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公式戦予想的中率でみるG1 CLIMAX 29:前半戦編

これまでG1 CLIMAX 29は7大会を消化したところ、これまでが(ダラスや札幌とかもありますけど)東京を中心とした大会が多かったのが、これからは関西方面へと巡業が移っていくのもあってこれからが後半戦、という気はします、いやまぁ後12大会も残っているから”半分”には程遠いんだけど。

それはさておき、今回はG1 CLIMAX 29公式サイトにて行われている公式戦勝敗予想のTwitterでの集計結果から、果たして予想の的中率はどうだったのかを調べてみましたのでご報告です。
集計手法については下記記事を参照してください。

G1 CLIMAX 29 各ツイッター予想初動調査 - プロレス統計

 

各大会投票総数

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公式戦勝敗予想は#G129S(大会月日)_(勝敗予想)のハッシュタグを用いて投稿されているためどの大会にどれだけの投票があったのかを調べることもできます。
全体の合計としては1万369票の投票が確認されています。
また、最も投票数が多かったのは7.6アメリカ・ダラス大会で3379票最も少なかったのは7.19東京・大田区大会で735票でした。
ダラスに関しては投票開始から大会当日までダラス大会のみ投票が可能な状況で、その他については7.13~7.15、7.18~7.20のといった3連戦ごとの投票なので差異がでかいのは致し方がない気はします。
そういう意味でいうと7.15北海道・札幌大会の2263票が結構異彩を放つ数値ですが、やっぱり注目度が高かったってことだろうか。

各公式戦的中率

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続いて各公式戦についての的中率を示したのがこちら。
基本的には1→5の順番で最初の公式戦からその日最後の公式戦という順番だったと思います。
大まかな傾向のようなものは見られませんが、どの大会でも的中率20%程度の低い公式戦と60%程度の高い公式戦が混在している感じですね。
平均の的中率は50.33%、最も的中率が高かったのは7.15北海道・札幌で行われたBブロック公式戦ジェフ・コブ対ジョン・モクスリーで84.45%、最も的中率が低かったのは7.13東京・大田区で行われたこちらもBブロック公式戦矢野通対内藤哲也で15.72%でした。

各大会全的中率

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続いては各大会において全試合の予想が的中した投票の割合を各大会ごとに見てみたものです。
公式予想では「各大会ごとに全公式戦で予想的中した人のなかから1名に抽選でマフラータオルプレゼント」とのことなのでこの人たちがマフラータオルがもらえるかもってことですね。
上図では各大会における全公式戦的中率を示していますが、7.6~7.19に至るまで的中率がかなり低い!高かった7.18でもわずか6%という難しさ。
だったんですが7.20東京・後楽園大会は初めて2桁を超える14%弱の的中率となりました。
これをもっても平均全的中率は4.88%、これ5%超えるのかな…
ちなみに最も全的中率が低かったのは7.14東京・後楽園大会でした。

予想星取表

つづいて以前も紹介したツイッター予想により予想星取表です。
前回は勝敗が決まっていなかった試合もいくつかありましたが現在は予想が行われた公式戦はすべて決着がついていますので、予想と実際の勝敗が同じものは黒色異なっているものは赤色で示しており、
参考として予想星取りにおける勝ち点(pre-total)と実際の勝ち点(act-total)を併記しています。

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上の図はAブロックの予想星取表ですが、なんとEVILは4公式戦すべてで予想が外れている一方で勝ち点は予想と実際で一致しているというなかなか変わった状況。
一方で予想がすべて的中しているのはオカダ(4勝)とザック(1勝3敗)なのは変わらず。
また勝ち点を見てみると予想よりも勝ち点が低くなっている(≒思ったよりも勝てていない)のは棚橋・飯伏(ともに予想:6、実際:4)、SANADA(予想:6、実際:2)の3名。
逆に予想よりも勝ち点が高くなっている(≒思ったよりも勝っている)のはファレ(予想:0、実際:2)、KENTA(予想:2、実際:8)の2名。

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続いてはBブロック。
こちらは逆に予想がすべて外れている選手はおらず、予想がすべて当たっているのはコブ(1勝2敗)とMOX(3勝)なのは前回から変わらずですね。
一方勝ち点でいうと予想よりも勝ち点が低いのは後藤(予想:4、実際:2)、内藤(予想:6、実際:2)、鷹木(予想:6、実際:4)、ジェイ(予想:4、実際:0)の4名。
予想よりも勝ち点が高いのはジュース(予想:0、実際:4)、石井(予想:2、実際:4)、矢野(予想:0、実際:4)、タイチ(予想:0、実際:2)の4名になっています。
単純な人数でいうとBブロックの方がより予想がつきにくい、予想だにしない展開になっている感じですね。

 

所感雑感

というわけで的中率でみてみた今年のG1でした。
まぁ似たような解析は以下のVoice of Wrestlingでもやってるんですけどこちらは自前のサイトでの勝敗予想の結果を使っているのでより細かい集計ができてたりしてうらやましいなぁと思ったり。
とはいえTwitterでの予想をみてもやはり現状では予想だにしない展開になっている感はありますね、果たして今後どうなるか・・・

www.voicesofwrestling.com

きょうはこれまで、それでは