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NJPW On The Roadで振り返る常連外国人達

先日Switchbladeとして凱旋帰国し、棚橋に宣戦布告をして以降音沙汰のないジェイ・ホワイト。
現状では棚橋が一方的にコメントを発して挑発している段階ですが例年の流れで言えばタッグリーグの最終戦でもう一度来場して・・・という感じでしょうか。

ということなどを考えていたらYouTubeが空気を読んだのか下記の動画をおススメしてきました。

NJPW On The Roadは所謂新日本の常連外国人を取り扱ったドキュメンタリー企画で2016年の5月から開始され、現在も(多分)続いている人気シリーズです。
それまで日本人の所属選手と比較して露出が少なく、その境遇や心情などを知る機会の少なかった外国人選手たちを知るために非常に役立つのも人気の秘訣ですかね。
また、ほぼすべての動画が新日本プロレスワールドで無料公開されるとともにYouTube上でも公開されており、どの動画も数万回再生されてますね。
というわけで今回はこのNJPW On The Roadを見ながら所謂新日本の常連外国人について振り返って生きたいと思います。

 Will Ospreay(2016.5.23~5.24)

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記念すべき第1回はウィル・オスプレイ選手。
まだ当時はオカダに紹介される形で当時ジュニア絶対王者として君臨していたKUSHIDAの挑戦者として来日したのですが、その初来日から初挑戦までに密着した映像になっています。
初めて訪れた東京の街に戸惑う姿や、今まで経験したことがない規模のビッグマッチに臨んで興奮し、同時に緊張する姿などが当時弱冠22歳だった(といっても現在でも弱冠24歳)オスプレイのありのままの姿を映していますね。
しかしその年齢でありながら、イギリスでのプロレスについても口にして「もっとイギリスのプロレスの立場を上げたい」という思いも口にしています。
オスプレイの等身大の姿と、背負っている責任や覚悟が共に見られる、そんなOnTheRoadの雛形が既にここで完成していますね。
この際の王座挑戦では、#3にリングサイドからの映像があるように、KUSHIDAに返り討ちにされてしまいます。
試合後には悔しそうな表情を浮かべるものの「強くなって戻ってくる!」と強く宣言しています。

その後実際にオスプレイは継続参戦し、BOSJ優勝・準優勝を経験し、そして初挑戦から1年半経過した今年10月に悲願のIWGPジュニア初戴冠を果たします。
そして現在は1.4で予定されているIWGPジュニアの4WAYマッチ(マーティvsオスプレイvsKUSHIDAvsヒロム)に向けた前哨戦を繰り広げている段階ですね。
ある種この映像は、オスプレイの新日本での成り上がりのスタート地点を映したような映像なので、IWGPジュニア戴冠も果たし、間違いなく新日本ジュニア部門の中心選手となった今の姿も改めてOnTheRoadで特集して欲しいところ。

Jay White(2016.5.26~5.28)

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第2弾は当時ヤングライオンとして新日本で下積み時代をすごしていたジェイ・ホワイト、冒頭でも述べたように後のSwitchbladeの若かりし頃。
ここでは当時同じように若手だったデビット・フィンレーやジュース・ロビンソン、そして当時デビューしたてだった後輩の川人拓来の姿もあり和気藹々とした様子も映していて中々にレアな映像となってます。。
そんな和気藹々と同時に母国とは余りも違う文化・しきたりに苦しんだとも吐露しており、そんな思いをしながらも新日本で成り上がろうと努力を続けている姿がなんとも共感を誘います。

#3では当時鎬を削っていたフィンレーとの試合が映され、そして試合後のコメントとしてケニー・オメガとの再戦を目標として掲げます。
ジェイはこのOnTheRoadの収録の直前の3月に新日本本隊対BulletClubと題したシングル5番勝負で当時IC王者だったケニーと闘ってたんですよね。
試合は勿論ケニーの勝利、しかしケニーの猛攻を受けに受け、そして意表をつく丸め込みであわやの場面も演出し、会場を大いに沸かせていました。
しかし試合後コメントでは歯牙にもかけないケニー、そしてほうほうの体で帰っていくジェイと力の差が明らかになる結果に。
この試合から1年半を経て帰ってきたジェイですがはたしてそのリベンジはいつ訪れるのか・・・
まぁとにかく現在は一世一代の大舞台であるドームでのIC・棚橋戦を待ちましょう。

Sydal & Ricochet

この次がリコシェとサイダルなんですけどYouTubeからは消されてますね・・・
一応新日本プロレスワールドだと#2#3だけ有料ではあるものの何とか見れます。
まぁなぜこういうことになったのかは良いとして、当時二人はある種の黄金期を迎えていたジュニアタッグ戦線の中心チームでした。
両者共に世界トップクラスのハイフライヤーであると同時にどこか波長があったチームであり、この動画でも二人のどこか自由気ままな様子が見て取れます。

この後はジュニアタッグトーナメント優勝やジュニアタッグ王座を2度戴冠、このタッグに小島を加えてNEVER6人タッグ戴冠など活躍しました。
その後は諸事情あって、現在サイダルはImpactレスリング、そしてリコシェはWWEへということが噂されていますが、またどこかでこの二人が組むところを見たいものですね。

六本木VICE Rocky Romero & Baretta (2016.7.21~7.22) 

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続くのは同じくジュニアタッグ黄金時代を築いた1チームである六本木VICEのロッキー・ロメロ、バレッタの二人。
映像が二人のサイン会での様子から始まるなど二人の新日本ファンへの受け入れられ方のこれまでの4人との違いが見えますね。
というのも二人とも新日本参戦暦が結構長い。
ロッキーはそもそもかつて存在した新日本LA道場出身、そのごブラックタイガーとして2005年に参戦、2010年にタッグ部門の選手とした再参戦して現在まで至っています。
一方バレッタは2013年に一度BOSJなどにスポット参戦し、その後2015年からロッキーとのタッグである六本木VICEとして継続参戦を始めます。
そういうわけで二人とも日本での生活にもなれた様子。
それでも奇妙に感じる日本とアメリカの往復生活のことやお互いの印象についてなど語っています。
これまで様々な団体を渡り歩いてきた二人だからこそノリが合い、六本木VICEとして一時代を築けたのではないか、ということが見えますね。
ちなみに多くのタッグパートナーを持つロメロ史の中でも六本木VICEは最多の4度のIWGPジュニア戴冠を果たしたチームでもあります。

その後も六本木VICEとして活動をするものの、#3でロッキーが明かしたようにバレッタのヘビー級転向を実行するために発展的解消を果たします。
バレッタはUS王座挑戦に加え、チャッキーTとのベストフレンズを逆輸入してWTLにも参戦、ロッキーは六本木3Kの監督として新たな道を進み始めました。
そういう意味だとバレッタのパートナーであるチャッキーTも特集して欲しいところ。
しかしこのリコシェサイダル回以降は食事シーンが入るようになったけどこの回はめっちゃ散財してそう・・・

棚橋弘至 エースの帰還

お前常連だけど外国人じゃないやんけ!と思わずなりましたけど、タイトルどおりエース・棚橋の復帰に密着したドキュメンタリーになっています。
そもそもの発端はケニーが中邑にBCニューリーダー宣言&宣戦布告をしたもののその中邑が新日本を退団、その代打・Xとして名乗りを挙げたのが棚橋だったのですが、
試合としてはケニーが秘めていたポテンシャルを開花させるような激しい試合になり、ケニーのヘビー級転向に花を添える結果になってしまいました。
そのままでは終わらない、終わらせないのが棚橋!ということで大阪城ホールでのリベンジマッチを目指すものの直前になって左肩を負傷し、その王座戦も流れてしまいます。
時期的は、今から想像できないほど「新日本、やばいぞ」という雰囲気があった次期だけに棚橋も一度は欠場を受け入れるものの、G1での復帰を目指してリハビリに励む姿が映し出されています。
しかし直前のマット練習で受身を取った時にもうめき声を上げ、復帰戦でも右腕集中攻撃を受け、SANADAに金星を献上することになってしまいます。
それでも、怪我を押しても出場を強行したのはやはりそれだけ棚橋の存在が新日本内で大きく、そして必要とされていることでもありますが、
#1でも「ファンから『しっかり治してから戻ってきてください』と言われる」という話が出て来るように、そのしっかり治すだけの時間が得られるようになって欲しいと思わざるを得ないですね。
G1そしてドームもなんとか完走したものの今年は今度は右腕を負傷したりもしてますし。
はたして本当の意味でちゃんと治せる、治る時が来ることはあるんだろうか

それはそうといまやもうロン毛棚橋に違和感感じてしまうな・・・慣れとは恐ろしい
ちなみに復帰戦の時の黒いリングシューズコスチュームは結構好きです(すぐやめたけど)

Michael Elgin(2016.8.22~8.25)

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続いて棚橋とのタッグでWTL出場したこともある常連外国人、マイケル・エルガン
新日本と始めて絡んだのは2014年の5月に当時AJが保持していたIWGP王座にオカダも含めた3WAYで挑戦したときですね。
翌年G1にも参戦しますが、参戦VTRで「え?だれ?」という反応を受けながらもその常識はずれの怪力と見た目にそぐわない巧さ、そして愛嬌のある見た目であっという間に認知され、現在は新日本と所属契約を結んで活躍しています。
実際にこの映像でも余り必要以上に語らない寡黙な一面が見て取れますが、そういう寡黙で一途な面も日本のファンに気に入られた要因でもなるのかなぁと思ったりしますね。

この映像の時点ではIC王者であり、その後内藤にベルトを奪われまた欠場することになりますが、今年1月に復帰し、内藤とのリベンジマッチで会場を揺るがすようなとてつもないファイトを見せています。
現在は噂のジェフ・コブとの怪力タッグでWTLに出場していますし、既に見せつつあるとんでもないパワーの競演を早くぜひとも見たいですね。

Kenny Omega (Part1:2016.10.9~10.23、Part2:2017.1.18~1.19、Part3:2017.8.17~)

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棚橋、エルガン回では2016年のG1開幕戦前後で収録が行われていましたが、そのG1で優勝、しかも初出場初優勝、しかも外国人での優勝を果たしたのがケニー・オメガでした。
2016年からAJスタイルズに取って代わる形でBCのリーダーにしてヘビー級のメインイベンターに名乗り出たケニーは、実際G1まではきつい攻撃の目立つヒールという評価も少なくはなかったのですが、
しかしG1を経てその評価はまさにひっくり返り、その後は押しも押されぬメインイベンターへの変貌していったのは周知の通り。
そんなレスラー人生のターニングポイントを経たケニーは、ある種抜け殻というか悪いものが抜け落ちたようにも見える様子でインタビューを受けていますね。
ケニーのインタビューは通算で3回行われますが、それはケニーの人気ゆえと言うのもありますがその雄弁さも理由の一つかと思います。

この3つのインタビューではケニーのG1制覇、東京ドームのメインイベントそしてUS王座戴冠という3つのケニーにとって、そして新日本の海外戦略においてのターニングポイントで行われていますが、
それがケニーがこの2年間、新日本の、少なくとも海外戦略及び常連外国人の中心にいたことを示しているんではないかなぁと思います。
しかしこの3回のOnTheRoadを見るとケニー・オメガの(新日本のトップレスラーとしての)「始まり」「挫折」「栄光」みたいな感じになっててなかなか興味深いので通してみることをおススメします、めっちゃながいけど。

 David Finlay (2016.10.27~10.29)

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 第7弾は当時まさにヤングライオンから脱皮を果たそうとしていたデビット・フィンレー選手のジュニアタッグ初挑戦に密着した形になっています。
フィンレーは2015年のBOSJで初参戦し、その後ヤングライオンとして入門し、再デビューをしています。
タイミング的には田中小松の次の代、上記のジェイと同期に当たる選手でしたが田中小松ジェイが海外遠征へ旅経つ一方でフィンレーは結果的に海外遠征に行くことなく新日本で試合を続けながら若手の脱却を果たそうとすることに。
そんなフィンレーにとってのターニングポイントは紛れもなく小島・リコシェとのNEVER6人タッグ獲得でしょう、これもサイダル欠場の穴を埋める代打としての出場でしたが見事に新日本での初ベルトを獲得し、この動画でもあるようにリコシェとのタッグでジュニアタッグ王座にも挑戦するチャンスを掴みました。

新日本においては若手→海外遠征→凱旋帰国が所謂正攻法な出世街道なだけにそういう意味ではそのようなルートに乗れなかったのは同期のライバルに対して一歩遅れた感もあります。
そしてこの時はリコシェ、そして現在はWTLで北村とある種即席タッグでの活動と若手と絡む試合が主になっているように中々先に繋がる動きが出せていないような状況にもあります。
元から玄人好みなテクニックには定評があるだけに今後は即席ではない自身の居場所・役割を見出すことが第一の目標ではないでしょうか。
特に帰国したジェイが現在単独行動なだけにそこに加わるのか、または敵対するのかというところも一つのターニングポイントになるではないかなぁとも。

Tama Tonga (2016.12.26~12.28)

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続いてロメロに続いて参戦期間が長いタマ・トンガ選手。
個人的な印象としては本隊の陽気な外国人枠からBULLET CLUBの怪奇派と、GoD結成によるタッグ王座奪取までの下積み期間が長かった選手でもあります。
そんなタマにとっての転機はやはりデヴィット、アンダーソン、ファレとともにBULLET CLUBを結成したことでしょうか。
いまやそのオリジナルの4人の半分はWWEへ移動してしまいましたが、タマとファレがいるからこそのBULLET CLUBというような意見もあったり、
実際デヴィットやアンダーソンがいなくなったからこそタマが奮起してGoD結成やG1参戦、そしてアンダーソンのガンスタンの継承などここ数年を見続けてきた人たちにとっては思い入れの深いだけに応援したくなる選手でもあります。

しかし現状としてはBCはケニーたちtheELITEが中心となり、GoDとしてもタッグ王座ともしばらくご無沙汰になっている状態。
そんな現状への不満が今年のG1のケニー戦で爆発したこともありましたが、この動画ではただ静かに、穏やかにBCと新日本への愛を語っている様子も映っています。
こういうところを見るとやはり応援したくなってしまいますね。
特に今行われているWTLではEVIL・SANADAがアンダーソン・ギャローズが使っていたマジックキラーを使うなどしてGoDへの挑発をしているだけに今後の奮起が見たいですね。
昨年のWTLはタッグ王者で挑戦したものの、決勝でGBHに敗北し、ドームでは乱入してきた石井矢野にベルトを奪われました。
今年こそは

Juice Robinson (2017.3.3~3.5)

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 年が明けて1月にケニーのOnTheRoad第2弾を経て3月に公開されたのは本隊のムードメーカーでもあるジュース・ロビンソン選手。
新日本に来る前はFCW・NXTで活動していたものの2015年に自主退団、9月のシリーズから新日本に参戦し、10月には正式に所属することになります。
扱いとしてはセコンドや雑用もこなす若手なものの、それまでのキャリアもあって比較的すぐに若手の枠から出た活躍をはじめ、
特にこの2017年は後藤のNEVERへの挑戦、内藤のICへの挑戦、G1への初参戦とシングルプレイヤーとしても主張が強くなってきました。
特に最近は外国人といえばBULLET CLUBでヒールに、ということも多いためにこの超のつく陽性のキャラクターと甘いマスク、恵まれた体格はかなり貴重な存在ですし、OnTheRoadでも見られるひたむきな姿勢も応援されるゆえんでしょう。

現在はキモイさんことサミ・キャラハンとのタッグでWTL出場中でもありますが、一応NXT時代の同期、というか同僚だった二人なんですよね。
ジュースの陽性のキャラクターと果たして合うのか?と思いきやなんだか良くわからないがやたらと印象に残るデスジュースとして今WTLで台風の目になっているように見えます。
個人的にも破天荒なキャラハンの横に立つことで、ジュースも実は破天荒な奴だったということに気づいたり、ある種ジュースの新たな一面に気づくきっかけにもなって良いチームだと思います。
公式戦としては半分が終了、Aブロックは4点で同率1位が4チームと混戦模様ですが今後果たしてどうなるか。

Bad Luck Fale (2017.5.2~)

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(この後にケニー第3弾があるものの)現状最後は道場での若手時代を経験し、今や大番狂わせに定評のある実力者と化したバッドラック・ファレ
元ラガーマンだけ合ってその巨体に見合わぬスピードと突進力でBULLET CLUBのUNDERBOSSとして不気味な存在感を放ち、一度は中邑を破ってICを獲得したこともありますが、
この時には初めてのIWGPヘビー級への挑戦を控えている時期でした。
上記のタマもそうでしたけど新日本で若手時代をすごした生え抜きで、BULLET CLUBの創設メンバーであるからこそ頑張って欲しいと思われています。
しかしその一方で新日本での主流になっているスピードとテクニック、スタミナが重視されるスタイルとはある種対極にいるために、なかなか中心にたつことができない状態でもありました。
それは逆に他の選手にはないスタイルを持っている、怪物外国人としての個性があると言う意味でもありますが、この時も掟破りの逆ツームストンでオカダを追い込むものの、敗退。
無論それですべてをあきらめたわけではありませんが、ファレは同時にファレ道場という日本の道場形式のレスリングスクールをニュージーランドに開いて若い選手の指導をし、同時にニュージーランド、オーストラリアでプロモーターとしても活動を始めています。
選手として活動するだけでなく、そういったリング外からも地元ニュージーランドのプロレスビジネスを盛り上げようとする賢さなどがこの動画でも見えてきますね。

しかし一方で最近はtheELITEが使用停止勧告で使えなくなったTooSweetポーズの代わりに初めてOneSweetポーズの批判を繰り返して、WTLでもtheELITE派のペイジとなにやらギクシャクしている模様。
まさか分裂劇・内紛があるのか・・・そういう意味でもチョット気になるファレたち。

所感・雑感

書きながら各動画を見ていましたがどの選手にも共通することは、だれしも何かを犠牲にしながら日本にやってきていると言うこと。
言ってみればアメリカやヨーロッパからしてみれば日本は地球の裏側で、家族や恋人を母国に残して日本にやってきているわけですよね。
彼らは動画でそのつらさを語ると共に、そうしてでも来る価値が新日本のリングにはあると言うことも語っています。
だからどうだ、ということがこのOnTheRoad企画の主題ではないのですが、こういう背景と思いを知ることでより一層応援に身も入るんじゃないでしょうか。
WTLでは特に新しい外国人選手も多く参戦したので、彼らの誰が定期参戦するかはわかりませんが、そんな背景を想像しながら応援するのも良いんではないでしょうか。