まず初めにですが、皆さんは新日本プロレスワールドの配信予定スケジュールのページって使ったことありますか?
ぶっちゃけ私は使ったことありませんでした、ワールドを使うときは基本的には
1.最新の中継を見る(トップページの「新着」のところのリンクを使う)
2.過去対戦の動画を探す(トップぺージ下方の「年代別」から、もしくは上部の検索窓を使う)
という感じなのでまぁ配信予定を見ることはない。
今回も、タイトルになっているように「そういえばワールドの配信数ってどう変化してるんだろうか?」と思って調べるべくクリックしたんです、と言っても「n月の配信予定」や直近のビッグマッチの広告バナーをクリックするとそのページに飛ぶということも初耳でしたけど。
で、見てみたらその配信予定日・予定時刻、興行名、場所に限らず対戦カードが発表されていれば公式サイトの対戦カードページへのリンク、実況の有無そして各言語Verの実況の動画へのリンク・・・といった具合に、だいぶ昔に「こういう機能があったらいいのになぁ」と思っていたことが軒並み実装されててびっくりしたわけですよ。
いやぁ、新日本プロレスワールドのスタッフが頑張って改善したんだなぁ・・・と思うのと同時にそういう!大事なことと!頑張ったことは!大々的に!宣伝しなさいよ!と謎の憤りを覚えたりもしました。
まぁそれはさておき、過去配信のほうを見てみれば2015年8月以降の配信についてはすべて記録がのっていたので冒頭の配信数の変化について集計ができましたので、それについて報告です。
集計方法
というわけで今回は新日本プロレスワールドの過去配信のページに記載されていた「過去の配信大会」の一覧について2015年8月~2019年1月まで、加えて2019年2月の今後の配信予定までについて、各月の配信の数およびその種別について調べました。
種別というのも、新日本プロレスワールドで配信されている動画については大まかに4種類に分けられ、
1.大会の生配信(live)
2.大会の後日配信(archive)
3.CMLL中継(cmll)
4.会見の中継やトーク番組など(conference)
というものがあります。
基本的には数年前の映像がある日突然アップされる、ということもないので直近の大会などの配信でアーカイブが増えていくわけです。
配信数推移
それでは、4種類の配信数の推移について各年の総数を積み上げ棒グラフで示したのが上の図。
ご存知のように2015年は8月以降、2019年は2月半ばまでのデータになっているので1年通しての配信数が示されているのは真ん中の2016~2018年の身になります。
配信の総数としては2017年の171回が最も多くなっており、2018年はそこから13回減少した158回となっています。
とはいえその内訳を見てみると、大会の生配信(live、青色)、後日配信(archive、オレンジ)、CMLL中継(cmll、緑)の総数はほぼ一定で会見や各種特別番組(conference、赤色)の回数が2016年と比較しても10回近く減少しているのがわかります。
この会見の中にはもちろんタイトルマッチの調印式や一夜明け会見もですが、金曜8時ごろのワンダーランドなども含まれており、このバラエティというかトーク番組の比重が減ったという感じですかね。
ここでは配信に数え入れていませんが、その代わりに最近ではユニットの歴史や選手の歴史を振り返る特別動画が増えている印象もあったりします。
そして、おそらくは新日本プロレスワールドのメインコンテンツである試合中継については、生配信は過去最多となる90大会、後日配信を含めたそ総中継数も過去最多となる114大会となっていますね。
2018年の新日本プロレスの総大会数が158大会だったので生中継は全体の57%、配信になると全体の72%にもなるようです。
月1000円、年額1万2千円弱で100大会以上が見れるって考えると冷静に考えてヤバい、というかこれ本当に儲け出てるんか…と自分で計算してて不安になりました(まぁ動員が減ってない以上通常の収入に加算されてるんで大丈夫なんでしょうけど)
この配信率は他のサービスでも調べてみたいとこではあります。
2018年の各月配信数
続いて各月の生中継数について、例として2018年のデータを持ってきました。
基本的には毎月5回以上の生中継が確保されており、NEW JAPAN CUPやG1の時期になるとそれが倍近く増えるという感じみたいですね。
それとは別にいわゆる後日配信の数を調べてみたものがこちら。
基本的にはあまり後日配信の形での配信はないんですが5月と10~12月、それぞれBest of the Super Jr.とWorld Tag Leagueの時期はこの後日配信形式が多いようです。
ちなみに2019年は1月は10回、2月は7回の生中継が予定されており現状では2018年を上回るペースでの配信が予定されています、果たしてどこまで行くのか。
所感雑感
というわけで新日本プロレスワールドの配信数の推移についてまとめでした。
まぁまとめてみて記事を書き始めたから「こんなに配信多いとか数え間違いじゃねぇか?」と思って数えなおしたぐらい配信多いですね。
ちなみに今回は手動で集計したのでそういうミスはあるかもしれないのでご留意ください。
いや、最近のポリシー?として「いやじゃ!手動で集計なんぞしとうない!」って感じなんですけど新日本プロレスワールドにBeautiful Soupによるスクレイピングはできないようでした。
多分、再生できる端末に制限がある関係で、Beautifulsoup、Pythonによるアクセスを「非対応端末からのアクセス」として判断してるみたいですね。
なので久々の手動だったんですけど・・・やっぱもう二度とやりたくねぇ、という思いを強くしました、どなたか良い解決法を知ってたら教えてください。
きょうはこれまで、それでは