プロレス統計

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9.16 新日本プロレス Destruction in 鹿児島 ツイート解析

2019ヤングライオン杯ベストバウト候補も飛び出した鹿児島大会です。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njdestに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:00に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
このハッシュタグにおけるツイート総数は5,770ツイート、RT総数は6,989RT、呟いたユーザー1,047人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3,325ツイート、7,644RT、841人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

完全に有言実行

時刻:18:56
ツイート数:63.0 tweet/min
概要:YOHがタマを丸め込む

ジュニアタッグ戦線から弾き飛ばされて以降、J-CUPなどの舞台こそあれすっかりタッグでの出番が減っていた3K。
季節的にも次のジュニアタッグリーグが狙い目かなーなんて思っていたところでのまさかの一瞬の丸め込み勝利。
先日解説についたときにYOH自身、IWGPタッグを狙っていく旨を言っていたらしいですけど、まさに有言実行。
なによりも取った瞬間の会場の盛り上がりっぷり、そして試合後YOHを暴行したタマへのブーイングがすべてという感じはしますね、タッグにおいてここまでどちらか一方でも会場が”推す”雰囲気になったのも久しぶりなのでは。
返答は後日でしょうけどちょっと期待。

世界一怒りの獣神を怒らせる男

時刻:19:15
ツイート数:58.0 tweet/min
概要:みのるがついにライガーのマスクをはぐ

みのるとライガーの抗争でいうとライガーの引くほどのブチギレっぷりに目が行きますけどここまでそれを全く意に介さずむしろエスカレートする形でキレさせにいくみのるもみのるでやべぇな、という。
そしてブチぎれた時のライガーのマイクもこれまたカッコいのだ、Tシャツかぶって顔が見えない、格好付かない状態でここまでかっこいいレスラーも中々稀よな。

新次元戦闘

時刻:20:30
ツイート数:84.0 tweet/min
概要:IWGPジュニアタッグはBC組勝利

新日本ジュニアタッグの歴史は外国人タッグによる超越の歴史と言ってもいいほど、時折ヤバいタッグチームが登場してきた歴史があります。
長くはない私のプロレス観戦歴でもいくつかの例は見てきましたけど、それらに勝るとも劣らずなヤバいチームがこの度誕生したBirds of Preyなのは間違いないですね。
両者がともにシングルプレイヤーとして戦略を持った選手同士であれば、それこそ対戦相手の石森ELP組のようにそれぞれの技を順序で組み合わせるようなタッグワークが基本なんでしょうけど、BoPはそういった連携もあれど「普段はやらないけど二人なられもこれもできるな!」と今までになかった二人用の引き出しがどんどんと新設されるタイプ。
今回は決まらなかったですけどダブルのスパニッシュフライや、クロスラッシュを想起させるダブルトペコン、合体(というか分業式)論ミラースペシャル、まさに息をつく暇なく新技が出てくるのは初めてプロレス見に来たようなファンでも大興奮でしょうよ。
それだけに負けてしまったのが残念無念だったんですけど、そこはBCタッグが一枚上だった、かなぁ。
でもBoPは今後もどんどん試合してほしい!と思う一方なのです。

KENTAアタッシュケースを壊す

時刻:20:41
ツイート数:78.0 tweet/min
概要:KENTAアタッシュケース破壊

なんてことを・・・(これでケース新調になったら飯伏ファンも喜びそうだけど)

KENTA、敗れるも出航

時刻:21:12
ツイート数:124.0 tweet/min
概要:飯伏KENTA相手に防衛、次はEVIL

大ベビーフェイスの飯伏が地元鹿児島初のビッグマッチでメインを飾る、というのはなんとも完璧にお膳立てされたシチュエーションに感じるところですが、それは飯伏にとってもではありますがKENTAにとってもそうなんですよね。
G1を完走したKENTAですけどその最終戦でヒールターンしたことで”新章”へ突入、そのお披露目が先月末のロンドン大会だったんですが、試合中のアクシデントでうまいことそれも見せれず、好機は逸した感もあったんですが、そういう意味ではこんなにも早く新しいKENTAを見せつけるのにうってつけの場が来たのは不幸中の幸いですね。
という目で見てみると、今回は前回の石井戦と比較しても「KENTAが何をしようとしているのか」はすごくよく伝わった感はあります、その好き嫌いとかはさておきとして。
今のBULLET CLUB特有の憎まれる悪党としてのヒール、KENTAはそこに他のメンバーにない日本語でのアピールや日本人に合った煽り力の高さを見せていた感じ。
「はたしてKENTAて今のBCに合うんだろうか」と変な心配してましたけど、結構適性が高かったのね。
まぁもちろん憎まれるほどに試合運びは完璧を求められるだけにちょいちょい目立つミスとその原因であろうコンディションの悪さは気になるとこです。

 

所感雑感

というわけで鹿児島大会でした、初のビッグマッチだったっけ?となりましたけど確かにG1ぐらいでしかやっておらんかったか。
ツイート集計的トップ5は上になったんですが個人的には第1試合の上村対コナーズがえらいよかったので皆様もぜひ。

きょうはこれまで、それでは