プロレス統計

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3.11 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 4日目 ツイート解析

ついにいよいよNJCも1回戦が終了、というかまだ1回戦なのか…と愕然としつつ4日目の高松大会も見ていきましょう。 

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njcupに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njcupにおけるツイート総数は2,775ツイート、RT総数は2,668RT、呟いたユーザー775人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは1,870ツイート、4,598RT、675人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

DARKNESS † KISS

時刻:19:37
ツイート数:29tweet

そのおもちゃな見た目に反して実は新規金型による製品のために結構良いお値段をするEVILの新グッズ、サイリウム鎌ですが元々のLIJ人気のおかげかEVIL人気か、それとも解説席のミラノ先生の布教のおかげかどこの会場言ってもチカチカ光るその姿が中継でも抜かれていますね。
その姿が内藤さんの目にもとまったのか試合中凶器として悪用されるなど内部の配線の危機などもありましたがなんとかそれも乗り越えました。
そんな苦難を組んでか試合終了後にミラノ先生の場所へEVILが立ち寄るやEVIL鎌にまさかのDARKNESS KISSによるDARKNESSパワー注入、これはご利益がありそう・・・なのか?

またもや、またもや

時刻:20:40
ツイート数:42tweet

割とスミスファン(あと今回は関係なかったけどエルガンファン)にとっては仇敵というか怨敵の相手と言えるのが矢野、いったい何度その「そんなんありかよ?!」という殺法でくるりと丸め込まれてきたか。
そう言う経験もあってスミスは序盤から矢野を場外でも追いかけ凶器攻撃も辞さない構え。
しかし器用ゆえに矢野の丸め込み合戦に付き合ったのが運の尽きか、スクールボーイ、かと思いきや腕を取りつつしかもタイツも取りつつというダーティプレイで丸め込み。
いつぞやの幻の金的で反則負けのエルガンに比べればいささか”正当な”勝ち方ではあったんですが、またもや、またまたもやしてやられた、って感じですね。

スーパーマン・フロム・シカゴ

時刻:20:53
ツイート数:42tweet

真壁といえば新日本生え抜きのバチバチ、もしくがごつごつ系の筆頭のレスラーそれに対してカバナは多様な団体を渡り歩いてきた大物フリー選手であります。
そういう意味だと経歴の面でも全然共通項のない両者ですけど案外、そういう未知の相手同士の試合序盤の探り合いのような展開って好きなんですよね、観客も探りながら見ているような雰囲気が。
そういう中でスーンとなって試合を終える選手も多い中でカバナはその一挙手一投足、悲鳴の一つで観客の心を掴んでいくのが国籍を選ばず生き抜いてきた選手の巧さが見えますね、それでいて実際のプロレス的な巧さも見えるあたりが心憎い。
そうして観客の支持をひとつずつ集めつつ最後はスーパーマンという名の変形のエビ固めでの勝利、先ほどの矢野の丸め込みがTL上で結構否定的意見も多かったのに対してこの勝利の肯定的意見の多さよ、その状況の作り方のうまさがカバナの強さ、ですかね。

みのる対コジ

時刻:21:12
ツイート数:41tweet

かつては武藤前日本で最高タイトルである三冠王座を競い合った中でもある両者。
思えばその時代も2000年代後期の話なのでもう10年近く前の話なんですよねぇ。
その両者が、当時とは団体も違えば立場も変えてこうして対戦してるっていうのはプロレスの大河ドラマ感を感じさせるところではあります。
それにしたって両者のコンディションの良さと気合の張り方よ、もちろん小島はあの年齢でパンプアップした身体を維持してる一方でみのるは関節技に特化した(どことなく師匠藤原組長に似た)肉体に変貌しているわけですけど、年齢を重ねることで何でもかんでもができなくなってそれぞれの得意分野に特化してきている感じもして面白かったりします。
そういう意味で今回の勝負でいうと、どうしてもフィニッシュで隙のできるラリアットと見越して、電光石火のゴッチ式パイルドライバーでの勝利は、解説の永田さんの言うようにみのるの作戦勝ちか。
最近でいうとこういうクイックな、素早いゴッチ式が勝負を分けることも多くなっていて、それは裏を返せば「ゴッチ式が決まれば終わり」ということが観客に広く認識されていることでもあって、それがみのるのこれまでのこだわりの成果でもある気はしますね(それはもちろんコジのラリアットもそうですけど)
いずれにしても今日はみのるの勝ち、結果としていわゆる”第三世代”は全滅ですけど。純粋な世代でいえばみのるが唯一残った形と言えなくもなかったり。

日本で一番高松が好きです

時刻:21:38
ツイート数:62tweet

気づけばNJC1回戦においてCHAOSの全勝とLIJの全敗がかかるような試合になってしまったSANADA対後藤。
お互いにユニットのリーダーではなくユニット内の実力者ポジションにおり、実力については折り紙付きの期待値大であるだけに試合内容・攻防については心配なんて毛頭もない二人なんですが、違いでいうともはや観客の反応を気にしなくなった後藤とそれを煽るようになったSANADAって感じでしょうか。
よく言われることで「観客の声援は選手に力を与える」と言いますけど、そういう意味で後藤は自身の地力だけで、SANADAHA自分を推す追い風を作りつつ試合を進める、そんな戦法を身に着けたような感じがあります。
そんな追い風も味方につけたのか、GTRとスカルエンドのせめぎ合いの中で好機をを見つけたSANADAがラウンディングボディプレスでの勝利。
これ以外にも途中でロープを使った一人式マジックキラー、俗にいうマジックスクリューを使ったりもしましたけど思えばこういうレパートリーって師匠である武藤が使ってた技でもあるんですよね。
そういった技って「あの○○の技だ!」というノスタルジー込みで見がちなんですけど、そういうのを考えずともSANADAのレパートリーとして観客に受け入れられてる感じがするのは、一周回って師匠の技を”継承”しているなぁという感じがしてとてもいい。
そしてSANADAランキングは再び変動、たまげるなぁ・・・

 

所感雑感

というわけでNJCも1回戦全16試合が終了しました。
よく考えれば例年だったらもう全部終了してる試合数なんですよね、これで半分とかあなた。
既に物量的には昨年越え、その中でも手放しで褒めたり一部で紛糾したりスーンとしてたりいろいろあったのは面白い所ではありますが、1日オフをおいて13日から早くも2回戦の開始、NJCは(例年の決勝までの間隔でいうと)これからだ!

きょうはこれまで、それでは