プロレス統計

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11.3 新日本プロレス PowerStruggle ツイート解析

さて今年のヘビータッグ戦線を除く部門の総決算でもある大阪大会、さっそく解析していきましょう

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#njpstに投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は17:00に開始され、試合自体は20:30ごろに終了しました。
今シリーズの専用ハッシュタグ#njpstにおけるツイート総数は8,135ツイート、RT総数は7,231RT、呟いたユーザー1,432人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは5,317ツイート、7,273RT、1,286人でした。)

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

SUPER Jr. TAG LEAGUE決勝3WAY

時刻:18:28
ツイート数:111tweet

さて最初のピークは今シリーズをけん引したSUPER Jr. TAG LEAGUEの優勝決定戦、初開催で初3WAYという初尽くし。
とはいえ見る側としては今年の初めからジュニアタッグで3WAYが繰り返されてきたこともあって見方も何となく慣れてきている節もありますが、今回一味違うのは各人の経験値が上がったことと、そこにある種多人数マッチのスペシャリストともいえる鷹木が入ったことですかね。
何やらドラゲーとはルールが違うみたいですけどそれでも対応できる辺りはそもそもの経験値のおかげか。
というか鷹木が相手を問わない縦横無尽の活躍してるおかげかこれまでの3WAYよりも複雑になってて目まぐるしくなった感じもしたりしますが。
そんな中で試合を制したのは3K、しかも勝負の分かれ目になる混戦のなか金丸のウイスキーミストを回避してYOHのトペコンによるアシストからSHOのパワーボムバッククラッカーからのショックアローでデスペから勝利、しかも要注意人物鷹木を不意を衝く3Kでノックアウトして除外した上での勝利、いやぁまさにタッグチームワークによる勝利。
そう、合体技だけがタッグチームじゃない、チームワークこそがタッグチームなのだ。
そういう意味では去年の優勝よりも数段階上で意味にある優勝だったんではないかなぁと思います、おめでとう六本木3K。

NEVER、タイチ対後藤

時刻:18:58
ツイート数:101tweet

さて開催前からなんやかんやと荒れ散かしていた一戦ですが、重要なのは試合そのものだと思うんですよぼかぁ。
しかし試合は開始前にタイチのデンジャラス・バックドロップでグロッキーになった状態でスタートしたことで苦しい展開。
添えに何とか耐えている内にいつもの調子になってきましたけど、たといいつもの調子になったとしても体格的・パワー的にも普通に真っ向勝負を張れるのがタイチの恐ろしさでもあるんですよね。
そんな中でのハイライトは最近ではすっかりレア技になってしまった昇天・改をタイチの仕掛けたブレーンバスターの切り返しで繰り出したシーン。
いややっぱり昇天改の説得力たるや、ぶっちゃけこの一発でトップ選手に駆け上がったみたいなとこもありますしね後藤さん。
この一発の説得力からその後のGTRにつなげたことでの勝利、いやでもあの迫力・説得力を見せられたら文句は言えんですよ。

石井・鈴木大戦

時刻:19:25
ツイート数:83tweet

そして続いては世界一”ブリティッシュ”でなさそうな男二人によるブリティッシュヘビー級戦の開幕。
ちょうど直前にこの二人の過去対戦を見ていたのでこれまでとの比較でいうとより一層打撃での打ち合いにこだわっていた感じはしますね。
まぁある意味試合構築度外視で痛めつけるような攻撃中心で無骨さを出していたというか。
そこでの石井の切り札になったのは鈴木にはないタフネス、そして投げ技系のレパートリー、そういう意味で鈴木が勝利を確信してゴッチ式に入ったところをまさかのアックスギロチンドライバーにつなげたのは大きかったかなぁという感じはします。
最後は必殺の垂直落下式ブレーンバスター、フォールされる際にめを開けていれば意識こそある、と思ってるんですけど今回の鈴木は目は開きこそすれピクリとも動けず3カウントを聞くことになったたりまさに精魂尽き果ててたんですかね。
しかしなんというしんどい試合・・・これを50歳がやるには厳しすぎる、でもやるのが鈴木みのるという男。

3度目の正直

時刻:19:57
ツイート数:75tweet

で続いては今年3回目の”リマッチ”になる内藤対ザック、前2回の対戦はNJCにG1と内藤さんにとってはベルト戦線復活のチャンスとなる大会でいずれも妨害された形でしたね。
そう思うと、一応ICを取りこそすれあまりベルト関係でうまくいっていない内藤さん、そのチャンスをことごとくつぶしてきたのはこのザックなんですよねぇ(対するザックはIWGPヘビー挑戦まではいってますし)
そういう意味では内藤さんにとっちゃにっくき仇敵と言えるザックですけど、ザックにとっちゃまたか、と思いつつもこれをきっかけにベルトへという思惑もあるんですかね。
まぁそういう思惑はさておきグラウンドは不得意ではないはずの内藤さんですけどやはり相変わらずザックの技術体系が違いすぎて良い様に痛めつけられてる感じがありますね。
そういう技術が全く違う条件、さらに内藤さんは両ひざが弱点とあると苦戦をする、というかここまで良い様に負けてきたのも自明なんですかね。
それに対するとすれば好きを見つけてデスティーノへつなぐための後頭部へのダメージの積み重ねで行くしかない、とあっては距離を取っては主に打撃でダメージを狙う、もののそれも切り返されるのがハイリスクローリターンな感じ。
しかしそれに耐えたことでランニング式にまさかのCCD、そして正調式と3発続けたことでようやくの3度目の正直。
いやしかし蝶野さんもザックについてはそこまで詳しくないのに試合終了後にはザックのフォローに入っちゃう当たり好きになったってことなんだろうか、そういう一試合で人を惹きつけてしまうのがザックの技量の凄さか。

役者が違う

時刻:20:28
ツイート数:130tweet

さてメインは気づけば今年6月からの因縁になるEVIL対ジェリコ、なんだか煽りVもえらい気合の入りようで逆に困惑しちゃう奴。
とはいえWWEにおいても上位のスーパースターと言えるジェリコとシングルで対戦する経験ってのはWWE内でもかなり恵まれてる気はするのでEVILにとってもいい経験・糧になる感じはしますね、ジェリコもジェリコで若手に対する試合も数多くこなしてるわけでそういう意味で組み合わせとしてはバッチリっていう感じもしてきます。
しかし試合が始まってみれば一挙手一投足のパフォーマンス、試合運びという意味ではなくまさに一動作一動作が違うなぁって感じはあります。
例えばテーブルをかこっていた新日マークの布を引っぺがして、わざわざエプロンに上って鼻をかんで見せたり、ただ悪いことをするだけでなく観客が「悪いな!」と一目でわかる動作を選んでるんですよね、ただいろいろやるでなく「有効なムーブを選んで行う」というのが経験値ですよね。
そういう埋めようのない武器を持ってる相手に若手ができるのは無鉄砲に行くこと、そういう意味で断崖式EVILやダイビングセントーンは良いチョイスでしたね。
いやしかし最後の最後、吸い込まれるようにウォールオブジェリコの形に収束していくのが巧さなんですかね、形としては所謂ヤングライオンマッチの象徴たる逆エビ固めでタップ負けせざるを得なかったのがEVILとしては悔しいよなぁ。

 

所感雑感

というわけでサプライズこそなくとも試合内容で魅せる、割とスタンダードな大阪大会でしたね。
いやしかしなんだかんだ言いつつ良い試合が見れることがプロレス観戦で一番楽しいのでこういう大会は重要ではあります。
で結果としてはオカダ対ジェイやIWGPJrの鈴木軍隊3K、IC戦のジェリコ内藤なんかを筆頭に色々1.4に向けたカードが決定したみたいですがその正式発表もn夜明け会見でですかね。
まぁドームでのカードもあるんでしょうけど次期シリーズはタッグリーグなのでその参戦チームも楽しみにしております。

きょうはこれまで、それでは

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