さてたぶんタイミング的にはG1スペシャルも開催された頃合いですが、自分としては頑張って6月末に行われたStrong Style Evolved in UKの映像を見ております。
やっぱりオスプレイとザック、それに鈴木やオカダ石井といった選手は歓声が違うなぁとか思ったりしてますけど割と界隈で話題になったのは以下の選手。
謎のモンゴルだか中国だかの怪人、グレート・O・カーン!
まぁ今朝公式でもツイートがあったように岡先輩の化身ですね。
岡先輩と言えばレスリング全日本王者、アマチュア格闘技十冠王の肩書を引っ提げてデビューしたバリバリの本格派ヤングライオンだったわけですが、
まさかその岡先輩がこんなキャラクターに変貌するとは・・・
と思ったもののよくよく思い返せば結構変なキャラクターに変貌した選手っていないか?と思ったのでまとめてみました。
オカトー
2011年2月、TNAに現れた謎のマスクマン。
元ネタとしてあはグリーン・ホーネットというアメリカのドラマに登場する主人公の日系の助手であるカトー。
ちなみにこのカトーってドラマだとブルース・リーが演じていて彼の出世作になったとか。
その正体はご存知の方もいるでしょうが、オカダ・カズチカ。
TNA遠征中にこのキャラクターを始めたわけですが、残念ながら試合出場の機会にもあまり恵まれず、暗に黒歴史として語られることに。
グレートサナダ
2014年当時、すでに”日本人初のXディビジョン王者”としての地位を確立していた真田聖也でしたがその年の8月、なんやかんやあって変身したのがこの姿。
その名の通り元ネタとなっているのは師匠である武藤啓司の化身でもあるグレートムタ。
とはいえグレートムタを真似たレスラーは、その影響の大きさもあって凄くたくさんいたんですが、その中でもグレートサナダはそのペイントも初期のムタを彷彿とさせるデザイン、そして立ち居振る舞いも得体のしれない怪しさ漂うものでなかなか再現度が高かった印象。
ちなみにTNAだけでなくW-1に参戦した際に何度かその姿を披露していて、一度か二度見たことあったりします。
”プレミアム”ミスター・ナベ
2013年から海外武者修行に出発した渡辺高章、当時提携していたNWAやROHなどへの参戦をしていましたが、一度ROHでの活躍の様子が日本人ファンの目に触れる機会が。
そこには肉体のビルドアップはもちろん、立派な口ひげと長髪を湛えたナベちゃんの姿が。
そこでのインタビューでは「俺は”プレミアム”な男だ!」という宣言、ここからこの時期の渡辺選手を”プレミアム”と呼んだりするように。
・・・別に変ってわけじゃないですなこれは…
まぁその後、日本に帰国したときに豹変したので「ヤングライオン時、帰国時と全然違う遠征時の姿」ということで
所感雑感
ということでちょっと思い当たった「遠征時の姿」でした。
まぁプレミアム渡辺に関してはあまり当てはまらないかもですけど、オカダにしろSANADAにしろ遠征中にコテコテなキャラクターをやってたりするんですよね。
プロレスでよく言われる「幅を広げる」ことの一環として、新日本で学んできた本格派な姿の真逆のキャラクターを一回は経験していくことが重要、立ったりするかも、という。
オカダはもちろんSANADAもEVILも今や新日本のヘビー級に欠かせない人材ですし、こういう経験が後々の出世につながる、と良いなぁ。
ちなみに同じ海外遠征でいうとジュニア勢、YOHとSHO、ヒロム、デスペなんかはそんなに遠征時と遠征後の変化はないですね、もちろん遠征前と後では全然違うわけですけど。
その辺は結構育成方針がヘビーとジュニアで違うのかなぁ、と思ったりするところです。
きょうはこれまで、それでは。