さて私事ではありますが、弊”プロレス統計”は2018年10月22日で”旗揚げ”1周年を迎えました。
こうして細々と、活況を見せるプロレスブロガー界隈でこうして1年も続けてこれたのも皆さんの日ごろのご愛顧のおかげです。
こういう文面も記念事の定型文みたいな感じもするんですが実際以前調べたプロレスブログの継続期間なんかを見てもものの数記事で更新が途絶えているブログもそこそこあったりで、こうして1年続くというのもそこそこのレアケースっていう感じもあるんですよね。
そしてこうして続ける以上記事のネタを考え、実際に書いて投稿しないといけないわけなんですけど、ここまで興味が持続したのも記事を書いた日にはそれだけ反響が、アクセスがそれなりにありそれをPV数として日々確認できたおかげでもあります。
というわけで今回はそんな弊ブログの各数値について簡単に振り返り、それをもって1周年企画にしたいと思います。
総PV数とその推移
まず初めにこの1年間での総PV数は、はてなブログのカウントによれば91,684PVになりました(10/21時点)。
ちょっと調べてみると今年の4月9日の時点で1万PVに到達しているようで、どうやら開設から半年で1万、もう半年で残り8万のアクセスがあったみたいですね。
そういう推移をちゃんと追っかけたい部分はあるんですけどはてなブログの場合1か月以上前のPV数を参照する方法がちょっとわからないので今回は4月以降に導入したGoogle Analysticsのデータを参照し、それをささっとExcelでプロットしたのが上の図。
見ての通り時折鋭いピークが現れてますが、それぞれのピークが所謂記事がバズった時に該当しますね。
そのバズり方も記憶によると、カクトウログさんやNJPW FUNさんに紹介されたことがきっかけだった場合もありますが、この半年になると時々Googleのおススメ記事にプロレス統計の記事が紹介されることがあって、それによって文字通り普段と桁違いのアクセスがあるという。
とはいえそれも持続して1日かそこらなのでこうしてピークとして現れるわけです。
で、こうしてピークだらけのものを見るといかにも普段全然アクセスがない様に見えるので折れ線グラフでなく散布図で表示し、データについて近似線を引いてみたものがこちら。
結果としては線形近似で傾きが+2.5程度、1日当たり2.5PVずつ増えていっているかんじなのでとりあえず現状はアクセス数に限っては成長中っていうことなんですかね。
総記事数と人気記事
で、ブログの命たる記事について、1年で投稿した総記事数は222記事。大体の計算で3日に2記事は投稿してた計算ですかね。
それと参考としてアクセス数が特に多い記事上位10記事を紹介すると以下のような感じ。
1.新日本の売上高推移で見る新日本プロレスの近代史
2018-06-27 4,066PV
2.「俺は怒ってるよ」で振り返る棚橋弘至対DDT
2018-10-10 3,183PV
3.オカダと外道、六年史
2018-09-25 2,583PV
4.【検証】はたしてケニーは本当に『日本人は楽な試合をしている』と発言したのか、という話
2018-06-14 1,479PV
5.各種数値で知る鷹木信悟という選手
2018-10-11 1,315PV
6.過去対戦などで振り返る三上恭佑と高橋広夢
2018-04-24 1,294PV
7.歴代パートナーを振り返って考える”逸材ボンバーズ”の可能性
2018-08-31 1,202PV
8.ジュニア時実績で振り返る”ジュニア卒業”レスラーたち
2018-09-12 1,169PV
9.直近の5王者で振り返るIWGPジュニア近代史 2018-08-22 1,018PV
10.試合時間などで比較する新日本プロレスの選手たち
2018-06-16 1,008PV
もしよければこれを機に見ていただけると幸いです。
セッション時間分布
まぁこうしてAnalyticsを導入して色々集計してもらって日々ニヤニヤしつつやる気を奮起させてたわけですけど、その実こうして色々ちゃんとチェックしたのは初めてという。
というか結構どこにどういうデータがまとめてあるのかが結構わかってなかったりするんですよね。
そういう意味でたまたま見つけて面白かったのがセッション時間・セッション数の分布についてのデータ。
セッション時間は言ってみれば「1回のアクセスでどれぐらいそのページに滞在したか」という数値ですがその時間の分布がこんな感じ、正直セッションとページビューの違いは今一理解してないけど大体似たような分布をしてますね。
(一応ページビューは各ページをそれぞれ見ている間、セッションはこのブログ内での一連のブラウジングで1セットってことなんですかね)
御覧の通り一番多いのは0-10秒、つまりは「アクセスしたものの即座にブラウザバックした」人、もしくは「ざっとスクロールして見て興味なくてブラウザバックした人」、まぁ言ってみればちゃんと読んでない人々ってことですかね。
で、それ以降は一気に件数が減るわけですが大まかには61-180または181-600秒が平均値になるような分布をしているように見えますね。
言ってみればこのあたりになるとおそらくは「ちゃんと記事を読んでいる人」の集まりになっていてそれから考えるに記事を読むのに大体1分から10分程度かかるって感じですかね。
ちなみに平均ページ滞在時間は2分43秒と出てます。
これはもちろん即ブラウザバックした人も含まれている数値なんでしょうけど。
所感雑感
というわけで、プロレス統計式に1周年記念記事でした。
本当は、というか予定ではこれを機に普段使っているツイート集計用のプログラムを公開すべく(大したもんでもないけど)準備を進めていたんですけど、ちょっとおっとり刀が過ぎたのか間に合いそうにないのでそれはまた後日ということで。
また所感雑感に変えてちょっとした思い出話を。
これまでも時折記事上で述べたような気もしますが、自分がこのブログを始めたきっかけはそれまでTwitterで発表していた集計結果などをちゃんとした形でまとめるためでした。
Twitterは140文字という制約上、何か一つ集計結果のグラフを添付したとしてもそのグラフがどういうものなのかの説明で文字数が尽きてしまい「そこから何が見いだせるのか」までの説明が難しかったりします。
最近だとメモ帳か何かのスクショを添付する形でこの140文字の制限を取っ払うやり方なんかもありますけど、何となくそれも気に入らず、結果として文字数制限のないブログを始めることになりました。
皆さんも薄々お気づきかと思いますけど自分の分は文書が無駄に冗長になる傾向があるのでなにかきちんとまとめようと思うとやっぱりこういう形しかないのかなぁと思ったりもします。
そういった文字数制限なしという利点以外にもブログは何かを発表する、意見を提示するツールとしてTwitterよりも優れている利点もあったりします。
Twitterは元々の性質として止まることのないタイムラインという流れの中に自身のつぶやきを放流するようなもので、基本的にはその時その場所を見ていなければ出会うことのできないものばかりです(多少は遡ることもできるけど)。
そういう性質のおかげで、このブログでのツイート解析のように物事の盛り上がりの尺度として用いることもできるんでしょうけど、文字通りの”拡散性”のためにつぶやきを意見・主義・主張として掲げるのは難しい。
それに対してブログの記事はブログを消さない限りそこにあり、そこに残るわけで、
過去の発言を遡ることも関連する事柄を探すことも比較的容易にできています。
そうした拡散しない、流れていかないある種固定された土台があるからこそ、その他大勢の意見ではなく「ある一個人の意見」という印象が強くなるのかな、と思ったりもします。
自分もこのブログを実名でやっているわけではないですが、匿名の掲示板などとは違い、ある種ここを根城にして発言を行うことで匿名性を薄らげていることもその印象を強めている感じはします。
だからああだこうだという話ではないんですけど、意見が対立することの少なくないオタク界隈において、何か「俺はこう思う!」と強く主張したい場合はやっぱりブログでもなんでもいいですけど根城を構えることが必要かもしれないですね。
ぶっちゃけた話、こうしてブログを始める理由の一つとして、自分の気持ちを完璧に代弁してくれるようなブログが少なくとも見当たらなかった、という不満もあって
「そういうブログがないならお前が始めるんだよオラァ!」という精神で始めた部分もあったりします。
だから明らかに偏った記事もありますし、贔屓がそこかしこに見えるのも道理と言えます。
逆にこういったブログを始めるのであれば、そういった贔屓や偏見も含めた自分の主義主張を大事にしないと意味がないんではないかなとも思うようになりました。
もちろん腹立つ人もいるだろうし、傷つく人もいるでしょうから批判も中傷も甘んじて受け入れますし、自分に根本的な誤りがあればそれも認めます。
でも、土台の「自分の好きなように書く」ということだけは失ってはいけない、と自戒して続けていくと思います。
中邑真輔じゃないですけど「生きたいように生きる。成りたい自分に成る」の精神は実際重要。
1周年となるとなんだかセンチな気分になるのと何故かゲームで徹夜してしまって眠気がヤバいのとでいつも以上に散文になってしまいましたが、いずれにしても1周年ご愛顧ありがとうございました。
とりあえず現在思いついたネタが3つほどあるので早々とそれを記事にまとめてさっさと公開して、あとPythonのプログラムも頑張って早めに公開しようと思います。
きょうはこれまで、それでは