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8.5 新日本プロレス G1 CLIMAX 28 15日目 ツイート解析

さて今G1の天王山たる大阪二連戦の最終日も解析していきましょう。

集計結果

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大会中、専用ハッシュタグの#g128に投稿されたツイート(RTなどを除く)の時間推移が↑の図になります。
縦軸が1分ごとのツイート数、横軸が現地時間(日本標準時、JST)になっています。
大会は15:00に開始され、試合自体は18:00ごろに終了しました、この後移動があるからか今日は早めでしたね。

今シリーズの専用ハッシュタグ#g128におけるツイート総数は6,029ツイート、RT総数は9,012RT、呟いたユーザー1,710人となりました。
(新日本プロレスのハッシュタグ#njpwでは3,695ツイート、6,409RT、1,320人でした。)

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#g128Sで行われた勝敗予想の結果はこちら。
あまり拮抗はなく、あえて言うなら去年は丸め込み決着だった吉橋対ファレが若干の吉橋有利といった感じ。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
全試合結果については公式HPの試合結果を参照してください。

 

Go! Page, Go!

時刻:16:28
ツイート数:44tweet

さて最初のピークは公式戦2試合目、今大会最年長のみのる対若いながらも評価がうなぎのぼりなハングマン。
正直言うとハングマンにとっちゃ一番怖いのがみのるみたいなタイプだとは思うんですけどその恐怖なんて微塵も感じさせない開始からのラッシュ。
ゴング前から仕掛けたかと思えば花道脇まで連れ出しての場外ムーンサルト!その意気や良し!という感じでチャントも起こるという。
実際今大会始まるまではどこの馬の骨かぐらいの認識だったとは思うんですけど一気に新日本で認知されたなぁ、それがROHとかでも好影響だと良いんだけども、ポテンシャルも頑張りもいやというほど伝わってくるし。

王の首を狩る男

時刻:16:41
ツイート数:95tweet

そうしてつかみはバッチリ!だったもののそこで押し切られないのがプロレスの妖怪もといプロレス王みのる、場外で痛めつけて、リング上でも打撃でペイジを押すこと推すこと。
それでも全くテンション下がらず、負けずに挑発仕返し打ち返すあたりが会場の声援も引き出すんですかね。
そしてそういう圧に屈せず、あきらめないからこそ最後の最後、みのるのパイルドライバーを一気に切り返してライトオブパッセージにつなげられたとも言えますかね。
ある意味、ここまでもわかっていたハングマンの能力だけでなく、所謂ガッツ、所謂根性、所謂ハートが見えた感じですね。
そして、何よりうれしいのが、そのハングマンの耐えて耐えて、そして勝つ、そのプロセスに大阪の観客もノっていること認められていること、いやぁハングマンはきっと大成するよ。

ジェイの掌の上

時刻:16:57
ツイート数:35tweet

続いては真壁対ジェイ、時期的にはジェイが道場に入ったころに真壁が面倒を見たりなんてことがあったかもしれない間柄・・・にはとても見えない挑発のしようだぁ・・・
そういう挑発に関しては真っ向からブチ切れる真壁、ではあるもののそういう相手こそジェイにとってはやりやすいでしょうねぇ、という試合。
フィニッシュへの流れも椅子を持ち出したのを見て真壁も仕返しに使おうとしたところをレフリーに止めさせておいてその隙にレフリーにぶつけ、その隙に自分が椅子を使用しブレードランナーへ、金的こそチャンスはなかったですけどジェイのフルコースでのフィニッシュ、まさにジェイの掌の上。
これによってまだ決勝進出の可能性を残しての最終戦へ、ですけど今度のEVILもダーティ戦法はお手の物なだけにどうなるか。

何が何でも勝ちに行く男

時刻:17:19
ツイート数:55tweet

続いてセミは棚橋対エルガン、去年は違いますけど過去のWTLではタッグとして組み、匠なタッグワークで活躍した二人でもあります、まぁ棚橋がエルガンの武器になってたりしたけど。
まぁ今G1でいうと「迫力があれば説得力があるっていう寸法だ」を地で行くエルガンに対して、コンディションの不良を言葉と技術でカバーしてきた棚橋という対戦でもあります。
流石に序盤はエルガンに良い様に持ち上げられては投げられ、持ち上げられてはぶん投げられの棚橋。
そんな棚橋が勝機を見出すとすれば吉橋戦でも見せた丸め込み、最後の最後エルガンボムをスモールパッケージでの丸め込み。
おそらく会心の丸め込みだったんでしょうけどそこもタイミングがずれたあたり、度重なるエルガンの猛攻で受け身は取ってたとはいえ棚橋のダメージも計り知れなかった、ということでしょうか。
そんなこともあってか勝利後の棚橋の顔が渋い顔、これはエルガン以上に棚橋も悔しそうだ。

闇の王対風船おじさん

時刻:17:46
ツイート数:67tweet

そしてメインは昨年まさに同日に、実に1年ぶりにオカダに土をつけたまさにそのカード。
その後両国のメインを飾ったりもして、新日本では割と若手の部類に入る二人であるもののトップグループの一角を担うようになっている、んですかね。
とはいえ前回の対戦からお互いに大きく変わっていて、EVILはIWGPタッグ戦線で初の栄冠を得て巧さを上げ、オカダさんはV12を経て自由な・ブッ壊れたファイトスタイルを身につけてきた。
ある意味でそうして変わってきた二人がぴったりと噛み合った試合って感じがしましたね。
お互いに知恵を絞って、声を張り上げて、技を切り返し合って・・・っていうのはそれこそ前日のセミやメインとは違ったプロレスではありましたけど、それにはそれの面白さがあって、ある意味で「俺たちは”そっち”でなく”このプロレス”で勝負する」っていう意思表示にも思えましたね。
そういう切り返し合いのプロレスっていうのはそれこそオカダ棚橋がやってきたものでもありますし、オカダEVILのプロレスもその類ですしね。
自分の武器で戦う、それがAブロックのテーマなのかも。

 

所感雑感

ということで大阪2DAYSでした。
今日の結果をもってAブロックは、いろいろな条件こそあれ棚橋・オカダ・ジェイが優勝決定戦進出の可能性を残すということになりました。
この3人は#g128Kで行われている決勝カード予想のAブロックのトップ3ということであるいみで順当なんですかね、まぁオカダ棚橋はさておきジェイは最初は7番目だったのが現在3位まで登ってきたわけですけど。
まぁいずれにしろ真夏の祭典もあと少し、一試合一試合楽しんでいきたいですね。

きょうはこれまで、それでは


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