事前には「どうなっちまうんだ?!」という感じで全く予想が立たなかったあまりまとめを作ることもできなかった飯塚さんの引退記念大会、さっそく見ていきましょう。
【本日も生中継!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 21, 2019
「NEW JAPAN ROAD ~飯塚高史引退記念大会~」の模様を2試合目までYoutubeで無料生中継!https://t.co/92gdydHJF0
「新日本プロレスワールド」でも同時配信!https://t.co/Ds0lbuXfkF #njpw #njroad #飯塚高史引退記念大会 pic.twitter.com/KUizDEcdwK
集計結果
大会は18:30に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。
ちなみに推移を見ていると大会全般として使われていたのはnjpw及びnjroadですが、メインの飯塚引退試合周辺については飯塚高史引退記念大会のタグが主に使われてたみたいですね
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。
◆態々近所からやってきた男たち
【2.21後楽園大会・第4試合】
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SHO&YOH vs金丸義信&エル・デスペラード!
ROPPONGI 3Kが抜群の連携を見せつける!
試合後にはまさかのBUSHI&鷹木が登場……!https://t.co/78eHPOioon #njpw #njroad #飯塚高史引退記念大会 pic.twitter.com/UfSw6OZA8d
時刻:19:45
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第4試合は次のIWGPジュニアタッグ選手権に名乗りを上げた3K対前王者チームの鈴木軍の対決。
なんとなくここまでのジュニアタッグをめぐる経緯を考えていると「ここで鈴木軍が一本取ってまたまたまたまたの3WAYに・・・?」とかとも考えていたんですが、今回は一瞬のスキをついての3K(技名)が決まって勝利、大熱戦とはいかなかったもののなんとかタイトルマッチへ恰好だけは付いた感じですかね。
と思ってたら、大阪での3Kと同じく、今度は王者チームの鷹木BUSHIが退場しようとしていた3Kの前に登場。
王者チームは3Kを蹴散らすや「お前らがわざわざ大阪から来たから、俺たちはわざわざ近所からきてやったよ!」というマイク。
結果としては大阪での醜態の仕返しに成功した形で、大田区までしばらく時間はありますが、現状としては王者チームが有利な感じになっちゃいましたかね。
こういったマイク合戦の部類に入るやり取りは新日本じゃ珍しいので何とも新鮮な感じですね、SHOもポッドキャスト始めたんだしマイクに加わる日が来るんだろうか
◆KESvs棚プレイ
#飯塚高史引退記念大会 第6試合は@tanahashi1_100 & @WillOspreay VS @LanceHoyt & @DBSmithjr !
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圧倒的パワーでNEVER王者のオスプレイをまるで子供扱い!K.E.S恐るべし…
登録&視聴▷https://t.co/yh2Lxneqxj #njroad #njpwworld #njpw pic.twitter.com/54XjZTmVwM
時刻:20:06
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第6試合、セミメインは飯塚さんとはほぼほぼ関係ないもののなかなかの注目カード、棚橋オスプレイも昨年末以来の結成ですけどそれに対するのが、その実割と久々に登場のKESというのが注目なところ。
というか改めて考えてみればイギリス出身のオスプレイは勿論、スミスJrも父親はイギリス出身、昨年イギリスでテレビ中継された大会でもオスプレイとスミスがともに出場していたりと、地味な縁があったりしますねこの二人。
当たり前ですがつい先日までジュニアだったし今現在も体格としてはジュニアなオスプレイに対してヘビーの中でもスーパーヘビーなスミスJrが並ぶとそれこそ対格差が歴然なんですけど、それに対してもキレと空中殺法で真っ向勝負を挑むのが”無差別級”のオスプレイか。
最後もスパニッシュフライからのオスカッターというジュニア時代から変わらぬ黄金コンボをスミスに決めての勝利、スパニッシュフライはそんな馬鹿なっちゅう感じですけど、実際カッター系は相手の頭部への攻撃だけに受け止められない限り対格差は関係ない良い技ですよねぇ。
◆飯塚高史引退試合
#飯塚高史引退記念大会 !メインイベントは飯塚高史引退試合!最恐のヒールレスラー飯塚高史最後の入場!実況は幾度なく攻撃を受けた野上アナが担当!
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登録&視聴▷https://t.co/yh2Lxneqxj #njroad #njpwworld #njpw pic.twitter.com/YHzKaYo2Qi
時刻:20:25
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メインイベントはもちろん飯塚さんの引退試合、今日の大会は新日本プロレスワールドのみでの中継とあってそれまでフリーアナである清野アナが実況を務めていたんですが、メイン開始を前にやけに高そうなスーツに身を包んだ野上アナが登場!
飯塚さんの32年の歴史には「これ本当に同一人物か?」というぐらいにいろいろな要素とエピソードがあるわけですが、この野上アナとの抗争も欠かせない歴史なんですよね。
思えば鈴木軍入り以降ご無沙汰になっていた飯塚さんによる野上アナへの襲撃ですが、こうして久しぶりに見ると感慨深いものが・・・そりゃ山ちゃんも傍観ですわ。
◆よみがえるサンボ特訓
Takashi Iizuka 'Kneebar'
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時刻:20:49
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飯塚さんの引退が発表されてから天山はリング上でもコメントでも、そして等々力渓谷でも飯塚をクレイジー坊主から元に戻すべく奮闘していたわけですが、ついぞその努力が叶うことなく、試合もいつもの狂乱スタイル。
そしてその瞬間はオカダと飯塚のマッチアップになったところで起きる、オカダのダイビングエルボーを食らい、レインメーカーに入られたのを切り返した形で魔性のスリーパー、その後2度ほどチャンレジするも外されたのをみるや今度のレインメーカーには足に絡みつく膝十字固め!
何を隠そうかつてのヒールターン前の飯塚さんは正統派・技巧派の男、その技術を高めるために学んだのがサンボであり、そこで身に着けたのが膝十字そしてブリザードスープレックスなのだ。
それが一瞬と言えど復活し、決まりこそしなかったもののブリザードの体勢にも入った、かつての飯塚高史が蘇ったのは間違いないでしょう。
◆ヒール道、貫徹
最後まで貫いた“怨念坊主”道!飯塚高史が前代未聞の“引退試合”!
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一度は天山と握手…と思いきや大暴走で幕引き!!
☆2.21後楽園大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!
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時刻:21:00
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一時は魔性のスリーパーで天山を失神寸前にまで追い込むものの、最後は天山のムーンサルトwith友情タッグTシャツでの敗北。
もう試合終盤は相手の天山も飯塚さん自身も目元が濡れていたような感じもしますし、後楽園もいつもは見られないような雰囲気、それに押されて実況席も山ちゃんを筆頭に飯塚コール。
そのコールにまるで苦しむかのように葛藤し続けた飯塚ですけど天山の懸命の説得に応じて最後には握手を・・・
と思ったら大間違い!即座に天山にかみつき攻撃をみまうやチェアショットにアイアンフィンガー・フロム・ヘルでの制裁。
そして場外で最後に会場を練り歩いている間にみのるが10カウントゴングを乱暴にたたき、阿部リングアナにも最後の選手コールを要請。
結果としては過去に例を見ないような幕切れになった感じですけど、これが飯塚高史、いや飯塚孝之の選んだ道、その”ヒール道”を貫徹したってことですかね。
所感雑感
というわけで飯塚さんの引退興行でした。
いやぁ、冒頭でも述べたように「どうなっちまうんだ?!」って感じでしたけど、まるっきり予想だにしない引退試合でした。
それでも、過去の飯塚さんへの回帰を求めるファンに少しの希望を持たせつつも、最後は一切にファンにこびないヒール道を貫いて去っていく、これもまたプロじゃないですかね。
おまけとして#飯塚高史引退記念大会のタグでの集計結果ですけど見事に飯塚さんの引退試合ですべての項目が埋まることになったので何となく今回は#njroadの方を解析に使いました、こっち方がツイート数も多いんですけどそこはまぁまぁ(日本語なのでグラフのタイトルも文字化けしてるし)
ちなみにそれぞれ野上アナ襲撃される、みのると飯塚さんの噛み付きコラボ、膝十字解禁、アイアンフィンガーを置いて去る飯塚さん、延々と続く飯塚コール、でした。
きょうはこれまで、それでは