さてお正月の新日本プロレス恒例の2連戦、大プロレス祭りを入れれば怒涛の三連戦でしたが皆様いかがでしたか。
自分は1.4のみ現地でしたけど、ネットで見かける濃いプロレスオタクではなく、ビギナーのファンの人とかの反応、反響を体感できたのは良い経験でしたね。
心配していた腰痛も一晩したら恢復していたので無事4時間興行を乗り切れました。
2019年ビッグマッチ発表VTRを公開!
— njpwworld (@njpwworld) January 4, 2019
なんとっ!!来年の東京ドームは2連戦!!
他にも上半期のビッグマッチを発表!見逃すな!#njwk13 pic.twitter.com/f59rnNA3K2
それはさておき、皆さんご存知のように1.4の試合前において2020年の1.4&1.5は東京ドーム2DAYSが開催されることが発表されました。
ぶっちゃけ正気かよ?!というのが第一印象でしたけど、それはさておき結果的に2014年から6年連続で行われてきた1.5後楽園ホール、NEW YEAR DASHもひとまず歴史を終えることにもなりましたね。
近年でいうと「何かが起こるイッテンゴ」「むしろイッテンゴが本番」なんていう人もチラホラいましたけどはたしてこの6年間どんなことが起きてたのか、振り返ってみたいと思います。
2014年 エル・デスペラード、デビュー戦
(大会詳細)
最初の開催となったのは2014年、それまでは1.4からファンタスティカマニアまでの間はオフになっていたので「ドームの翌日に大会なんかやって大丈夫か?」なんてことを考えていた記憶があります。
まぁ流石に選手負担もあってか6人以上の多人数タッグマッチが多かったわけですけど、中にはNWAのタッグマッチがあったり、みのる対田中翔(現、SHO)の夢☆勝ちます的マッチがあったりと結構あの手この手で模索している感もありましたね。
その中でいうとサプライズらしいサプライズはあんまりなかったんですけど、一つ出来事を上げるならエル・デスペラードのデビュー戦ですかね。
たしか1.4を前に、「1.5でデビュー戦が行われる」とだけ告知があって、それをふまえて1.4でも来場して試合後の飯伏を前にアピールしたりして、翌1.5でデビュー戦を飾りました。
その時のフィニッシャーが今でも使うギターラ・デ・アンヘルなんですけどその角度がエライ角度だったのがサプライズといえばサプライズだったか。
2015年 永田さんの挑戦表明
(大会詳細)
翌年も開催された1.5、この年もライガーが保持していたNWAジュニアヘビー級を争って、1年前にデビューしたデスペがタイトルマッチをしたりしてましたね、ちなみにライガーはデビュー戦のパートナーだったという。
でも、その中で一番のサプライズといえば、1.4の第0試合で行われたニュージャパンランボーに優勝した永田さんがその実績を引っ提げて、中邑のICに挑戦表明をしたことですかね。
この年の1.4というと中邑が飯伏ととんでもない試合をしていたんですけど、それによる中邑への推せ推せムードに乗っかっての永田さんという古豪の挑戦は”中邑のICベルト”の魅力を増大させる一因にもなった気がしますね。
それにこの年始まったニュージャパンランボーと1.5、そしてその後のシリーズが一本の線につながったのは大会を追いかける側も爽快感があったような。
2016年 theELITEの誕生
(大会詳細)
この年の一大事件といえばケニーによるAJの追放に他ならないでしょう、一応後藤さんとオカダさんが統一戦をぶち上げたりもしてたんですけどね。
中邑からピンフォールを奪ったケニーがその勢いのままAJも襲撃、それにヤングバックスをはじめほかのメンバーも同調したことでAJは一人追放されることになった、という。
しかしそれに加えてこの大会の直後にAJと中邑の新日本離脱、WWE加入の噂があっという間に流れてそっちで大騒ぎになったのも今だに思い出すところではあります。
正直言うとこの1.5以上のサプライズが起きることはもうないだろう、というかもう起きないで…って感じすらあります。
2017年 鈴木軍襲来
(大会詳細)
そして翌年、この時もこの時でオカダ戦を終えたケニーが意味深な発言をしたりしてざわめいてはいたんですが、最終的にはご存知の通り続投だったわけで。
その代わりではないですけどそれを上塗りするかのように起きたサプライズは2015,2016年とプロレスリング・ノアへ参戦していた鈴木軍の一団が登場し、試合後のオカダをリンチしてリング上をジャック。
まぁこの前年末に鈴木軍興行を行った際に「次はあそこへいくぞ」みたいな振りをしていたのでリターンする可能性は大いにあるよなぁとは思っていたんですが、それでもその時の会場の騒ぎは結構なもので。
というのも2015年の年始のノアの後楽園大会で同様にノアのリングをジャックしているのでその時にインパクトの与え方を予習できていたみたいなところもあったんですかね。
2018年 ジェリコ襲撃
(大会詳細)
そして翌年は何といってもジェリコの再襲来でしょうね。
他にもCodyと飯伏の乱闘にケニーがリングイン、その場でジェイを勧誘開始、ジェイがケニーに不意打ちでブレードランナーを決めるなんて言う一幕もありましたけど。
ジェリコの襲撃については昨年末のケニーに対してのものがあったとはいえ、一応1.4では「もう二度とこねぇよヽ(`Д´)ノ」とか言っていた上に当時は内藤さんと全然対立もなかったので猶更サプライズ要素は高かったんですよね。
いやしかしその後、もう回数を忘れるほどあの手この手で襲撃するようになるとは・・・
2019年 吉橋復帰
(大会詳細)
・・・ノーサプライズだ!(その後KUSHIDAの退団やら飯塚さんの引退やらいろいろあったけど1.5ではなかったので除外)
所感雑感
というわけで過去6年分のイッテンゴの振り返りでした。
いやまぁこうして振り返るとさすがにジェリコ襲撃の翌年に吉橋復帰はパンチが渋い気がしてくる。
まぁジェリコ再来襲も2018年にやりすぎましたしねぇ、ここいらでノーサプライズをかましておくのも一つの手ではありますよね(今後のことを考えると、毎年ジェリコが来れるわけでもなし)
まぁいずれにしてもイッテンゴはドーム大会に格上げ?されてNEW YEAR DASHもひとまずなくなるんでしょうけど再来年には復活してくれるんだろうか。
個人的にはだれかマイクアピールして挑戦表明してくれればそれでよかったりもするんですけどね
追記:もちろんその後、うえでも書いたようにKUSHIDAの退団や飯塚さんの引退、さらにはケニーの退団なんかもあったわけですけどまぁいずれも1.7、2日後ということで除外、「何かが起こる1.7」だったとは・・・
きょうはこれまで、それでは