例年恒例、2月シリーズ New Beginningシリーズ最終戦大阪大会について今回もツイート解析をしていきましょう。
集計結果
横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は17:00開始、21:00過ぎに終了しました。
今回も#njnbgと#njpwの両ハッシュタグがありましたが前者が主に使われていたようなのでそれについて解析して行きます。
今回のツイート数は6,988ツイート(#njpw:6,306)、ユーザー数は1229人(#njpw:1,523)となりました。
札幌大会2daysがそれぞれ5,211/7,361ツイート、919/1,713人でしたので2日目に匹敵するツイート、ユーザー数ですね。
それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
●レイ・ミステリオ!
第4試合終了後、会場ヴィジョンにあのレイ・ミステリオJr.選手がサプライズ登場!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年2月10日
3月25日ロサンゼルス大会で、獣神サンダー・ライガー選手に対戦表明!!
☆2.10大阪大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/BBbHESaVOo #njnbg #njpw pic.twitter.com/PKxghzM3VR
時刻:18:16
ツイート数:110tweet
まず最初のピークは突如流れたレイ・ミステリオJrの参戦表明。
そこでも語られていたように参戦するのは3月末のLA大会、しかも対戦相手は新日ジュニアのレジェンド、獣神サンダー・ライガー!
今カードが今年のLA大会の第1段発表カードなんですが、このカードだけでも十二分にチケット代のもとが取れますねぇ。
しかしこれで1.4のクリス・ジェリコに続いて元WWEスターの新日本参戦が続きますね、しかもミステリオはつい先日のRoyalRumbleでゲスト出場したところだっただけにジェリコ以上にびっくりでしたね、実際フルタイム契約じゃなかったからフリー選手扱いだったからこういうこともできるらしいんですが、
やっぱりこうして大物海外ゲスト参戦が続くってことはジェリコの参戦の効果が大きく評価されてるってことでもありますね。
●内藤対YOSHI-HASHI
【2.10大阪大会・第6試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年2月10日
スペシャルシングルマッチ!
YOSHI-HASHIが入場している内藤を背後から襲撃……!?
終盤には、両者激しい張り手合戦を展開!
新日本プロレス・スマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njpw #njnbg pic.twitter.com/Drlfl6v1zd
時刻:18:54
ツイート数:99tweet
続いてはCHAOS対LIJ5大シングル対抗戦、第2戦。
この二人で言えばやっぱり同い年なものの、若いころから期待され多くの苦労を乗り越えトップ選手となった内藤に対して、それを追いかけてなんとか新日本デビューしたYOSHI-HASHIというような対比。
試合内容を見ても内藤が終始試合をコントロールし、それに吉橋が抗いながら闘う感じで不思議とそういう構図になると熱い試合になったりする部分もあるんですよね。
しかし逆に言えば「いつまでたっても格下・挑戦者側」でないといけないということでもあるんですが。
皆が皆アカレンジャーではない、にしても果たして吉橋は今後何を目指すのか、は少し気になります。
●オスプレイ対ヒロム!
凄まじい空中戦‼︎息もつかせぬ激しい攻防‼︎
— njpwworld (@njpwworld) 2018年2月10日
視聴&登録▷https://t.co/NxJKtVK94f #NJNBG #NJPW #NJPWWorld pic.twitter.com/XielWG0fgM
時刻:19:23
ツイート数:90tweet
続いてはIWGPジュニアヘビー級選手権、前日の記者会見から煽りVまで視聴者を困惑させっぱなしの組み合わせですが試合となれば話は別で、文句なしの上の上。
ともに若く、今世界で売れっ子ジュニア戦士という共通項もあってか試合自体も、ともすれば”過激”とも言われる壮絶な展開ではありますが、ただ危険技を出す、飛び技を出す、だけでなくお互いの意地と感情が迸る、良い試合でしたね。
その中で一歩先んじたのがオスプレイで、各種打撃が効果的に効き、オスカッターでヒロムを倒し、2度目の政権にして初めての防衛成功となりました。
こういうのを互いに認め合い、高めあう仲って言うんですかねぇ。
●後藤対EVIL
【2.10大阪大会・第8試合】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年2月10日
NEVER無差別級選手権試合!
“王者”後藤洋央紀がEVILを相手に“除霊”なるか……?
新日本プロレス・スマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占詳報中! #njpw #njnbg pic.twitter.com/hzxIJ4sUdl
時刻:19:53
ツイート数:68tweet
続いて、こちらも前哨戦コメントから「悪霊退散マッチだ!」と煽って期待感を高めていたものの煽りVでその悪霊要素が紹介されてなくて今一伝わってなかったという大誤算!
後藤さんとしては大きな数珠を持ってきて、実際にそれを使ったこうぼうもあったんですが、試合としては真っ向勝負のぶつかり合いっていう感じで、その辺のギャップがなぁ・・・という。
そういう前哨戦・コメントでの盛り上げを試合に直結できないのはちょっと後藤さんの損なとこですかねぇ。
しかしなぜ山ちゃんもライガーもやたらと後藤さんに厳しいのか・・・
●オカダ対SANADA
THE NEW BEGINNING in OSAKA!!(2/10)を公開!
— njpwworld (@njpwworld) 2018年2月10日
メインはIWGPヘビー級選手権試合、@rainmakerXokada VS @seiyasanada!
激しく入れ替わる攻防!@rainmakerXokada は10度目の防衛となるか⁉︎
それとも@seiyasanada が初戴冠となるか⁉︎
視聴&登録▷https://t.co/AjH0VHxXmf #NJNBG #NJPW #NJPWWorld pic.twitter.com/L6V5lTGFMF
時刻:20:36
ツイート数:95tweet
続いてIWGPヘビー級選手権、EVIL内藤の二人を倒したオカダに初挑戦となるSANADAが挑む。
SANADAは場外・リング上で普段使わないパイルドライバーを用いて序盤からオカダの首を攻め、必殺のスカルエンドに繋げる堅実な攻め。
実際、終盤でもリング上から変形の牛殺しに繋げるような危険な攻めも首攻めで「Scull Endで決めてやる!」っていう意思を感じましたね。
しかしその攻めにも動きに鈍りを見せないオカダ、それに対して得意技を重ねていくんですが逆にそこで動きを読まれて2度目のラウンディングボディプレスは膝剣山、アサイDDT式スカルエンドもスクリューツームストンにと切り返されたのが勝負の分かれ目か。
そういう部分を見ると果たしてSANADAはオカダを追い込めたのか(きつかったとは言ってましたけど)、これまでの3戦が「想定以下」だったのに対して今回はどうだったのか、気になりますね。
所感雑感
というわけで1.5で生まれた因縁の決着する大阪大会でした。
上述したミステリオの参戦に加えて、ヘビー級転向を宣言したタイチが内藤を襲撃したり、次の旗揚げ大会では数年ぶりとなるIWGP王者対決としてオカダ対オスプレイがぶち上げられましたりしましたが、なんだかんだと言いつつ来月のシリーズに向けて話題は作られていきますね。
というかIWGP王者対決はヒロムが前々から目標に掲げてただけに悔しい展開ではあったりしますが。
いずれにしても2月シリーズはこれで終幕、今度はROH興行がありつつ、3月の旗揚げ記念日、NJCに続いていきます。
それもあってか、2月は配信が少ないんですけど来月は倍近くあるので楽しみです。
それでは