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各種数字で振り返るWrestleMania34

WrestleMania(以下WM)34から1週間経った昨今皆様いかがお過ごしでしょうか。
一応RawやSmackdownのTop10ぐらいはチェックしてますがニコラス君が早々にタイトル返上してしまって悲しい・・・まぁ小学4年生だからね、仕方ないね。

それはさておき大会翌日には以下のような記事が出てました。

www.nikkansports.com

会場動員が7万8133人で興行収入が1440万ドル、日本円で約15.5億円とのことですがなんかもうスゴい領域に入ってますねぇ・・・
ちなみにちょっと計算すると観客一人当たりの収入は140ドル(~2万円)って感じですね、チケット代金がいくらかわからないですけどチケットが1万、グッズや食べ物で1万とかって感じですかね、まぁ観衆についてはちょっと盛ってるという噂で実際の動員としてもうちょっと低い数字が出てきたりもしますがこれはわからんですね。

今回はこのWrestleManiaに加えてここ数回、自分が集計した他のWWEのPPVについてちょっと数字をまとめて見ました。

ツイート/RT/ユーザー数

WWEでは番組中でも大会専用ハッシュタグ(今回は#Wrestlemania)に加えて各試合の専用ハッシュタグなんかも画面端に表示してたりして観客の実況を誘導しているんですが今回はPPVを通してイチバン使われたであろう#Wrestlemaniaについて集計をしました。
結果ツイート数は595,141ツイート、RT数は835,938RT、ユーザー数は110,687人となりました。
普段の新日本でのツイート数値と比較も出来ない数値ではあるんですけど、やっぱりこれはWWE、アメリカのプロレス人口の大きさを感じますね。
アメリカのプロレス人口については以前新日本のロングビーチ大会での数値を比較した時にも感じましたけど、アメリカでの最大規模の大会とあって数値もより一層凄いことになってますね。
また、普段のRawやSmackdownでの数値と比較してもかなり多いですからね

参考:

【4月第2週】RAW/Smackdownツイート・視聴者数推移 - プロレス統計
3.26 新日本プロレス STRONG STYLE EVOLVED ツイート解析 - プロレス統計
ツイート言語で比較するNew Japan CupとStrong Style Evolved - プロレス統計

各PPVでのツイート数値比較

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次にこれまでに集計してきた各PPVの数値を比較するとこんな感じ。
集計したPPVはTLC、SurvivorSeries(SS)、Clash of Champions(Clash)、RoyalRumble(RR)、Elimination Chamber(Chamber)、Fastlane、そしてWMです。
今更出好けどSSにするとSummerSlamと被るから良くないですね、次回以降はSurvivorにでもしよう。

数値を見るとRoyalRumbleやWM以外のPPVではツイートRTともに20万程度、ユーザー数は2万~4万と言った感じですね。
それに対すると所謂「年間4大PPV」と呼ばれるRoyalRumbleやWMはやっぱりどちらの数値もかなり多いですね。
とはいえ去年はRawとSmackdownの分離によって、各番組のPPVという形で開催されることも増えたのでそれによって各数値が少なくなっている可能性はあります。

ツイート数割合

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次に各ユーザーのツイート数を調べてみたところ、これまでの新日本関連で見られた数字とは大きく異なってなんと93%が1ツイートのみという結果に。
たとえば新日本の3月全体での結果だと1ツイートのみだったユーザーは全体の50%という結果が出ていましたのでここは大きな違いですかね。
ちなみに1ツイートのみのユーザー割合はWM直前のPPVであったFastlaneでは79%、WM後のrawでは64%、SDLiveでは63%だったので、日本と比較して1ツイート数割合が高めになるのがWWEの傾向であるという感じはしますが、その一方でWMでの数値がより高くなっているという感じですね。

参考:2018年3月の新日本プロレス ツイート+大会・動員数解析 - プロレス統計

 

ユーザー言語割合

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次にユーザーの言語による割合、全部で46言語が検出されました。。
当たり前ですけど英語ユーザーが大多数の85.9%で、一応比較として表示した日本語ユーザーは1%程度ですね、とはいえ日本語ユーザーは数で言うと7位と多いほうなんですけどね。
二番目に多いのはスペイン語で6.5%、これは同時間帯にあるメキシコとかからの視聴者が多いってことなんですかね
その後はフランス語(1.4%)、イギリス英語(Twitterだとなぜか分別されてる、1.2%)、ドイツ語(1.1%)、ポルトガル語(1.1%)、日本語、アラビア語(0.9%)と続いていきますね。

思えばWWEでは各種言語、英語(1位)スペイン語(2位)ドイツ語(5位)日本語(7位)中国語(22位)ポルトガル語(6位)ロシア語(13位)ヒンディー語(33位)フランス語(3位)と実況席がありますけど中国語とヒンディー語以外は結構ユーザー数上位の言語なあたりちゃんと調べてるんですかね。

おまけ:RTが多かったツイート

最後にPPV開催日中にRT数が多かったツイートの上位5個を

1.ダニエル・ブライアン復帰(2535RT)

 2.新RAWWomes王者、ナイア・ジャックス(1649RT)

 3.棚橋とナカムラ(1547RT)

 4.AJ、WWE世界王者として祭典へ(1539RT)

 5.ロンダ・ラウジー、WWEデビュー戦(1226RT)

新日本のでもこうしてRTランキングみたいなのは調べてことがあるんですけど、基本的には公式のツイートが多く、今回もトップ10ぐらいまではほとんどがWWE公式が多かったですね。
その中で一番多いのがダニエル・ブライアンの復帰、そして次にナイア・ジャックスの戴冠が来てるのが個人的には意外ですかね、その次のロンダ・ラウジーデビューはもっと上かと。
で、その中で棚橋のナカムラとの密会(?)ツイートが上位に入り込んでるのはなんかビックリですけど、AJの試合に向けたツイートが入っているのも含めてやっぱりファンに期待されてる試合だったってことですかねぇ。

所感雑感

というわけでWrestleMania34の各数値についてでした。
当たり前ではありますけど新日本での数値とは何もかも違いすぎるのがちょっと面白いですね。
普段のPPVだと、いつものようなピーク検索をするには普段の流れを終えていないからやめたんですけど、今後はこういう感じで分析していこうかなぁと思います。
きょうはこれまで、それでは