プロレス統計

「プロレスの数字とプロレスする」をテーマにプロレスに関連する数字を調べ、まとめ、考えるブログです。

MENU

1.21 新日本プロレス FANTASTICA MANIA 後楽園大会 ツイート解析

 さて年始から明るく楽しく激しいプロレスを見せてくれたFANTASTICA MANIAも最終日、遅ればせながら解析をしていきましょう。

集計結果

f:id:Rodyonsw:20190122201117p:plain

大会中、専用ハッシュタグの#njcmllに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:00ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njcmllにおけるツイート総数は2,745ツイート、RT総数は5,110RT、呟いたユーザー668人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは2,191ツイート、5,710RT、753人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

ようこそ、ルチャリブレの世界へ

時刻:19:01
ツイート数:24tweet

さて最初はルード対テクニコにしてド新人対ベテランの試合となったアトランティスJr対OKUMURA。
今年のファンタスティカマニアの一つの目玉となったのあは今シリーズでデビューし、デビュー数試合とは思えないこなれた試合を見せたアトランティスJrだったとは思うんですが、やはりこの試合でも開幕からの3連発のトペといい、他のルチャドールと比較すれば”自分の色”こそまだないもののやっぱり素質を感じる選手なんですよねぇ。
とはいえまだまだ甘い部分があるのも事実、体作りもですけど必殺にしたいであろうアトランティーダを2度取り落とし、3度目で決めることになったあたりもまだまだ甘い、んですかね。
しかし逆にいえば、これからの成長、それこそ毎年のFMで逐次成長を見せてくれると思うと楽しみですね。
そんな若者に対して、ルードとしては例外ともいえる、まっすぐな言葉で賛辞を送り、先輩ルチャドールとして「ようこそ!」とマイクで述べたOKUMURA氏の期待も見えますね。

何かが起こる”後楽園”

時刻:19:20
ツイート数:41tweet

このFANTASTICA MANIAシリーズ、お祭り要素が強いシリーズではありますがその中でほぼ唯一”その後”を見越した抗争めいた部分があったのがLIJと3Kそしてヘナーレって感じでしたが今日の試合も3Kにヘナーレさらにはコジも込みでなかなか意識バリバリって感じでした。
しかしうっかり忘れていたのは本来LIJの王者たちと戦う予定になっていたのは今シリーズ参戦していない鈴木軍のメンバーたち。
彼らのいない間に既成事実を作ってしまえば・・・と思いきやその最後のチャンスをつぶしにでも着たようにひっそりと来場し介入したのはタイチに金丸にそしてメキシコに帰省していたはずのデスペ。
まぁこういった「試合がないはずなのに来襲」はよくある光景ではあるんですけどなんとなく2017年の1.5での鈴木軍来襲をなんとなく思い出しちゃいましたね、その中心にいるのがタイチっていうのもなんだかんだ感慨深かったり。

ライオンプロレス見参

時刻:20:07
ツイート数:49tweet

さてここからは時空というか次元が歪みます。
ライオンプロレス提供試合、と言いつつ映画を見てないんで全然キャラクターもわからないんですけども棚橋が主演したパパはわるものチャンピオンの提供試合ですね。
まぁコラボ試合、というのもいいですけどつい先日仮面のライダー映画で架空の存在が現実に現れるうんぬんかんぬんな話があったんでなんとなくそれを思い出しちゃったりしますね。
しかし元々ZERO1にゴキブリマスクっていうのがいて、そして原作パパわるだとドラゴンジョージのモデルが棚橋だったのがこういう形で映画化され現実のリング上に現れるっていうのはなかなか不思議な感覚が。
そしてドラゴンジョージにドラゴンコールなのは何ともむず痒い部分が。

汚いな、さすがゴキブリ汚い

時刻:20:24
ツイート数:38tweet

いやしかし、普段からリング上で試合をしている人たちが、映画で演じているまた別のキャラクターになり切りつつ試合を繰り広げるっていうのはなんだか二重三重の意味で混乱をきたしますね、いやそれでもいつもの田口っぽさが出ちゃうあたり監督はさすがなんだけど。
しかし試合が盛り上がってくるといつもの動きに寄っていっちゃうあたりプロというか職業病だなぁって思っちゃう部分もあったりします。

鳥人対神の子

時刻:20:47
ツイート数:38tweet

さて、数日前の解析から再三言ってきたようにマジで楽しみにしていたのはこの最終試合、ボラドールJr対カリスティコの一戦ですよ。
前哨戦からも感じられていたように、華やかさ陽気さよりもお互いの意地の張り合いが強く出た一戦って感じでしたね。
それは序盤のトペスイシーダにはトペスイシーダを、トペコンヒーロにはトペコンヒーロを、そして終盤に至るまでカナディアンデストロイヤーにはカナディアンデストロイヤーをというような同じ技での張り合い、「お前にできる技は俺にだってできるんだ!」っていうのが色濃かったですよね。
その中で勝敗を分けたのはお互いのフィニッシャーを今シリーズ受けて対策ができたかどうかもあるんでしょうけど、なんとなくカリスティコがいない間もCMLLを支え、ファンタスティカマニアを全国シリーズにまで育てたボラドールのプライドだったかもしれないですね。
そういうプライド、自負があったからこそマイクでアピールするまでもなく、あえて「CMLL、そしてファンタスティカマニアに帰ってきた」カリスティコにマイクを任せる余裕もあった、のかもしれませんね。
なんか思った以上に重いものを感じてしまった。

 

所感雑感

というわけでFANTASTICAMANIAも終わってしまった…悲しい・・・
何といってもこの最後の大団円のプレゼント祭りを見ると「あぁみんな帰っちゃうんだなぁ」と思うとより一層寂しくなっちゃうんですよね。
とはいえ戦いは続く、それはもちろん新日本のリング上でもCMLLのリング上でも続いていくわけで、また来年、来る人も来ない人もいるでしょうけどそれまで待ちたいと思います。

きょうはこれまで、それでは


プロレスランキング