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各種数値で振り返るNEW JAPAN CUP 2005-2018

文字通り過去最大級の規模で開催されるNEW JAPAN CUP 2019、早くもその勝敗予想で巷は賑わっているような感じですね。
弊ブログでもいろいろ理屈をこねくり回して数値的予想でもしようか、とも考えているんですが今回はその前に2005年から始まったNEW JAPAN CUPについて各種数値、その推移について振り返ってみます。

2019年の詳しい数値についてはこちら。

www.pwanalysis.com

 

体格推移(平均身長・体重)

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まず初めは出場選手の体格についての推移です。
上の図は各年の出場選手の平均身長の推移になります。
図からわかるようにあまりはっきりした傾向はみられず181㎝~186㎝の間でばらついているようですね。
ちなみに今年の平均身長は184.3㎝で去年とほぼ同ぐらいです。

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続いては平均体重の推移。
こちらについては大まかな傾向として近年になるにつれて平均体重が低くなっていっているようですね。
後述しますが、NEW JAPAN CUPは昔からジュニアヘビー級の選手もよく参加する大会ではあったのですけど、それとは別にヘビー級に所属する選手そのものの小型化が起きているようです。
とはいえ平均身長ではあまり変化が見られない辺り、身長は同じぐらいでも体重を落としてよりスピーディな攻防を見せることが重要視されているのも関係があるかもしれません。
今年の平均体重は105.6㎏でした。

年齢・キャリア推移

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続いては平均年齢の推移。
こちらもあまり傾向のようなものは見えず、34~37歳の間でばらついているように見えます。

ちなみに歴代の参戦選手の年齢を調べると、今回大抜擢された海野は歴代最年少(開幕時点で21歳)の模様。
ちなみに時点で最年少なのは2012年に参戦したラ・ソンブラで当時22歳でした、22歳で当時すでにCMLLのトップスターとか・・・

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続いては出場選手の平均キャリアの推移。
こちらは2008年以降は大まかに上昇傾向にあるようで、今年は過去最高の平均キャリア15.4年になりました。
これに関しては若手の大抜擢もあった今年のNJCですがベテラン勢の再起用もガッツリ行われた結果という感じもします。

歴代最年少だった海野は歴代で2番目に少ないプロレスキャリア(1年10か月)での参戦になります。
ちなみに歴代最短キャリアになったのは2005年の第1回NJCに参加した後藤さんで当時キャリア1年9か月での参戦という大々抜擢でした。

外国人率推移

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今年のNJC優勝者は4月のマジソン・スクエア・ガーデン大会のメインに登場、ということもあって今年は高いのでは?と思っていた参戦選手中の外国人選手率。
この推移に関しては2014年と2017年以降が殊更に高いんですが全体としては上昇傾向にあるようですね。
結果として今年の外国人選手は全32人中7人で40.6%になり、歴代で3番目に外国人率が高い大会となったようです。

ジュニアヘビー級選手率推移

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そもそものNEW JAPAN CUPが始まった2005年はジュニアヘビー級のユニット、C.T.U.の全盛期とあって初回からライガーや金本さんなどジュニアヘビー級の選手も数多く参戦していました。
実際ジュニアヘビー級(100㎏未満)の選手が一切出なかったのは2006年の大会のみで、他の大会では少なからずジュニアヘビー級選手が参加しています。
その推移が上の図ですがここ最近では20%弱で推移している感じですかね。
今年のジュニア選手率は21.9%でした。

 

所感雑感

というわけで各種数値の推移でした。
歴代の参戦選手は総勢で71人、各選手の身長体重誕生日にデビュー日を調べるのは流石に骨が折れましたね・・・昔調べたかと思いきやNJCでは調べてなかったので二度手間になっちゃいました。
まぁ今回は参戦選手についての数値だったんですが、シリーズの規模や動員については今年のシリーズが終わってからまた改めてやりたいと思います。
とはいえNJCで散々盛り上がっておいて、その前に旗揚げ記念日があるからそっちでも何か調べねば・・・と思っているところです。

きょうはこれまで、それでは


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