れてきた好敵手
★セミファイナル
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 22, 2019
男と男の真っ向対決!!
後藤vs鷹木のスペシャルシングルマッチは激熱の好勝負に!!
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時刻:18:22
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概要:後藤、鷹木を下す
ある種鷹木の新日本参戦及びヘビー級転向は、本人も言ってましたけど、後藤さんにとっての僥倖だったんじゃないかなぁとも。
現在の新日本は、こと日本人選手に限るとパワータイプの選手はほとんどおらず、それこそ後藤さんにEVILぐらいなもの、EVILは少しパワーで押すというよりも巧さ推しな感じはするのでそうすると中々同タイプが見つからない。
勿論タイプが同じであることが好勝負の必要条件ではないんですが、同タイプの二人だからこそ見せれる試合、見たい試合っていうのもあるのは事実で、そういう意味では好敵手不在の時期があったわけです。
しかし、鷹木はパワーもですけどスピードもあること、そして技をどんどん生み出す器用さもあること、まったくとは言わないもののまさしく噛み合う要素の持った男であり、事実なんとも噛み合った一戦、それこそ表裏一体のような二人。
だからこそこの勝利は、後にタイトル挑戦につながったという結果以上に後藤さんにとっては得難い勝利、得難い一戦だったのでは。
◆It's my DESTINY
“二冠”を目論むジェイが内藤を撃破…!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 22, 2019
インターコンチネンタル王座を初戴冠!
鷹木を下した後藤が“次期挑戦者”に名乗り!!
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時刻:19:06
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概要:ジェイ、内藤を破りIWGP ICを獲得
全てだったのかどうかはさておき、かなりジェイの掌の上だったような気もする。
共に相手をおちょくってペースを崩すことを得意とし、切り返し技も得意としているという意味で共通項も多い二人ではあったんですけど、両者の違いでいうと内藤は相手をおちょくることで「自分への声援」を引き出し、ジェイは同様にして「自分へのブーイング」を引き出す。
試合全体に関して言えば、ジェイの方が攻めている場面が多かった、実際試合中の行動を集計した人(下記参照)によれば各数値的にはジェイが圧倒的にフォールを狙いに行く場面が多かった、それだけ内藤が攻められていた証拠でもあります。
しかしそれであっても、終盤のデスティーノ狙いをわざとしりもちをついて防いだシーンのように執拗に相手のフィニッシャーは決めさせず、自分は一発で決めていく。
まさに作戦勝ちとも言える勝利だったかなぁと。
Naito vs White - Match STATS.
— Pro Wrestling Musings (@PWMusings) September 22, 2019
White impressive against Naito yet the amount of fouls he committed is noteworthy. Naito unable to keep up in terms of strikes but would be within his rights to point to the fouls committed as a key factor.#PWMstats #njdest #njpw #naito #white pic.twitter.com/mYjMtXalvT
所感雑感
というわけでDestructionシリーズ最終戦でした。
ヤングライオン杯で始まったシリーズは神戸に何かと縁のあるジェイの勝利によって終了、内藤の二冠計画のDestructionによって幕を閉じた、というのは都合がよすぎるか。
いずれにしたって破壊なくして創造無しとはかつての名レスラーの言葉、この破壊が新たな何かの始まりな予感もしつつ次期シリーズ報を待ちたいところです。
きょうはこれまで、それでは