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3.12 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 高松大会 ツイート解析

さてNEW JAPAN CUP1回戦もこれにておしまい、高松大会も早速解析して行きましょう。

集計結果

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は19:00開始、21:30頃に終了しました。

今回の専用ハッシュタグは#njcupにおけるツイート数は2,188ツイート(#njpw:1,933)、RT数は4,921RT(#njpw:4,763)、ユーザー数は525人(#njpw:578人)となりました。
4連戦最終日、しかも月曜とあってちょっと少なめ。

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これでNJC1回戦の4大会が終わったので各大会を比較するとこんな感じ、いずれの数値にしても土日はやっぱり多いですね。
あと同じ平日でも週終わりの金曜と週初めの月曜だと結構違う傾向がありそう。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。


試合結果については公式の試合結果を参照してください。

 

Just Tap Out!

時刻:19:51
ツイート数:21tweet

 さて最初は、前日にツイート集計していてもかなり珍しいレベルのツイート数を出した内藤対ザック再びという構図。
実況解説は内藤さんの膝をずっと心配している様子ではありましたし、実際終盤のコーナーミサイルでもたつく場面はあったものの、膝がいたいのはいつものことで、それを踏まえてうえで自分のムーブを確立してきた部分もあるのであんまりダメージは感じられなかったですね。
試合をしている様子を見てもいつもどおりで昨日の負けを気にしていない感じ、先日のコメント解析で推測したように「試合の勝ち負けにこだわらない」ことが今の内藤さんの特徴であることがこれからもわかりますかね。
一方でTLを見てたら内藤さんが負けて悔しい!とかリベンジして欲しい!なんて声も散見されるので、ザックから価値を奪えなかったのはファンにとってはちょっと残念だったかもしれませんね。

棚橋対タイチ、”後”哨戦?

時刻:20:09
ツイート数:20tweet

 お次は新日本隊対鈴木軍、一応カード的には棚橋対タイチの後哨戦なんですけど、タイチにしても棚橋にしてもあんまりお互いへの意識はして無かったですね。
それよりも意識が向き合ってたのは棚橋と鈴木、たった1ヶ月前のことなのにうっかり忘れてたけどICを奪い奪われた間柄でしたね。
棚橋としちゃNJCを優勝して鈴木を指名する、というのが真っ当?な手段なんでしょうけど、みのるはみのるでそれとは無関係に獲物を探してる状態でもあるのでここで因縁をつけておくのは再戴冠及びその先のIWGPヘビーとのW戴冠に向けての近道ですもんね。
しかし試合としては一昨日のファレ戦の鬱憤を晴らすかのようにランスがヘナーレを血祭りに、試合後には全く罪の無い成田君も生贄に・・・恐ろしい・・・

オカダ対飯伏、前哨戦?

時刻:20:41
ツイート数:20tweet

で、NJC中は基本的にNJC公式戦を踏まえた前哨戦・後哨戦が主かと思いきやこのカードは全然そんなことなかったですね。
個人的にはNJC後のオカダ対飯伏の前哨戦かなーと思ってみたりもするんですけど、オカダ飯伏の絡みはあまりなくどっちかって言うと石井対オーエンズの職人対決って感じでしたね、好きだけども。
それにしたって今シリーズの飯伏はなんか良いなぁと思ってたんですけど、以前との大きな違いで言うとやっぱり本隊でなくバレットクラブ所属ってとこなんですかね。
飯伏というと好青年みたいな見た目のヤベーイ奴という印象なんですけど、本隊だとそういうのを隠さざるを得なかったのがバレットクラブ(しかもリーダー不在)だったら色々出しても構わない、っていう感じで色々好き勝手やってる印象。
それで生き生きした飯伏が見れるというのを考えるとゴールデン☆ラヴァーズ復活の恩恵ではありますよね。

YTRマジック!矢野対スミスJr

時刻:20:57
ツイート数:64tweet

 そして今日のメインは矢野対スミス、ある意味で今年のNJCにエントリーしている選手の中で一番矢野免疫が無くて不利なのはスミスなんでは・・・と思っていたらって感じですね。
最近だと丸め込みではなくテーピングを使った場外リングアウト勝ちを常套手段としていたんですがこの日はデイビーボーイスミスJrのビッグボーイに狙いを定め、場外戦中にあらかじめダメージを与えておいたビッグボーイに鉄柵で一撃加え、場外勝ち。
実際は12分近く試合してるので結構苦戦してたはずなんですけど最後のビッグボーイ集中攻撃に気を取られて中身を忘れてしまった・・・スミスとスミスのビッグボーイは犠牲になったのだ、YTRマジックの犠牲にな・・・

チャッキーT対SANADA

時刻:21:24
ツイート数:40tweet

そして今日のメインにしてNJC1回戦最終試合はチャッキー対SANADA。
SANADAはいつぞやのインタビューで「エレガントな試合をしたい」なんてことを言ってましたけどこの試合はそれこそSANADAのやりたい「エレガントな試合」だった気がしますね。
大阪でのIWGP初挑戦を経て我、というか素を出すようにしてきたSANADAが試合を引っ張りつつも、チャッキーの巧さ凄さを引き立て引き出すような試合、なんというかSANADAとチャッキーの手が本当に合っている試合って感じがしましたね。
そして試合を決めた後に行ったマイクが、EVILがWTLで繰り返し使っていた「何の波乱も無く・・・」を使ったのは熱かったですね。
しかしながらやっぱり選手を売り出すのには、手の合った相手との噛み合った熱戦を魅せるのが一番ですねぇ、チャッキーが凄いってことは前から知ってたんですけどまだまだ見たい、という気分になりましたね。

所感雑感

というわけで2018年のNJCも1回戦全試合が終了しました。
ぶっちゃけ「まだ一回戦かよ?!」って感じもありますね、それぐらいボリューム感がスゴい。
単純に今まで2大会で消費していた1回戦を4回に分割した、というだけでなく全公式戦がセミ・メインに組まれたことでそれなりの攻防、それなりのボリュームを持った試合ばっかりなんですよね、矢野スミスですら12分やってますもの。
でもやっぱり見るからにはこうやって満腹感があるほうが楽しいですから、個人的には今年みたいな2戦ずつ公式戦って言う形式は歓迎ですね、連日解析するのもしんどい部分がありますが。

さて次回は3.14静岡大会中継でお会いしましょう(中1日かい)
それでは