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3.16 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 後楽園大会 ツイート解析

さて遂に始まるNJC準決勝、早速ツイート解析をしていきましょう。

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は18:30開始、21:00頃に終了しました。

今回の専用ハッシュタグは#njcupにおけるツイート数は2,826ツイート(#njpw:2,362)、RT数は5,288RT(#njpw:5,121)、ユーザー数は594人(#njpw:665人)となりました。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
試合結果については公式の試合結果を参照してください。

 

 

ヒールの鑑

時刻:19:01
ツイート数:23tweet

さて最初のピークは第2試合、の試合後。
リングサイドに座っていた男の子に目をつけたランスがことあるごとにちょっかいを出した結果試合後には遂に号泣、これは極悪ヒールですわ・・・
果たして男の子はその後大会を楽しめたのか、気になります。

IWGPvsIWGP

時刻:19:36
ツイート数:25tweet

そして次は第5試合、NJCに出場していない王者同士のタッグマッチ。
前シリーズの旗揚げ記念日での防衛戦後のコメントで「俺の頭を踏みつけてる連中」と間接的にオカダのことに言及したりしている鈴木ですから、いずれはそれぞれのIWGPをかけて・・・ということを構想している感じはこの試合中にも見えましたね。
とはいえみのるは先日は内藤に突っかかる(内藤に突っかかられる?)場面もあって互いに挑発しあっている状態でもありますし、ジュニアタッグでの構想やNJCでのSANADA対ザックも控えてることもあって、対LIJの方に気が行っているようにも見えましたね。
その結果?として試合としては外道をしとめ、お互いのベルトを誇示しあう場面があったものの「今すぐに!」という感じではなく「いつか分捕りにいくから覚えとけよ?」っていう感じですかね。
NJCの性質上、優勝者に選ばれなかった場合次期シリーズに向けて急遽挑戦者を探さないといけないなんてこともあるので、それを見越して今から目星をつけてるって感じもあるのかなぁ。

SANADA対ザック

時刻:20:00
ツイート数:25tweet

そして次はもう一つの準決勝戦のカードSANADA対ザックの前哨戦。
これまでザックはある意味内藤飯伏の二人をテクニックでほぼ完封していたんですが、SANADAも関節技やグラウンドのテクニックがある選手。
実際前哨戦の中でもザックに勝るとも劣らない攻防を見せてましたし、いつも以上に色んな形でスカルエンドに入ってましたし、これは期待できそう。
でも逆に色んな形から入るスカルエンドをここで見せたことでザックに対策される可能性もあるのがなぁ。
その一方でザックはここまで内藤、飯伏をしとめた関節技には入らなかったですし、あれ以外にもSANADAをしとめられる技があるはず、と考えるとSANADAにとってはまだまだ油断ならない感じですかね。

IWGPジュニアタッグへ

時刻:20:19
ツイート数:30tweet

そしてこの試合はジュニアタッグの前哨戦(まだカードは正式発表されてないけど事実上の)でもあり、試合後にはBUSHIヒロム、デスペ金丸が乱闘に。
そしてそこに、今シリーズ不参加だった3Kも乱入し、もう2対2でやろうや!と決めていた2チームの間に割り込む形に。
わりと「また3WAYか!」という声もありましたけど、実際前回の3WAYは結構面白かったですからもう一丁!となるのも個人的には許容範囲ですかね。
もちろん要らない邪魔の入る3WAYはLIJ、鈴木軍にとっては避けたいところでしょうけどそもそもこの2チームが一気に挑戦表明してきた結果前回の3WAYになり、デスペ金丸はこの3WAYの特性を利用して漁夫の利でベルトを奪った部分もあるんだよなぁ・・・
まぁあと新日本だとリマッチ権みたいなものも暗黙の了解としてありますしね、割と3Kの主張は真っ当な感じ、SHOのマイクは如何せん淡白でしたけど(そこをYOHに補って欲しくはあったかなぁ)

棚橋対ジュース

時刻:20:54
ツイート数:47tweet

そして今大会のメインはNJC準決勝、かつてWTLにもタッグを組んで出場したこともある棚橋とジュースの対戦。
前日から意識しまくりだったジュースに対して棚橋は、新コスチュームが似合う厳しくて強い、ヒールスタイルで勝負に行きましたね。
正直に言うと、復帰してからの2シングル、そして前哨戦においても棚橋に対しては「うーん・・・」という感じだったんですよね、どうしてもコンディションの悪さが目に付いちゃうというか。
それに対して今回の試合での棚橋はジュースを潰しに行く黒棚橋スタイル、言ってみれば相手を動かし、コントロールして試合を構成するだけに運動量は少なくてすむので今の棚橋には最適な試合スタイルなんですよね。
それに加えて、やっぱり個人的に多幸感がーとかエースがーと言われる棚橋よりも「これは強いわ・・・」となる怖い棚橋のほうが好きなんですよね、きっと。
そういうわけで棚橋の今のコンディションとベストマッチした試合スタイルだったわけですが、それに答えて掟破りや奥の手などを出し喰らいついていったジュースもまた良かった。

所感雑感

というわけで準決勝第1試合の時点で手のひら返しです、これは棚橋優勝やで・・・
その予想の不安要素としてはやっぱり反対の山のザックなんですが、それはSANADA戦を踏まえてみないとですかね。
そういうわけでNJCも結末に近づいてきた感があると同時に両国大会、それ以後の大会に向けた伏線も張られ始め、今から両国、どんたくシリーズが楽しみですね。
それでは