プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

MENU

各種数値で機運を高める飯伏幸太vsEVIL

いささか気が早いかもしれませんが、先日のDestruction in 鹿児島での試合結果を経て現在抗争がスタートしつつあるのがIWGPヘビー級挑戦権利書を保持する飯伏幸太とG1でその飯伏に勝利したEVIL。
私はてっきり数日中には両国のカードが追加になるんじゃ?と思ってたんですが、中々そういった報がない辺り神戸大会終了までは追加カードの発表はないようです(もちろん両国でなく次々シリーズのPower Struggle大阪大会で組まれる可能性もありますが)。

いずれにしたってここまで来たらきっといつか、少なくとも年内には組まれるだろう、という憶測の元、その対戦に向けて両者の各種数値をみつつ機運を高めたいと思います。

 

身長体重

飯伏 181㎝ 93㎏
EVIL 178㎝ 106㎏

元々、新日本やWWEではジュニアヘビー級/クルーザー級として活動していたように軽量な飯伏は、ヘビー級転向後も体重自体はジュニアヘビー級の枠内に収まっている感じですが、
対するEVILは飯伏よりもやや小柄な身長ではあるものの分厚い肉体をつけることできっちりヘビー級下限をクリア。
3㎝の身長差はまぁ誤差みたいなものと言えそうですけど体重差は10㎏強、というのはぶつかり合いになった時に影響はありそう。

生年月日

飯伏 1982年5月21日 37歳
EVIL 1987年1月26日 32歳

鹿児島でのにらみ合いとかを見てるとなんだか同世代のように見えちゃうんですけど5歳も年の差があるんですよね。
飯伏はご存じのように内藤・鷹木らと同世代、対するEVILはオカダ・SANADAらと同世代なのでプロレス年代的には1世代違うといっても過言ではありません。
とはいえ「EVIL 32歳」はまぁいいにして「飯伏 37歳」は何か間違っているんじゃないか?という気がしないでもない見た目してるわ。

デビュー

飯伏 2004年7月1日 16年目
EVIL 2011年5月13日 9年目

デビューに関しては両者ともに20代前半でのデビューと平均的なためキャリアも年齢差と同じような感じ。

共通項:NEVER無差別級王者

上述のとおり年代としてもデビュー時期にしても1世代違う両者、もちろんデビューもDDTと新日本といった具合に大きく違う両者ですが、一つ共通項を上げるとすればNEVER無差別級の獲得経験があることがあげられます。
しかも面白いことに、両者がともに「NEVER無差別級が新日本での初シングルタイトル」であり、どちらも「1か月以内の短命政権に終わっている」という共通項があるんですよね。

飯伏 第22代 2018.12.9~2019.1.4 (26日)

f:id:Rodyonsw:20190918181006p:plain

新日本での初シングルタイトルとなったNEVER無差別級(2018.12.9)

(新日本プロレス公式サイトより引用)

飯伏がNEVER無差別級を獲得したのは記憶にも新しい2018年末の12月、WORLD TAG LEAGUEの優勝決定戦が行われた大会で後藤洋央紀から奪取しました。
その試合後、すぐに挑戦表明をしてきたウィル・オスプレイと翌月2019.1.4の東京ドーム大会のオープニングマッチで初防衛戦を行ったのですが、オスプレイの猛攻でノックアウトされタイトル陥落、しかも脳震盪のおまけつきというなんとも苦い?思い出。
その戴冠期間はわずか26日に終わりました。

EVIL 第13代 2016.11.5~2016.11.15 (10日)

f:id:Rodyonsw:20190918181155p:plain

同じく新日本で初めてのシングルタイトルになった(2016.11.5)

(新日本プロレス公式サイトより引用)

一方のEVILは2016年の同じく年末、Power Struggle大阪大会において柴田勝頼から奪取しました。
そして組まれた防衛戦が何とわずか10日後の台湾大会、相手はダイレクトリマッチとなる柴田で初防衛に失敗してしまいます。
ライブ配信があったかちょっと記憶していないんですが、まさかの防衛戦にまさかの防衛失敗でこちらもEVILにとっては苦い記憶でしょうか。

そんなこんなで短命政権だった両者のNEVER無差別級ですけど、実はより短かった人がいて、
それが現在IMPACTレスリングで活躍中のマイケル・エルガンで2018年の6月9日の大阪城ホール大会で獲得したベルトを次のKIZUNAロードの後楽園大会6月17日に失ったため保持日数はわずかに8日、1週間弱天下とは・・・

過去対戦

f:id:Rodyonsw:20190918180034p:plain

実は初対決だった二人(2019.7.14)

(新日本プロレス公式サイトより引用)(試合映像)

この両者の過去対戦は1度のみ、先日のG1 CLIMAX 29における公式戦での一戦が両者の初対決だったんですよね。
このG1の開幕戦のKENTA戦で足首を捻挫していた飯伏に対し、容赦なく足攻めも含めた攻めを繰り出してEVILが勝利を収めた試合ですね(ツイート解析)。
当時の勝敗予想を見てみると、飯伏優勢なもののそれほど偏っていない感じもあって、EVILも飯伏に負けない支持があるようです。

 

所感雑感

というわけで気が早いですが飯伏とEVILについての各種数値でした。
確かにEVILが「俺はIWGPヘビーが欲しい!」と言っていたのは知ってましたけど、まさか挑戦権利書の方に行くとは・・・いやよく考えなくてもその方法はありえたんですけどすっかり忘れていた・・・
いずれにしろ、EVILとSANADAはドームでの「オカダ対飯伏」というカードに「SANADA対EVIL」で対抗するという構図になるのも中々面白かったりもするんですが、はたして同門対決は実現するのか?

きょうはこれまで、それでは