新日本プロレスの1月は、前年の集大成ともいえるドーム大会にお祭りムードのファンタスティカマニアなどがあるのもあって起承転結の”結”のような雰囲気を感じる月ですが、
そういう意味でいうと2月はその1年の本格始動を告げる”起”であると同時に、多くの物事が変わる変化の月という印象もあったりします。
今年もそんな印象にたがわずいろいろな出来事と変化があったりしたわけですが、今回も2月の新日本プロレスについてまとめです。
先月の解析
2月のツイート解析
2.2 NEW BEGINNING in SAPPORO 1日目
2.3 NEW BEGINNING in SAPPORO 2日目
2.9 NEW BEGINNING 大阪大会
2.11 NEW BEGINNING in OSAKA
2.21 飯塚高史引退記念大会
2.22 HONOR RISING:JAPAN DAY1
2.23 HONOR RISING:JAPAN DAY2
各大会別の解析
動員とツイート数値で比較するNEW BEGINNING in SAPPORO 2DAYS
動員とツイート数値で比較するNEW BEGINNING in OSAKA
各種数値で振り返るNEW BEGINNINGシリーズ
ツイート解析
総ツイート/RT/ユーザー数
まず初めにツイート各数値ですが、2019年2月に#njpwに投稿された総ツイート数は38,433ツイート、総RT数は98,930RT、ユーザー数は6,905人となりました。
前回ぐらいから昨年度との比較を始めてはいたのですが文章ではわかりづらいという気もしたので今回は昨年度と今年のツイート各数値を比較する上のようなグラフを作ってみました。
左上から総ツイート数(nonRT)、リツイート数(RT)、日本語ツイート数(JA)、左下が英語ツイート数(EN)、ユーザー数(user)、ユーザー言語数(langList)になっています。
ちなみにユーザーの言語に関しては確か2018年4月位からの集計なのでここでは2019年のもののみの表示になっています。
で、比較してみるとツイート数は7千ツイート弱の増加、RTは約3万RTの増加、ユーザーも2千人弱の増加と大体増加していますね。
しかし2019年はビッグマッチ3大会を含む7回の試合中継があったのに対し、2018年はビッグマッチは大阪大会のみ、中継数も5回だけでした。
これまでの傾向を見るに、ハッシュタグをつけてのつぶやきは大会中継のある日に固まっているので大会中継の分だけ各数値が増えるのは道理ですかね。
しかしそういった全体の傾向の中で英語ツイートのみ減少(1000ツイート弱)していたのは、これまで行ってきた2019年の各ビッグマッチでも共通の傾向ですね。
考えうる要員としてはやはりtheELITE勢の離脱およびAEW旗揚げで、ELITEファンを中心とした英語ユーザーの海外ファンの中継におけるつぶやきが減っている可能性はあります。
2019年中の推移は上の図のようになっています。
例年の傾向として1月と比べて2月はツイートの各数値が減少しがちなんですが、今年も同様の傾向がみられます。
とはいえ昨年と比較して各数値が少な目だった1月に、中継増もあって各数値が多めだった2月とあってその相対比は今年の方が近いようですね。
RT数トップツイート
北村克哉選手、退団のお知らせhttps://t.co/Zz9WJ1nwaQ#njpw pic.twitter.com/1ljuu3tFXp
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 5, 2019
2019年2月に最もリツイートされたのは北村選手の退団を知らせるツイート、いやまさにネット(少なくとも私のTLでは)激震でしたね・・・
ちょうどこの少し前に新日本道場での練習風景をInstagramに載せてて「これは復帰も間近か?」と浮足立ったところだけに残念至極です。
このツイートのRT数が1742RTでした。
ちなみに次点は1702RTで今年のNEWJAPAN CUPの組み合わせを発表したツイートでした。
各数値推移
各数値の推移は上のようになりました、日程面で多少の変動はあったものの2018年とほとんど似たような推移になってるのはちょっと面白いですね。
ツイート数でいうとNEW BEGINNING大阪、NEW BEGINNING札幌2日目、そして飯塚さんの引退興行が多かったようです。
そして大会も何もなかったのにリツイートだけ増えてるのはそれぞれ北村さんの退団発表(5日)とNJCのカード発表(25日)ですね。
トップ10モーメント
1.ジェイIWGPヘビー初戴冠
02-11 20:16 159Tweets
2.飯伏、復帰宣言
02-11 18:25 103Tweets
3.飯塚さん、引退試合で久々に野上アナを襲撃
02-21 20:26 94Tweets
4.内藤、IC防衛
02-03 18:28 89Tweets
5.ライガー、IWGPJr挑戦表明
02-11 19:09 76Tweets
6.飯塚さん暴走したままリングを去る
02-21 20:59 67Tweets
7.石森、キープオンジャーニーを踊る
02-11 18:52 66Tweets
8.吉橋、無事リングインに成功
02-11 19:28 65Tweets
9.飯塚さん、レインメーカーを飛びつき膝十字で切り返す
02-21 20:49 59Tweets
10.飯塚に奇襲されるも内藤試合続行
02-03 18:02 57Tweets
ツイート数が特に多かった10か所はこのようになっていました。
11日の大阪ビッグマッチが多いですが、それとは別に飯塚さんの引退試合だけで3つも入っているあたり盛り上がりすぎである。
大会・動員数解析
2月の大会・動員数推移
新日本プロレスの2019年2月の大会数は13大会、動員数は30,551人でした。
上述したように2018年は1月開催だった札幌二連戦が二月に戻ってきた結果大幅に動員が増えていますね。
それとは別に大会数も前年から比較して3大会も増えているのでその影響もあるとは思います。
ちなみに新日本プロレスの公式サイトにはジャイアント馬場追善興行の試合結果が載っているんですが、ちゃんとその大会のデータについては手動で削除してから
2019年のこれまでの動員推移
2019年のここまでの各月の大会数・動員数の変化はこのように。
やはり昨年と比較すると1月との差が縮まっているような印象を受けます。
例年、2月は1年の中でも動員が落ち込むタイミングだったのでそれの改善がなされたっていうことなんでしょうか。
年間総動員
2019年これまでの大会数は29大会、動員は91,062人となりました。
2018年の同時期の大会数は25大会、動員は81,480人だったので大会数としては4大会の増加、その分もあって動員は1万人増加という感じですね。
ちなみに昨年2月終了時と同じ今年初めから25大会までの動員でも83,200人と去年を上回るペースであるのは間違いなさそうです。
とはいえ、ここ数年大会数は据え置きだったのが年始から4大会も増加しているとなるとちょっと不安になったりする部分もありますね。
とはいえこの2か月で3大会もアメリカで別動隊による大会が行われているので、その分だけ増えた、という見方もできますが。
しかしこうした解析をするにはこの積み上げはなんともわかりづらい・・・何か別のプロットを考えるか。
所感雑感
というわけで少し遅くなってしまいましたがいつもの月例報告でした。
もう丸1年近く続いているこの解析ですけど初期と比べるとちょっとはフォーマットや紹介する数値が変わってて我ながらの進歩を感じる。
とはいえ最近はあまり変化がなかったですけど、今回は久々に新プロットを試してみました、いやまぁ所用でsubplotを使い機会があって使い方をきちんと学んだのでこりゃあいいと使ってみた次第です。
まぁこの勢いで最後の積み上げプロットもなんとかわかりやすいように変えてしまいたいところです。
ちなみにですが、今他の団体のツイート集計は少し前から継続しているのですが、動員の集計もやり始めようかと考えてます。
まぁ完成した暁にはまた記事にすると思うのでよろしくお願いします、「ここの団体をやってほしい!」なんてのがあれば参考にします(とりあえず全日本とドラゲーからの予定)
きょうはこれまで、それでは