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各種数値で振り返るオカダ・カズチカデビュー15周年

新日本プロレスとしては初のイギリスビッグマッチを控えた時期で、例年でいうと9月Destructionを前にしたオフの時期ではあるんですが、ファンにとっては実は重要な時期だったりします。
というのも実は8月29日は現IWGPヘビー級王者であるオカダ・カズチカ選手のデビュー記念日なのです。
しかも今年はデビュー15周年の節目の年、いやぁめでたい。

ということで、そういえばいろんな選手のまとめをしてきた弊ブログですがオカダ選手について包括的にまとめたことがなかったので今回が良い機会と思って各州数値で振り返りです。

 

基本データ

1987年11月8日生まれ 31歳
2004年8月29日デビュー キャリア15年
191㎝ 107㎏

というわけで実に人生の半分をプロレスラーとして過ごしているオカダさん、まぁ来年からは半分以上を、になるんですけども。
先日Twitterで少し話が出たんですが、若い若いといわれていたオカダ選手もはや30代、IWGP王者としても年下の王者(ジェイ)が登場したのもあって、少なくとも若手ということもできないキャリアになってきましたね。
まぁ前から言われていることですが、30代はそれこそ通常のプロレスラーでいう全盛期になる時期、そこに既に豊富なキャリアを持つオカダが突入すると…というのが楽しみなところなんですよね。

IWGPヘビー級各記録

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5度目の戴冠となったMSG大会 (2019.4.6)

(新日本プロレス公式サイトより引用)

戴冠回数:5度 (歴代4位タイ、1位棚橋は8度)
最長保持日数:720日、2016.6.19~2018.6.9 (最長)
通算保持日数:1661日 (最長)
最多連続防衛:12回 (最多)
通算防衛回数:27回 (2位、1位は棚橋で28回)

そしてオカダ選手の代名詞ともいえ、唯一獲得したことのあるタイトルであるIWGPヘビー級に関する記録は8.29時点でこの通り。
最長保持期間、通算保持日数、そして連続防衛数の3つの部門で歴代最長・最多を記録しています。
そして戴冠回数は記録更新にはしばらくかかりそうな気がしますが(少なくともあと3回落とさないとだめだし)、一方で通算防衛回数はあと1回、つまりRoyalQuestでの鈴木みのる戦で勝利すれば歴代1位タイになるんですよね。
そういう意味でも注目だぁ。

戦績

総試合数:1286試合
総合戦績:539勝 738敗 9引分 (勝率41.9%)

シングル:247試合
戦績:141勝 100敗 6引分 (勝率57.1%)

ちょっと簡単にCagematchデータベースで調べてみた戦績がこちら。
まぁ各数値の絶対値は他の選手とかとも比べてみないといかんともしがたいところなんですけど、割と驚いたのはその勝率。
まさかタッグマッチを含めた総合勝率よりもシングルでの勝率が高いとは・・・いやトップ選手は案外そんなものかも知れないけど。
と思って調べてみると内藤さんは56.7%→46.1%、棚橋が53.6%→60.4%という感じ、棚橋にタイプとしては近いのか。

その他各種数値

G1 CLIMAX 優勝2回 (2012,2014年)
NJC 優勝2回 (2013,2019年)
プロレス大賞 MVP 3度 (2012,2013,2015年)
プロレス大賞 ベストバウト (2012,2014,2015,2016,2017,2018年)
Cagematchユーザー評価 9.69 歴代3位、現役1位 (1位三沢、2位鶴田)

 

ちょちょっと目に付いた数字はこんな感じでした。
割とすごいと思ったのはいつもお馴染みcagematchのユーザー評価、cagematchだとユーザーが試合に評価できるんですがレスラーそのものへの評価もできて、上の数値はレスラーへの平均評価ですね。
というわけで世界中のレスラーを含めて歴代3位、しかも1位が三沢さんに2位が鶴田さんということで現役レスラーとしては1位という。
cagematchも一体どこの国籍のユーザーがどれぐらいいるのかはわからないんですけど海外勢からの評価も高いようです。

 

所感雑感

というわけで、昨日になってオカダさんんの投稿とかをみて「そういえばそうだったのね…」とおもって慌ててまとめた次第でした。
私がオカダさんを知ったのは2012年の凱旋以降、キャリアの後半8年間のみになるわけですけど、たとえそれだけであってもここまで入れ込んでしまうのがオカダという男の凄いところですよ。
オカダさんとしてはすぐにRoyalQuestでの防衛戦が控えているわけですが、何とかそこに勝って通算防衛回数1位タイに並んでほしいとこです。

きょうはこれまで、それでは