プロレス統計

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12.15 新日本プロレス Road to TOKYO dome 後楽園大会2日目 ツイート解析

さて泣いても笑っても2018年最後の大会、解析して行きましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njwk13に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は18:30に開始され、試合自体は21:30ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njwk13におけるツイート総数は3,750ツイート、RT総数は7,159RT、呟いたユーザー936人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3,278ツイート、7,948RT、1,130人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

後藤と鈴木

時刻:19:29
ツイート数:20tweet

さて最初のピークはいつぞやはこのタッグでWTLにも出たことのある石井後藤対今年のWTLにも参戦していた鈴木飯塚の対戦。
まぁタッグでの対戦というのはあんまり思い浮かばないんですけど今年に限れば鈴木は石井とも後藤ともベルトをかけてシングルで対戦していたり、そっちでの印象が深い感じあります。
しかし鈴木の荒れようといったら、結果的にドームの本戦から漏れてしまっている上に最終戦には出場させられるのに怒り心頭、そして憂さ晴らしに後藤さんやヤングライオンが犠牲に・・・という何ともかわいそうな状況が。
しかしタッグマッチとなれば石井後藤はどっちもタッグの名手、いつぞやのWTLでも見せた牛殺しからのスライディングラリアットの連携からのブレーンバスターで勝利。
現状は石井ちゃんはザックとの対戦に向いてはいるんですけど近々二人でタッグ戦線で覇権獲ってほしい感ある・・・

血まみれの鷹木

時刻:19:55
ツイート数:23tweet

続いてはIWGPジュニアタッグの前哨戦になる6人タッグマッチ、組み合わせこそ違えど前日は鈴木軍と3Kもヒートアップしてたんですがこっちの組み合わせも鈴木軍側がLIJのペースを待たずゴング前からの奇襲。
思えば、鈴木軍の言い分としては今度のIWGPジュニアタッグはタッグリーグ決勝でのポカを取り戻すリベンジ戦、だからこその3WAYなんていうモチベーションだからやる気が無いわけないという。
しかしやるからには勝つべくダメージを与えておく、今回は特にLIJタッグの主力であろう鷹木に場外で攻めかかかった上で結構激しい流血、その上その傷口への集中打、いやぁヒールですわ。
ちなみに鷹木はこの後も災難が待っているという・・・

帰ってきたジェリコ

時刻:20:06
ツイート数:45tweet

試合は結果としてはコンビネーションで盛り返してのLIJの勝利、しかし事件(11ヶ月ぶり2回目)は試合後に待っていた。
というか今日の昼間にクリス・ジェリコの緊急来日&記者会見があったわけですけどそりゃあ何もせずに帰るわけはなく、一仕事するべく椅子持参で襲撃、ついでにそばに居た鷹木にも的確に流血した辺りにチェアショット!ひでぇ!
いやしかし、ジェリコの入場Vが流れるやモニターに注目したまま、普通に入ってきたジェリコに気づかないのはなんともいえない襲撃待ち感が。

最後の前哨戦

時刻:20:35
ツイート数:21tweet

 続いては昨日の試合で外道がノックアウトされたために代打としてジェイが入り、きちんとした形でのIWGPジュニアとスペシャルシングルマッチの前哨戦になった試合。
というか本隊CHAOS側はKUSHIDAとオカダ以外は見事にもとGBHの面々な辺り庫の3人でNEVER6人タッグの挑戦者決定戦に出るんだろうか。
そんなことを考えつつ、本隊CHAOS連合が結構意識的に連携なりをやっている感じもあったんですが、今のBULLET CLUBと連携で対抗しようというのが無茶な話って感じもあって。
特に終盤、リングサイドに外道が上がってそれを蹴落としてもう大丈夫、と思ってロープに走ったら反対サイドには邪道が、というセコンドについても邪道外道のチームワークが光るあたり流石なような。
BULLET CLUBのウルフパックは鉄の連携を表すハンドサイン、まさにその鉄の連携を見せられた感じ。

空翔ける王

時刻:21:12ツイート数:101tweet

で、2018年の新日本プロレスの最後の試合は、ある種色んな話題で今年一年を牽引したゴールデン★ラヴァーズによる試合、
となるかと思いきやまさかまさか、いや予想通りの期待以上に躍動したのはウィル・オスプレイその人。
おもえばGLの二人もオスプレイもジュニアの体格ながらその枠に収まらずに”飛び越えて”ヘビー級に戦場を移した選手、さらには新日本と比較すれば規模の小さい他団体から招かれる形でやってきてあっという間にそこのスポットライトを奪って見せたもの、そういった共通項もあるからこそ3人が3人とも遠慮も何もなしの全力で戦える、んですかね。
なんというか最近、こういう競い合うプロレス、高めあうプロレスを目にしていなかった気がするだけに久しぶりにスカッとした後味で「いい試合を見たなぁ!」といえる感じですね。
ある意味でこれがケニーや飯伏、それにオスプレイがやりたかった試合なんでしょうね、今年は機会が余り恵まれなかったけど、そういう意味では、今年の最後の最後に間に合ってよかった。

 

所感雑感

ということで今年最後の大会、というか最後の試合ですでに大満足な感じのする後楽園でした。
まぁなんだかんだと御託をいくら並べたところでも良い試合を見せられたら何も文句はいえねぇ、って感じですよ、”良い試合”の物差しは各人の中にあるとはいえ。
しかしこれにて今年の新日本プロレスの全興行も新日本プロレスワールドの全中継も終了ですね。
つまりツイート解析も1年やりぬいた・・・といいつつ何大会かやりそびれたままのが幾つかあるんですけどまぁ誤差ということで許して・・・
まあこれを踏まえて新日本プロレスの2018年の総解析はまた後日行う予定です、とりあえずきょうはこれまで、それでは